彼女と喧嘩のあと、これをやると修復不可能に!それを避けるための仲直り法を教えます

彼女との喧嘩の後、絆が深まるカップルと、そのまま破局に繋がるカップルがいます。

この違いはどこから来るのでしょう?

そこで、今回は喧嘩の後、修復不可能になってしまうパターンを紹介し、それを避けるための方法と女心をご紹介します。

 

1.喧嘩の後女性を放置しておいたら彼女の心に「破局」が居座る

(1) 仲直りの必要な「時間」も長すぎると女性は自己完結する

女性は、彼の頭の端にいつも自分がいると思っています。

でも、男性は彼女と仕事は全く別物ですよね。

男性の場合、仕事に夢中になっている最中に彼女の事なんて考えていないでしょう?

そして、仕事が終わると一番に大好きな彼女に会いたくなるのです。

その思考パターンを女性は理解していません。

女性は、仕事に集中していても、愛する彼のことは頭の端にあるからです。

女性は仕事と彼のことを同時進行で考えられるのです。

ですから、喧嘩の後、彼の仕事が急に忙しくなって連絡がとれない状況になったら、彼女の頭には「破局」の文字が浮かびます。

女性は、彼が連絡をくれない理由を頭の中で模索し、答えを探し求めてしまいます。

そして、自己完結で、勝手に「破局」を決め込んでしまうのです。

こうして女性は自己完結してしまいます。

ですから、男性は、喧嘩した後の仲直りは、即行動く必要があります。

男性はケンカをしたら、冷却期間が心を落ち着かせてくれる生き物ですが、冷却期間なんてあったら、女性の恋の炎はあっという間に冷却されて消えてしまうのです。

仲直りには時間が必要なときもありますが、別れたくないなら、彼女との連絡を取り続けましょう。

連絡が取れない状況になるなら、そのことをちゃんと連絡しておかないと大変なことになります。

「時間(とき)」が女性の思考に自己完結をさせ、彼との破局へと猪突猛進させてしまうかもしれません。

(2)女性の恋は上書き思考

彼と喧嘩したら、彼女だって自己完結前に、信頼できる女友達に打ち明けて大泣きします。

そして、彼の態度に対する彼女の愚痴を、女友達は、客観的に分析して、彼女が幸せになれる方法を意見してくれます。

人の幸せなんて千差万別です。

それに、喧嘩しているときの愚痴なんて、自分の悪いことは言わずに、一方的に彼の悪口ばかりです。

そんな一方的な愚痴に、女友達は親権に意見するのですから、彼女の怒りの炎に油を注ぎます。

そんな状態の彼女に、喧嘩の後、彼が偶然にも仕事が忙しくて一切連絡できなかったら一大事です。

女性は、女友達にたくさん打ち明けて、一挙に自己完結を図ります。

女性は、早く結論を出したいのです。

そんなとき、

「そんな男別れた方が良いよ」

と判断した女友達は彼女にとって力強いですよ。

合コンの設定や、新たの出会いの方法を、あの手この手で後押しします。

恋の傷は新たな恋で埋めようとするのが女性なのです。

女性の思考は「上書き思考」です。

元彼との思い出なんて、全部処分して、捨て去って心の整理をつけ前に進む、女性は上書き思考の生き物なのです。

だから、仕事にかまけて長い間放置しておいたら、仕事が終わって仲直りしようとした頃には、「彼女の隣には別の男性がいる」かもしれません。

付き合いの浅い内は、喧嘩したら、女性に時間を与えすぎたら破局を覚悟しましょう。

 

2.「別れよう」の言葉は喉から出かかっても取り敢えず一晩考えよう

(1)言葉って怖い!一人歩きしたりトラウマを生んだりして破局へ向かうかも?

言葉は、心の翻訳機を介して心に響きます。

例えば、隆さん(仮名)と美佳さん(仮名)の喧嘩の会話と受け取り方をご紹介しましょう。

美佳さん:「もうやだ!隆っていっつもそうよね。だらしないのよ」

隆さん :「『いっつも』って何だよ。いったい何がだらしないんだよ」

美佳さん:「この間のデートのときも○○、クリスマスのときも××。いっつも自分が楽しければいいのよね。私の気持ちなんて考えてないじゃない」

隆さん :「はぁ!?めんどうくさ。そんなに嫌なら着いてこなきゃいいだろう?

