【アメリカ旅行でおすすめ】ツアーだけでは実現できない!ドライブでアメリカ旅行を思いっきり楽しもう
あなたは海外旅行をしたことがありますか?
ハワイ、台湾、中国やカンボジア。
ちょっと変わったところだとマチュピチュなんかも日本人に人気ですね。
次に、あなたは海外旅行で車を運転しますか?
国内はともかく海外での運転は怖いと思う方は多いでしょう。
イギリスとニュージーランド以外は、右ハンドルだから怖い、という方もいらっしゃると思います。
旅行で車を運転しない場合、ツアーバスでの移動がほとんどでしょう。
ツアーバスは、効率よく観光地を回れるけど、回る観光地はガイドブックで見らる景色ばかりで、思ったほどの感動がないのではないでしょうか。
今やインターネットで検索すれば、大抵の観光地の写真を見ることができるようになりました。
観光スポットをツアーバスで回ることは、インターネットサーフィンとあまり変わりません。
旅の本当の醍醐味は、偶然見つけた素晴らしい風景や、日本では味わうことのできない景色、現地の人とのコミュニケーションです。
アメリカは無料の高速道路、いわゆるフリーウェイが発達していて、道路沿いにドライブ旅行者向けの「モーテル」と呼ばれる宿泊施設が発達していて、気軽に旅行を楽しむことができます。
気になる右ハンドルも、都会では神経を使いますが、大自然の中では、交通量も少なくすぐに右ハンドルに慣れることができるでしょう。
ツアー旅行では満足できないあなた、アメリカをドライブで、ツアーでは絶対に行けない日本人が知らないアメリカを楽しんでみませんか。
Contents
アメリカでドライブするための基本知識
何はなくても国際運転免許証
まずは国際運転免許を取る必要があります。
でも、国際運転免許証って、実は、日本の運転免許証を英語に訳した「翻訳本」であって、あくまでも原本は日本語で書かれた運転免許証なんです。
ですから、国際運転免許証を持っているからと言って、日本の運転免許証を忘れたらダメです。
レンタカー会社では、日本の運転免許証がなくても車を貸してくれますが、警察に捕まったときにえらい目にあいます。
交通ルールを知る
アメリカの車は、日本と逆の右側通行というぐらいは皆さんご存知だと思います。
それ以外はだいたい日本と同じだと理解していてほぼ構わないのですが、一つだけ絶対に覚えて欲しいことがあります。
それは、アメリカは交通規則・マナーには厳格である、ということです。
例えば、一時停止では必ず停車しなければなりません。
日本のように、徐行して誤魔化すような車は全くいません。
通勤時間帯の高速道路は複数が乗った車の優先レーンがありますが、皆、一人でこのレーンを走っている車はありません。
飲酒運転は絶対に禁止です。
もし警察に捕まったら、必ず牢屋に入れられます。
アメリカの方がルールにズボラな印象がなんとなくありますが、実は、定められたルールにはきちんと従う国民性です。
多様な民族で構成されている国だからこそ、規則をきちんと定めないとまとめることができないという面があります。
アメリカドライブではぜひモーテルに泊まろう
アメリカでドライブするときは、ぜひモーテルに泊まってみましょう。
モーターホテルの略でモーテルと呼びます。
その名の通り、車で宿泊することを前提とした、いかにもアメリカらしい宿泊施設です。
どんな小規模の街でも、かならずモーテルがあると思って間違いありません。
ガソリンスタンドはなくてもモーテルはある、という町もあるくらいです。
最近は日本でも「旅籠屋」という、アメリカのモーテルを模した宿泊施設が登場していますので、こちらをイメージするとモーテルの知識がない方でもわかりやすいかと思います。
英語が苦手でも簡単に泊まれる
モーテルの場合、日本からインターネットで宿泊予約をすることもできますが、基本は現地の受付で宿泊交渉をすることになります。
アメリカのフリーウェイにもSAらしきものがあって、そこのインフォメーションカウンターに行くと、近くのモーテルのディスカウントクーポンがあったりしますので、それを持って受付に行けば、拍子抜けするほど簡単かつ安価にモーテルに宿泊することができます。
モーテルはディナーを提供する施設がないところがほとんどなので、食事場所を探さなければならないのは面倒ですが。
大手チェーンのモーテルだと、レストラン併設のモーテルもありますが、せっかくアメリカの田舎町に来たのですから、街中に繰り出して見ましょう。
ほとんどのモーテルでは朝食を食べることができますが、メニューはドーナッツだったりベーグルだったりシリアルだったりと、日本人からするとちょっと荷が重いものばかりですが、リアルアメリカのど真ん中なのだから、いい経験だと思いましょう。
モーテル宿泊では食事にちょっと苦労する
朝食はモーテルで食べることができます。
しかし、地方に行くと、意外と困るのが食事場所です。
昼ごはんは迷わずファーストフードをチョイス
