【毎月2万円が節約できる!?】お金を増やすには、今すぐ「●●男子」になろう!
サラリーマンのあなたは、他の方々がどれくらいのお小遣いをもらっているのかご存知でしょうか。
そこでご覧いただきたいのが、以下の数字。
新生銀行による『2017年のサラリーマン・お小遣い事情調査』の結果です。
<サラリーマンのお小遣い平均額>
- 4万円を下回る、37,428円。※出典1
- 昼食代は1回平均590円。※出典2
- 飲み代は1回5,286円 × 月2.3回程度。※出典2
いかがでしょう。
かなり厳しいお小遣い事情で、苦労している人が多いことが表れているのではないでしょうか。
また、サラリーマンのエンゲル係数は67.1%(ランチ代と飲み代)と異常に高いです。
そこで、今回はサラリーマンのエンゲル係数を減らして毎月約2万円節約術をご紹介しましょう。
Contents
1.サラリーマンのエンゲル係数はひたすら節約するだけではダメ!
(1)サラリーマンの浪費出費には、減らせない必要な出費と浪費出費がある
新生銀行の「サラリーマンのお小遣い調査」によって、エンゲル係数が高いのなら、「食費を減らせば良い」と単純に考えるのは早計です。
サラリーマンは、昼食のときや飲み会のときに、仕事の情報交換をして、人脈を広げる場になっていることも多いのです。
サラリーマンのお小遣いを増やすには、給料を上げるのが一番です。
そして、給料を上げるのに情報量や人脈を広げる投資が給料アップの源になることもあります。
いわば自分への投資ですね。
サラリーマンのお小遣い出費には、次の3種類があります。
- 浪費出費:時間を潰すだけの出費
- 必須出費:栄養バランスを考えた昼食
- 投資出費:給料アップに繋がる出費
この3種類の出費の内、必須出費と投資出費は欠かせません。
お小遣い節約には、浪費出費を減らすことに努めるしかないのです。
(2)浪費出費とその減らし方
➀悪いお酒になるだけの飲み会は禁止に!
サラリーマンの節約術で、一番に思い浮かぶのが、飲み会等の外食禁止と昼食代を減らすことです。
確かに、ただストレスを発散したり、愚痴や寂しさを紛らわしたりするだけの飲み会に5,000円も使うのはもったいないです。
②昼食の外食をお弁当に変えよう!
また、昼食代もお弁当に変えれば、ランチ代は半額くらいになるでしょう。
中学生以下の子供がいる妻子持ちの男性の場合は、子供のお弁当のついでに作ってもらうこともできます。
共働きで奥さんがお弁当を作っているならついでに作ってもらいましょう。
子供のいない世帯や子供が高校生以上のお弁当を作るついでのない場合、あるいは独身で親と同居している場合は、昨日の夕飯の残りをお弁当用に取って置いてもらえば、簡単なお弁当を自分で作ることもできます。
そうすれば、昼食代は家計の食費から出費されますので、昼食代は0円となります。
独身男性の独り暮らしの場合は、夕飯の外食を控え料理をして、お弁当用におかずを余分に作っておいて、翌朝のお弁当に入れましょう。
あるいは、おかずやおにぎりの作り置きの冷凍を使って、昼食はお弁当にしましょう。
最近若い男性に多い、お弁当男子に変身しましょう。
料理が苦手な男性は、スーパーのプライベートブランドの安いカップラーメン(100円くらい)やご飯だけ会社に持参して、お総菜だけをスーパーで購入すれば、200円前後ですみます。
サラリーマンの昼食代の平均は590円ですから、家計費から捻出してしまえば、12,980円の節約です。
③喉の渇きを潤す飲み物は購入せずに持参しよう!
1日、2回ほど飲み物をコンビニや自動販売機で購入したら、1日300円として1ヶ月22日とすれば、6,600円です。
これを水筒持参にすれば、1ヶ月数百円ですみます。
水筒の中身を1ヶ月600円として、6,000円の節約となります。
机上の空論ですが、浪費出費の節約だけで、約2万円の節約が可能となるわけです。
2.サラリーマンが出世するために「始末」してはいけないものもある?
(1)サラリーマンは自分への投資が必要
サラリーマンには、給料アップのためには、常に自分のためのスキルアップを継続している人間でなければなりません。
出世のために、定年まで情報収集を欠かせません。
自分の仕事を地道にコツコツだけでは、出世は望めません。
そのために、スキルアップのための勉強も必要ですが、人脈づくりのために話題豊富な人間になる必要もあります。
仕事に役立つ情報というものは、雑談の中に転がっているからです。
会社の内外の趣味の集まり、上司と同席の出張や会議の昼食の時間や飲み会の席は、一見遊んでいるようで、情報収集の場なのです。
営業職の人が、接待に食事の席・バーやクラブ等の飲みの席を接待に使うのは、その情報収集のためです。
営業の場合は、接待費は経費になりますが、営業職で無い人が、自分の有効な人脈づくりのために行う場合は、お小遣いで自腹となります。
これは、自分への投資とになるというわけです。
この投資まで、ケチケチ倹約してはいけません。
仕事で出世するには、必要な投資もあるのです。
では、どういうものが自分への投資になるのかをご紹介しましょう。
(2)どういうものが自分への投資になるのか?