美佳がやりたい、って言うからお望み通りにしてやってるのに。

いつも何時もがマンして下さってありがとうございました。」

美佳さん:「そうだったんだ!お付き合い下さってありがとうございました。もう知らない。さようなら」

美佳さんは、泣きながら出ていきます。でも、隆さんは追ってこない、「やっぱり私のこと愛してないのね」と思いながら、寂しい気分で帰って行きます。

隆さんは、「『さよなら』って何だよ。言うとおりにしているのに、わけ分からない、ほっとけ」と言う気分に。

この喧嘩で美佳さんは、ついにお見合いをして結婚しようとしてしまいます。

隆さんは、美佳さんの気持ちに全く気付いていません。

(2)過去のことを持ち出す女性の気持ちに気付かないと破局に向かう?

読者の男性の方々、美佳さんの行動の意味、分かりますか?

「この間のデートのときも○○、クリスマスのときも××。いっつも自分が楽しければいいのよね。私の気持ちなんて考えてないじゃない」

この言葉で、何が問題だと思いますか?

「自分が楽しければ良いのよね」と「私の気持ちなんて考えてないじゃない」これが問題です。

女性は、「自分が一番大切な男」と付き合うと、自分が傷つくことを知っています。

人には、「自分以外のかけがえのない大切な人」がいる人と、「自分が一番大切な人」がいます。

「かけがえのない愛する人」がいる男性の方が、愛する彼女のために火事場の馬鹿力的に出せない力が出せるので、女性は幸せになります。

この手の男性は、彼女ができたり結婚したり、子供が生まれたりすると、出世することも多いのです。

一方、「自分が一番大切」な人は、自分が幸せになるために彼女と付き合い、自分が楽しくなるためにのみ生きていますので、いつも自分中心で、彼女のことは二の次です。

そして、美佳さんは、隆さんを「自分が一番大切な自分勝手な人」だと思っています。

でも、美佳さんは隆さんを愛しているので、合わせてきましたが、「あのときも、このときも~」と自分が隆さんを愛するほど、隆さんには自分のこと(美佳さん自身)を大切ではないと思い、幸せになれる予感がしないのです。

だから、少しでも美佳さんは、いつも「愛されている実感」を感じたくてプラス思考で頑張ってきたのですが、ついに我慢できずに寂しくて、隆さんが自分を愛しているのかを確かめたいのだと思います。

確かめれば確かめるほど、隆さんは、自分が楽しい事を優先するので、美佳さんの期待することをしてくれず、美佳さんはその都度傷つき、その結果ただただ疲れ果てています。

しかし、隆さんは、美佳さんのことが大好きなので、美佳さんの「さようなら」が破局に繋がるとは夢にも思っていません。

喧嘩になったときに、「面倒くさい」と彼女の気持ちを考えずに、いつものように時間が経ったら収まると勝手に思い込んで、深刻にとらえていません。

今までは、美佳さんが隆さんを愛するが故に、あるいは独りになることが寂しい故に、時間をかけて自分を説得して、我慢していたことに気づいていないのです。

女性が怒ったとき、昔の話を出したときは、過去の失敗を上げ連ねているのではなく、「何度も何度も傷ついていて、我慢しているのよ」という悲鳴だということに気づきましょう。

美佳さんは、自分の「愛されてない感覚」を隆さんの「嫌なら着いてこなきゃいい」とか「~してやってるのに」とかの開き直った言葉に、破局への自己完結のためのふんぎりにしてしまいます。

言葉は心の翻訳機を通して心に響きます

このことを忘れないで下さい。

相手の言葉を言葉通りに受け取らずに、その時の自分の気持ちによっては、あらぬ心の声が勝手に付け加えられてしまうこともあるのです。

彼女の優しさに甘えていると、知らない間に彼女に捨てられていますよ。

人の心は、あんまり傷つきすぎると、疲れて折れてしまうのです。

いくら大きな愛があっても、一旦心が折れたら、客観的に脳が幸せになるかどうかを判断してしまうからです。

 

3.男性が気をつけるべき仲直り方法

(1)女性が大好きな彼に怒るときは傷ついたときであることを知ろう

「仲が良いほど喧嘩をする」と言いますよね。

これは、喧嘩の度に仲直りをして、相手の気持ちや感じ方を理解して、絆を強めているカップルのためだけの言葉です。

喧嘩になった時に、お互いに仲直りしたいと願っているので、相手の気持ちを考えて自分も反省して、歩み寄る努力をするからです。

自分の気持ちばっかりだったり、自分は反省せずに相手の気持ちに甘えて相手に我慢し続けさせてしまうと破局に繋がります。

喧嘩ばっかりだと、心が傷ついてばっかりで、ついに心が折れて、脳が客観的に幸せ探しを始めるからです。

確かに、その場だけを瞬間的に切り取ってしまう男性にとっては、彼女の単なるわがままのように見えるかもしれません。

女性が愛する彼に対して怒るのは、気持ちが通じなかったり、傷ついたり、ショックだったりしたときです。

愛する人に対して、わがままが通らなかったからといって、怒ってしまうような女性は少ないのです。

もし本当にそういう女性なら、いくらあなたが愛していても、いつかは気持ちが冷めて、長く一緒にいればいるほどあなたの運気を下げてしまうので、相手から離れていってもらった方が良いかもしれませんが。

