【女性筆者が解説】40代女性が結婚に求める条件の特徴とは?
昨今のメディアでは、年の差婚が騒がれることが度々あります。
しかし、最近の婚活市場においては、女性が若い男性と年の差婚をする可能性は少ないのが現実です。
それに、女性側も40代になると結婚や子供を諦めてしまう場合も多いのです。
かくいう筆者も、30代前半で離婚したときは再婚なんて思いもよらず、女独り生きていく覚悟をしていました。
そんな筆者も、30代後半に20代の今の夫と知り合って、41歳のときに若い時には想像もしなかった年下男性と再婚してしまいました。
当時の夫は29歳です。
筆者の知る限り、40代女性の結婚相手は、同世代の男性か、年の差婚(年上あるいは年下)か、どちらかです。
そこで、今40代女性とのお付き合いを望んでいる男性へ向けて、40代女性の結婚に求める条件の特徴をご紹介しましょう。
Contents
特徴その1|40代女性は結婚よりも先に心の安らぎを求める
(1)周囲から結婚の話題を避けられる年齢になったことを40代女性は自覚している
婚活市場では、悲しいことに男女間の年齢に需要と供給というものがあります。
セクハラ発言が社会問題となっている世の中なのに、40代女性の同世代の40代男性は、「子供が欲しいから32歳までの女性を希望」と明言することが多いのです。
それは、現在の医学において、子供が産める女性の年齢は「32歳まで」というのが一般論だからです。
しかし、医学の進歩によって現在の不妊治療は非常に進んでいます。
可能性は低くなりますが、40代後半でも初産で出産している女性がいます。
国の方針でも不妊治療の助成金は45歳までで打ち切りとなってしまったように、40歳以上の自然殷賑の確立は1~2%というのが現状です。
自然妊娠の可能性は32歳までという一般論も、医学的には、20代後半から女性の自然妊娠確率はどんどん低下しているのが現状です。
それでも、奇跡的な%だとしても、確実に出産した女性がいるのですから、40代女性が子供を産めないとは限りません。
そんな現実の中、晩婚化時代に突入しているにも拘わらず、世の男性は自分の子供が欲しいと思うのが一般的です。
ですから、婚活市場では、年齢によって男女の間に需要と供給があるような事態になっているのです。
それを40代女性も、しっかりと自覚しています。
(2)恋だって「捨てる神あれば拾う神あり」程度に40代女性は思っている
婚活市場で40代女性の需要が少ないからといって、世の中全ての男性が婚活に励んでいるわけではありません。
見ず知らずの女性との出会いを求める婚活市場なら、条件として子供の産める女性とのご縁を望んでいても、男性だって、恋に落ちる時に、女性の年齢は関係ないのです。
あなたが恋に落ちてしまった女性がもしも40代だったら、子供のいる家庭への希望なんて二の次になってしまう事がほとんどです。
筆者の周りにも40代で結婚・再婚した女性はたくさんいます。
婚活に励んだ末結婚に至った人もいれば、結婚なんて考えていなかったのに運命の出会いを果たして結婚した女性もいます。
筆者は後者です。
10代の頃からっずっと、「年下男性との恋なんてあり得ない」と思っていました。
30代前半で離婚して、女独り一生懸命生きてきた筆者は、恋なんてしている暇はありませんでした。
経済的に自立することに必死でした。
でも、自分の恋のポリシーと現実の心の動きは全く違う方向に動いてしまいました。
突然の20代男性の猛烈なアプローチには、ビックリ・ドッキリと同時に、久し振りに感じたトキメキに自分でも驚き、何より心地よい癒やしになったというのが、当時の筆者の心の状態です。
筆者のような感じで、自分の心の動きに驚きながらも、若い男性とお付き合いを始めるアラフォー女性は多いと思います。
アラフォー女性は、今までの人生経験からとても慎重です。
世間体も考えますので、若い男性とのお付き合いには、フラれたときの覚悟までしてしまいます。
だから、あまり好きにならないように、彼の心変わりに打ちのめされない程度に心に壁を作ってしまいます。
筆者の場合は、束の間の恋の覚悟をして「トキメキをありがとう」と言ってスマートに別れられる覚悟をしました。
結婚なんて厚かましいことは望みません。
100%とは言いませんが、40代独身女性には、世間の常識にがんじがらめになっている臆病な女性が多いのです。
特徴その2|40代女性が結婚を考えるときもライフスタイルを守る
(1)40代女性はいつでも女子力満載!?