- 通勤時に読む仕事のスキルアップに繋がる参考書や書籍
- 仕事のスキルアップに繋がる通信教育や塾
- 研修会や講習会の参加や資格試験の受験費用
- 人脈を広げるための昼食や夜の飲み会や交流会
- 接待や会社の付き合いのためのゴルフの練習場の費用
関西には「始末」という言葉があるそうです。
いざというときに必要なお金を貯蓄するための倹約や節約という意味だそうです。
始末には、たくさんのマイナスの言葉があります。
- 失敗をしたときに、やらかしたことを整理し、二度としないと誓う自発的に書いた反省・誓約書のような「始末書」の始末
- 好ましくない結果を示す「好きなようにさせたらこの始末だ」という始末
- やくざの親分さんが言う「始末しとけ(殺してしまえ)」の恐ろしい始末
こんなマイナスの「始末」ではなく、自分を幸せにするためにする投資の貯蓄のための「始末」です。
「ちゃっちゃとしっかり始末できるのが、商人の極意!」なのだそうです。
あなたも、お小遣いを始末して、自分のための投資のお金を生み出しましょう。
3.1ヶ月5週間生活は始末の極意?
(1)1ヶ月5週間生活で何?
主婦の節約術として、筆者が実際に行っていることです。
10年くらい前の事だと思いますが、何かのメディアで節約術として紹介されていました。
筆者はその節約術に感動して、1ヶ月の食費を5分割して、1週間に使う金額を決めています。
1ヶ月には、4週ある月と5週あるときがありますよね。
4週のときは、1週間分食費が浮くというわけです。
例えば、2018年の場合で紹介しましょう。
- 1月: 1月07日(日)~2月03日(土)→4週 →1週間分貯蓄
- 2月: 2月04日(日)~3月03日(土)→4週 →1週間分貯蓄
- 3月: 3月04日(日)~3月31日(土)→4週 →1週間分貯蓄
- 4月: 4月01日(日)~5月05日(土)→5週 →1週間分貯蓄
家族3人1週間の食費を1万円として、1ヶ月5万円とっているのです。
ですから、お財布には1週間分の食費に使うお金と、お財布のカード入れに何かのときの予備のお金として1万円を偲ばせています。
余分なお金を持って歩くと、大安売りで思わぬ衝動買いをしたりしてしまいます。
その結果、エンゲル係数が増えるというわけです。
でも、1週間分しか持ち歩かなければ、余分な買い物をしないというよりもできないというわけです。
そして、1年に8ヶ月4週がありますので、食費だけで、1年間8万円の貯金になるわけです。
(2)昼食の1ヶ月5週間バージョンは?
お弁当の場合は、お弁当用のお総菜として冷凍食品や卵焼きの卵やウィンナーを購入していたとしても、1週間200円~5,00円です。
お弁当でない場合の4週の月は、600円5日分と祝日分ですから、3,000円以上貯蓄できます。
お盆やゴールデンウィークやお正月等の長期休みがあれば、その日数分浮きます。
1週間くらい連続休暇がある企業の場合は、さらに3,000円プラスだったりします。
お弁当の人は、お弁当で大きく節約していますから、1ヶ月5週間生活をやっても、大きな差が無いように感じるかもしれません。
でも、独り暮らしの独身者は、1ヶ月5週間生活をしていると、生活費の節約ができますので、いざというときのための「始末」として役に立ちます。
まとめ
いかがでしたか?
家族のいる方は、奥さんにお弁当をお願いしてみましょう。
でも、ふと思ったのですが、筆者が主人にお弁当作りをお願いされたら、
「お弁当になったからお小遣い減らしても良いよね」
と言って、主人のお小遣いを減らすでしょう。
妻だって、忙しいのですから当然です。
これでは、家計の始末になっても、既婚男性のお小遣いの始末にはなりませんよね。
では、独り暮らしの独身者や単身赴任者の方だけでも、お弁当男子になって見ましょう。
それでは、奥さんにお小遣いを上手に「始末」されてしまった可哀想な夫さんは、どうしたら良いのでしょう?
妻に内緒の既婚男性のお小遣いの「始末」の仕方をいくつか紹介しますね。
家族と同居の既婚者は、1ヶ月5週間生活とスーパーのプライベートブランドのカップ麺やインスタント食品なら100円未満からあります。
社員食堂利用も会社によっては、300円で栄養バランスのとれた定職が食べられたりします。
例えば、Googleの社員食堂は、社員の福利厚生で、豪華なビュッフェが3食無料だそうです。
また、図書券や資格取得の補助金が出たり、フィットネスクラブやゴルフの練習場の格安利用の特権がある会社もあります。
これらを利用して、ストレス発散するのも心の健康を維持するための自分への投資になります。
心身の健康は、何をするにも基本です。
ですから、過度なダイエットや栄養バランスを考えない昼食は、身体を壊すだけですから、上手な始末とはいえません。
くれぐれもお小遣いを上手に始末するように心がけましょう。
いざというときのへそくりがあるのは、もう主婦だけの特権ではなくなったのではないです。
男性も1ヶ月2万円の始末を目指して、賢い「始末男子」生活を楽しんでみてはいかがですか?