【彼女と喧嘩したときは必ず読もう】時間を空けすぎると破滅を呼ぶ!それを防ぐ唯一の方法を、女性視点で徹底解説!

あなたは、彼女と喧嘩をしたときに「彼女の気持ちが落ち着いたら話そう」とその場を逃げ出したことがありませんか?

確かに、「時が解決してくれる」ことも無いとは言い切れません。

あなたからすると、「謝るタイミングがない」とか、「振り上げた手を下ろすタイミングを見失った」とか、「彼女にどうやって謝ってよいのか分らない」等、さまざまな理由があるでしょう。

でも、その間の彼女の気持ちを想像したことがありますか?

時間を空けすぎると、彼女の心からあなたが消し去られてしまうこともあります。

今回は、「彼女との喧嘩は即行解決が一番!」の理由を女性の目線で解説していきましょう。

 

1.彼と喧嘩になったときに女性が彼に望むことは?

(1)些細な事がきっかけの喧嘩のときの女性の気持ちを理解してますか?

「些細な事がきっかけだったはずなのに、彼女と大喧嘩になってしまった・・・」という経験はありませんか?

長く付き合っていると、相手への甘えもあって、そういうことも起ってしまいます。

しかし、いくら愛し合っていても、お互い他人ですから、心の傷が深くなると、元に戻れなくなってしまうこともあります。

女性の場合は、彼を愛していて、愛されている実感と、自分の気持ちを分ってくれさえすれば、大抵のことは許せます。

ただし、これは「何をやっても許される」という意味ではありませんよ。

些細な事がきっかけの大喧嘩の場合、男性は、「きっかけとなった出来事」だけを切り取って、問題解決のための原因と対策を考え、彼女の気持ちを収めようとします。

しかし、女性の場合の些細な出来事は、怒りのスイッチが入る「きっかけ」に過ぎずないのです。

だから、多くの場合「あなたは、いっつも○○」と過去の例が出てくるはずです。

(2)あなたへの彼女の怒りは心の傷の痛みからくる叫び!?

これは、あなたの彼女が「いつも同じようなことで嫌な思いをしていることを分って欲しい」という心の叫びです。

彼女が、理由もなく過去のことを根に持って、ネチネチ持ち出しているわけではありません。

要するに

「○○が嫌だって言ってるでしょ。どうして同じ事をするのよ。私の気持ちをいつになったらわかってくれるの!?」

とか

「どうして私の気持ちを分ってくれないの?(泣)」

ということなのです。

女性は、自分の気持ちを分ってくれないから怒っているだけです。

愛する恋人に向かっての女性の怒りは、傷ついた心の悲鳴なのです。

 

2.彼女の心の叫びを無視すると破局を迎える原因になる?

(1)時間を開けすぎたら彼女の心は自己完結してしまう?

女性は、仕事をしながらも愛する彼のことを頭の片隅に置いておけます。

しかし、男性は仕事に没頭すると彼女のことを忘れて、仕事が終わったら一番大切な彼女のことが頭に浮かぶものです。

ですから、男性の場合は、喧嘩の後連絡しにくくなっていたら、仕事にかまけて、「1~2週間何の連絡も無し」なんてことは多いかもしれません。

筆者の旦那様は、非常にアバウトな性格なので、放置の時間が長かったですよ。

結婚前のことですが、喧嘩の翌日に出張し、空港のトイレに携帯を水没させ、空港の近くで携帯を急遽購入したので、電話番号が変わってしまいました。

そんなふうに連絡不能になったにも拘わらず、携帯が水没したので、筆者に連絡もできないまま、海外出張から戻って初めて会社に連絡してきたことがありました。

携帯の番号が変わって、5週間後の連絡でした。

筆者からすると、喧嘩の後すぐに携帯番号を変えられて、連絡不能になったまま5週間経過です。

初めはビックリ!です。

プロポーズもされていたので、何かあったのかと心配になりました。

でも、1週間を過ぎた頃から「別れの意思表示」だと諦め、怒りがこみ上げてきました。

心配した分、アホらしくて、自分が情けなった筆者は、あんまり腹が立ったので、女友達と傷心旅行に行ってしまったくらいです。

そして、彼の連絡先を筆者の携帯から削除、思い出の写真を捨て、婚約指輪は妹にあげちゃいました。

女性は、あんまり傷つくと、立ち直るために自己完結して次へ進もうとします。

次へ進むと後ろを振り返りません。

筆者は、合コンにも行きました。

こういうとき、女友達は大活躍してくれます。

(2)5週間後彼は出張土産をたくさん買って会いに来ましたが・・・

ところが彼は、喧嘩なんて無かったかのように、普通に海外の出張土産を持って筆者の家にやってきました。

筆者と彼の会話

筆者「何の用?」

彼 「出張だったからお土産持ってきた」

(彼は普通にニコニコお土産を差し出します。)