それは例外として、あなたが本気で愛していて、失いたくない女性の場合は、喧嘩になったときは、「彼女が怒ったときの彼女の気持ち」を真剣に考えましょう。

女性が、男性のように「その瞬間を切り取って」怒り狂うことはありません。

多くの場合、それはきっかけに過ぎず、時間をかけて少しずつたまっていったものが爆発した場合が多いのです。

それまでの間に、小さな不発弾的イエローカードを出し続けています。

それが「○○の時も~××の時も~、いっつもこうよね」なのです。

彼女といつまでも仲良くいたいなら、彼女のイエローカードに気付くように彼女の話をよく聞くようにして下さいね。

(2)怒った理由が分からないときは取り敢えず謝ろう

「起こった理由もわからずに取り敢えず謝ったりしたら女性はもっと怒る」と今あなたが思ったなら、それは少し意味が違う解釈です。

「彼女が怒った理由」が分からないことで「彼女を傷つけている」ことを謝るのです。

「怒ったと言うことは傷つけたんだね。ごめんね。でも何で怒っているのかが分からないんだ。もう、二度としないように気をつけるから、何に傷ついたのかを教えて」

と言って真摯に謝ってみましょう。

こんなふうに愛する彼に言われたら、どんなに怒っていても、傷ついたことに気付いてもらっただけで彼女は少し満足します。

これに気付かないまま、もしも彼に放置されたら、「反省しろ」と言われんばかりの気持ちになって、彼女の心は離れていくのです。

彼にとっては、たとえ放置する気はなく、ただ偶然に仕事が忙しかっただけだったとしても、彼女にとっては同じことです。

いくら、後で誤解だと分かっても、折れた心はもう修復不可能です。

 

まとめ

いかがでしたか?

女性から別れを切り出されるとき、男性にとっては「突然の別れ」と思う人が多いと聞きます。

でも、女性が突然別れを切り出すことは、よほどの事情がない限りありません。

多くの場合、「あなたといると傷つく」「あなたといても楽しくない」「あなたといても喧嘩ばっかり」「私の気持ちを分かってくれない」……etc.

これらの女性の言葉は、愛するが故に今まで我慢してきたけれど、もう我慢の限界がきたと泣き叫んでいるような気持ちを表す言葉なのです。

女性は、愛するが故に小さな心の傷よりも愛の方が勝って、一緒にいることを選んでしまいます。

これは男性も同じかも知れませんね。

「よくあんな女と一緒にいるね」

と周囲の女性達から言われるような女性と仲むつまじくお付き合いしている素敵な男性もいます。

それは、彼女が誤解されやすい不器用な可愛い性格であることを彼が知っているからです。

このような場合、多くの女性は「男は外見にコロッと騙される」と思い、とても辛抱強い心の広い男性だと感心するか、同情しています。

まさに「あばたもえくぼ」えす。

この女性バージョンもいます。

しかし、女性は最後には気付きます。

いくら「あばたにえくぼ」で自分大好き男性を愛していたとしても、ある日ふと気付くのです。

鏡の中の自分が幸せでないことに。

そんな女性は、一度は「気のせいだ」と、その気持ちを振り切って彼と一緒にいることを選びます。

でも、次に何か起ったとき「やっぱりもうダメ…」と思ってしまうのです。

それでも彼の愛情にすがってしまう女性もいるかもしれません。

彼の愛を確かめてしまうようなことをする女性もいるかもしれません。

そんな女性の気持ちを、自分のことを棚に上げて「面倒くさい」と彼が思ってしまったら、もう破局の道しか残っていません。

男性のみなさん、「面倒くさい」という言葉、「少し時間を(距離を)おこう」は、本気で別れるとき以外は使わないようにしましょうね。

女性にとってこれらのことばは、次のように聞こえます。

「面倒くさい」は「めんどくさいなあ。だから嫌なんだよ。愛も冷めるよ」です。

「少し時間(距離)をおこう」は、「少し時間(距離)をおこう。もう一緒にいるのに疲れたよ。このまま良い印象のまま別れよう」です。

太字の心の声らしき追加の破局の言葉の方がっきく心に突き刺さって破局へとまっしぐらになることをお忘れ無く!

作成者: kiriko

元社労士の主婦ライターです。 知識と経験を活かしてコラムを書き始めて10年になります。 いつも初心を忘れず、少しでも読者の皆様のお役に立てればと思いながら記事を書いています。 どうぞよろしくお願い申し上げます。