40代女性は、20代女性と女子力を争ったりしません。
30代を迎えた頃から少しずつ、生物的な加齢に逆らえないことを自覚していき、徐々に無謀な挑戦をしなくなるのです。
しかし、女子力を放棄したわけではありません。
アンチエイジングには励みます。
アンチエイジングに励んでこそ、加齢による老化現象をどうにか停滞させてられるからです。
自然に任せていたら、運動不足と睡眠不足で、加齢に拍車がかかってしまいます。
もしも、40代女性が20代女性に張り合うとすれば、それは人生経験から来る「妻力」や「人間力」でしょう。
また、全身からにじみ出る「上品さ」や女性としての「品格」や「気遣い」も40代女性ならではの20代女子力と戦う武器となるでしょう。
仕事に一生懸命で、人生を充実させてアンチエイジングに励んでいる女性は、20代女性にはない魅力があるのです。
(2)40代女性は自分の人生を楽しんでいる?
40代女性は、ちょっぴり恋に臆病で、人間関係に諦めを感じているかも!
40代になると女性も「人生こんなもの」とそこそこの人生で満足し始めます。
若いときのように何かを貪欲に求めたりしません。
穏やかに、自分らしく、人生をそこそこ楽しむ、といった自分だけのライフスタイルを持っています。
20代の時のように、結婚を貪欲に望んだりせず、「いつかは結婚するかも?」程度に思いながらも、自分一人で生きていく覚悟も始めています。
結婚を諦めているわけでもないのに、どうして自分一人で生きていく覚悟をするかというと、大きな期待をして傷つくのが怖いからです。
だから、若い彼から交際を申し込まれても、大きな期待をせずに、20代の時のように恋で頭がいっぱいになってライフスタイルを崩すようなことはありません。
それが40代女性のプライドかもしれません。
年の差婚をした筆者の場合は?
筆者なんて、現在の夫からデートに誘われても、告白されても、「今は熱くなっているだけで、どうせすぐに飽きる」と思っていました。
今の夫からプロポーズされたときに、「まず同棲してみない?」と言ったくらい彼の気持ちを一次の気の迷いだと思い込んでいました。
「20代後半男性なんて、まだ子供。
男は35歳過ぎたら人生観がコロッと変わるから、この恋はすぐに終わる。」
そんなふうに頑なに信じていました。
だから、筆者はどんなときもライフスタイルを変えずに、いつでも独りに戻れるように、仕事を一番大切にしていました。
筆者の場合は、20代の彼(現在の夫)があまりにもパワフルだったので、周囲から包囲網を敷かれて結納も結婚式も披露宴も盛大に上げる運びとなりました。
後から聞いた話ですが、バブル時代に盛大に結婚式を挙げた筆者の初めての結婚に対抗心を燃やし、バブルの時代についてネットで調べまくっていたそうです。
だから、「あれもやりたい」「これもやりたい」「僕は初婚で初めてだから付き合って!」といったふうに、今の時代の若者には珍しく張り切って、盛大な結婚式となったようです。
婚活で同世代のバツイチ男性と結婚した女性の場合は?