彼 「電話水没しちゃって連絡できなかったんだよ。ごめん。海外出張だったから許してよ」

筆者「・・・・・・(無視)」

彼 「普通、プロポーズして連絡不能になるはず無いんだから、どうして別れたことになるわけ??意味分らないし・・・何かあったと思わない?」

筆者「・・・・・・(逆ギレ???)」

彼の態度を見た筆者の気持ち

携帯が水没したら、携帯番号が分らなくなって、メールアドレスも分らなくなったということも分ります。

でも、会社の電話番号はHPに掲載されています。

連絡しようと思えば、何だってできると思います。

当時、筆者は社労士事務所を経営していましたから、電話に出た事務さんに伝言を頼むこともできます。

しかし、彼は逆ギレです。

彼は「意味分らないし」と言いますが、筆者が何故彼に怒られているのか、筆者の方こそ意味が分りません。

こうなったら、逆ギレした彼に対して筆者がとる態度はひとつです。

黙って、玄関を閉めました。

だいたい、女性からしたら、プロポーズの後に大喧嘩になって、彼の方から電話番号変えられたら、普通一方的な破局宣告だと思いますよね。

電話が壊れたなら、彼女に誤解を与えないように、どんな手を使っても大慌てで連絡してくるのが普通だと思います。

自分でもよく仲直りして結婚したものだと思います。

筆者は彼よりも少し年上なので、彼は筆者に甘えていたのかもしれませんが、男性の場合、「言わなくても気持ちは伝わってるはず」と思っている人が多いのだそうです。

それは大間違いです。

気持ちは言わないと伝わりません。

ましてや、心が傷ついたときは、ひたすらマイナス思考です。

すると、自己防衛のために、筆者のように自己完結に走ります。

筆者の場合、電話が通じなくなって3日で「年下だから、いざ結婚となると尻込みして逃げた」と結論を出し、忘れる努力を始めました。

年上女性が、年下の彼に未練タラタラは惨めです。

その後1ヶ月は、心の傷を癒しプラス思考になって、新たな人生を歩み出すにはちょうど良い期間でした。

 

3.女性の思考は上書き思考だということを知ろう

(1)女性の場合、ひとつの恋が終わったら次です

女性は、過去を振り返りません。

筆者は、彼を思い出す全てのものを捨てて、周囲にも破局を宣言して、仕事に没頭してました。

女性は、男性のように、思い出として過去の男性を懐かしむことはしません。

恋が終わったら、それらの思い出は即消去です。

新しい恋で、心の傷を埋めちゃう女性もいるくらいです。

飲み会や合コンに行きまくり、仕事にも没頭して、次の幸せに前向きに進みます。

男性のように、過去の恋に浸る余韻期間なんて無いのです。

だから、女性に自己完結の決断期間を与えるほどの時間を喧嘩の後に与えてはいけません。

(2)上書き消去されないためにはどうしたらいい?

彼女が怒って、会う勇気が無いとか、仕事が忙しくて会う時間が無いときは、せめてラインかメールで連絡だけは定期的に行いましょう。

面と向かって謝るのはできなくても、ラインやメールなら自分の気持ちを正直に伝える事ができるでしょう。

「今仕事が忙しくて時間が取れないけど、○日以降食事に行こう」

とか

「ごめん。仲直りして欲しい」

とか

「○日会えない?」

とか、なにか、一言でも連絡しておきましょう。

放置は絶対にいけません。

女性の心は傷つきすぎると、自己完結してしまいます。

 

まとめ

筆者の旦那様は、男友達や同僚や先輩達に相談して、自分をフォローしてくれる人を探したようですが、誰もフォローしてくれなかったそうです。

「プロポーズした後に喧嘩して、携帯が壊れて、しかも海外出張という特殊な事情が重なったとしても、彼女は知らないんだから、連絡なしに携帯番号変わったら普通『捨てられた』と思われても仕方ないぞ。謝り倒せ。おまえが捨てられるぞ」

と脅され叱られるばかりで、心底反省したそうです。

可哀想なくらい毎日毎日、筆者に謝りに来ました。

筆者の実家に行って、妹夫婦や親戚にもお願いしまくり、筆者の周囲を全員味方につけて、周囲の擁護や援助を少しずつ得ていきました。

それはそれは、驚くべきフットワークで、

「可哀想だから許してあげたら?」

と筆者の周囲が全員そんなふうに彼の味方をするくらいです。

彼は、1ヶ月の間に10kg近くも痩せてしまって、見るからに精神的にやつれた感じになってしまったのです。

周囲の応援もあって、結納が予定通り行われ、彼と無事結婚式を挙げた次第です。

ちなみに、妹にあげてしまった婚約指輪は0.3カラットでしたが、再びもらった婚約指輪のダイヤの大きさが1カラット近くまで大きくなりました。

新婚旅行も北海道からフランス・イタリアの旅に変わりました。

こうして、筆者は、桂由美のドレスを着て、2度目にも拘わらず、お色直しを2回して、大満足の結婚式を皆に祝福されて無事挙げることができました。

筆者の旦那様のアバウトな性格は、未だ相変わらずですが、喧嘩をしたら、間を置かず謝るようになりました。

あなたも、大切な彼女に上書き消去されないように、存在のアピールは継続的に行いましょう。

女性は、どうでも良い相手には本気で怒ったりしません。

女性は傷ついたから怒るのです。

彼女の傷ついた気持ちを理解できる仲直りの上手な男性は、喧嘩の度に彼女との絆が深まって行きます。

「喧嘩するほど仲が良い」というのは、「仲直り上手」という意味であることを忘れないで下さいね!

作成者: kiriko

元社労士の主婦ライターです。 知識と経験を活かしてコラムを書き始めて10年になります。 いつも初心を忘れず、少しでも読者の皆様のお役に立てればと思いながら記事を書いています。 どうぞよろしくお願い申し上げます。