婚活で同世代のバツイチ男性と結婚した筆者の友人は、結婚式を挙げずに婚姻届だけ出しました。
ただし、白無垢・打ち掛け・ウェディングドレスと、写真だけたくさん残すことにしたようです。
でも、結婚前と結婚後の彼女のライフスタイルは大きく変わりませんでした。
夫婦共働きで、妻として家事と仕事を上手にこなしていました。
彼女の場合、彼が「君と一生過ごせるなら子供はてもいなくてもいい」と言ってくれたそうですが、彼女は不妊治療にも励んでいて、45歳で母となりました。
特徴その3|40代シングルマザーの再婚には時間がかかる
(1)40代シングルマザーには自分よりも大切な子供の人生がある
20代後半や30代前半で結婚したバツイチ女性には、思春期くらいの難しい年頃の子供がいます。
思春期の子供を一人で育てるのは大変です。
筆者は、初めての結婚で子供をもうけたものの、離婚したときには、嫁ぎ先の会社の跡取りということで、親権をお得られず、子供と一緒に暮らすことができませんでした。
そのため、20代~30代の子供のいる女性の人生には、自分の人生を諦めてでも、子供の人生を優先する覚悟が必要だったのだと筆者は痛感しました。
筆者は、無知だったので、親権を奪われるとは夢にも思わず、先に離婚をしてしまいました。
実家もあるし、親の援助もあるので、まさか親権を取られるとは夢にも思いませんでした。
しかし、裁判所は一刀両断に判決を下します。
その経験から、筆者は無知な自分に罰を与えるように、死に物狂いで勉強してたくさんの資格を取得したのです。
筆者のように、のほほんと生きていたら、30代女性でも、そういう愚かな人生の失敗をすることもあります。
しかし、40代女性はさまざまな失敗の経験をしてきていますので、経験則から非常に人生に慎重です。
(2)45歳で56歳男性と結婚した女性の話
11歳の年の差婚ですが、アラフォー女性の社内恋愛です。
交際を申し込んだのも、プロポーズをしたのも男性の方からです。
初めて知り合ったのは、お互い結婚していた頃でした。
その当時は、ただの上司と部下の関係でした。
その後、男性が海外赴任してしまいました。
それから数年後、彼女は夫を病気で亡くし、彼女はシングルマザーになりました。
彼女は同じ部署で働き続け、さらに数年後、彼が日本に戻ってきました。
海外赴任中に、彼も離婚して独りになっていました。
それから3年経ってお付き合いが始まりましたが、彼女の子供が20歳になって初めて結婚することを決めて、婚姻届けを出しました。
彼女の場合は、お付き合いはしていたものの、子供の気持ちを第一にし、ゆっくりとゆっくりと交際を進めていったのだそうです。
彼女にとって、自分の人生は二の次であり、子供のことで一生懸命でした。
そんな彼女を彼も上司としてずっと見守っていたそうです。
彼らは距離を縮めることを全く急がなかったのです。
まとめ
いかがでしたか?
40代の女性は、人生の折り返し地点として自分の老後の生活を考える年齢でもあります。
人生経験豊富な未婚女性もいれば、バツイチで独り頑張る女性もいれば、シングルマザーもいます。
彼女たちは、それまでの人生経験によって多くのことを学び、大人の女性として、多角的に物事を考えて人生を決めていきます。
20代~30代前半の女性は、勢いで結婚できます。
「愛さえあれば~」と勇気ある決断だってできるかもしれません。
しかし、40代女性は臆病でかつ慎重、しかも経験則に縛られています。
多すぎる経験則と常識が、彼女たちを心のままに動く事を遮っているのです。
失敗したときのことを山のように考えます。
何より、40代女性は、心も老いるということをちゃんと知っているのです。
だから、傷つくことを恐れて、当たって砕けるようなことができない年齢だと思っています。
だから、諦めるのも早いのでしょう。
「それはあなたの独断と偏見よ」という女性もいるかもしれませんし、「『40代女性』とひとくくりにしないで欲しい」と思う女性もいるかもしれません。
でも筆者は、あなたの愛する女性がもし40代女性なら、間違いなく次のようにアドバイスすることでしょう。
「思い切って経験則のオリから彼女を連れ出してあげないと、彼女自身の力では、結婚という大きな一線を越える勇気を持てないですよ」とね。