マクドナルドもケンタッキーフライドチキンもサブウェイも、みんなアメリカからきたわけですから、本場が楽しめると思えば楽しいものです。
実際、ファーストフードの雰囲気も、場所によって様々ですから面白いです。
いかにもアメリカンなところもあれば、日本と全く同じような雰囲気のところもあります。
食べ物のもアメリカンで、味はダイナミックだし、量も半端なく多いです。これが日本のあのチェーン店なのか?と思うこと間違いなしです。
夜は街に繰り出してみよう
夜の食事は、街中に繰り出してみるのもありです。
アメリカにもファミリーレストランはありますから、オススメです。
ファミリーレストラン以外にも、家族連れで賑わうレストランは、旅行者が訪れても大きな問題にはならないはずですから、探してみましょう。
ただ、暗くなってからの行動は何かと危険だし、お酒が飲みたくなったとしても、アメリカの警察は飲酒運転に厳格ですから、もし飲酒運転で捕まったら間違いなく一晩牢屋に入れられますから最新の注意が必要ですので、昼間にうちにある程度あたりをつけておきます。
アメリカで日本食を食べる楽しみ
市街地を中心に、中華ほど多くはありませんが、日本食レストランもあるので試して見るのも楽しいです。
現地の人間が経営していたり中国人が経営していたりする日本食レストランも多く、提供する食事にはてなマークがつくようなものも多くあります。
現地人や中国人が経営する日本食レストランは、日本人が客として訪れても店側は全く気付かず、これが日本食か?なんて食事を提供してくるところが面白いです。
もちろん、ちゃんと日本人が経営する日本食レストランも多くあります。
こんなところに日本人が?というようなところにもあったりして楽しくなります。
ただ、あまり田舎だと、食材の調達が大変なようで、残念な味であることが多いです。
独断と偏見で選ぶドライブで行きたいアメリカの観光地
どうせアメリカをドライブするなら、普通のツアーが行かない場所に行ってみたいものです。
レンタカー利用もしくは現地ツアーでしか行くことのできない、アメリカの珍しい観光地を集めてみました。
アイオワ州ダビューク:シカゴからレンタカーで165マイル3時間
アメリカ中西部の典型的な都市ダビュークです。
日本人には馴染みのない場所ですが、アメリカにとっては、歴史を語るときに欠かせない町です。
アイオワの馴染みない街をあえてお勧めするのは、ケビン・コスナーの出世作「フィールド・オブ・ドリームス」の舞台となった町であるということです。
映画撮影の後に一度は取り壊された野球場がいまは再現されていて、「フィールド・オブ・ドリームス ムービーサイトとして解放されています。
映画のようにベンチに腰掛けて、他の観光客が野球をしているのを見るのもいいし、トウモロコシ畑の中に入り込んで、本当に天国に行ってしまうのかどうかを確かめるのも楽しいです。
そのほかにも、世界一急峻なケーブルカーや国立ミシシッピー川博物館&水族館など、日本人に全く馴染みのない観光施設を楽しむことができます。
日本から行く場合は、シカゴから半日ぐらいでたどり着くことができます。
アイオワ州もまた日本人にはあまり馴染みがありません。
アメリカの典型的な地方州の一つですが、国道の横をどこまでもひたすら広がるトウモロコシ畑が圧巻です。
ニューメキシコ州ロズウェル:ダラス・フォートワース国際空港から485マイル、8時間
その昔、UFOが墜落したとして有名になった町ロズウェル。
テレビドラマにもなりました。
テレビドラマは、青春ドラマ風だったので、エイリアンやUFOに興味のなさそうな女性でも、ロズウェルを知っている人は多くいます。
ロズウェルの街には、エイリアン関係の施設や展示やらがたくさんあって楽しめます。
ネバダ州のどこかにあるエリア51 (モーテルLittle A`Le`Inn ):ロサンゼルス国際空港から432マイル7時間30分)
またもエイリアンネタですが、エリア51もまたUFO関係の話題でよく出てくる場所です。
残念ながらエリア51自体はアメリカ空軍の基地で部外者立ち入り禁止ですから、観光で中に立ち入ることはできません。
このエリアに通じる国道375号線は、ネバダ州はExtraterrestrial Way(地球外知的生物の道)と名付けてられているものの何もない道路です。
いや、何もないからだからこそ、夜になると満点の星空を見ることができるという、宇宙を身近に感じることができる、まさにExtraterrestrialなWayです。
満点な星空を見ていれば、そりゃUFOとか地球外生物などのに想像力が働くこと間違いなしです。
ただしこのエリア、いたるところに軍により立ち入りが禁止された場所がありますから、最新の注意が必要です。
場所によっては、警備員がいきなりピストルを突きつけてくることもあるようです。
日本では見ることのできない本物のピストルを見ることができるチャンスではありますが、できればそんな機会は避けたいものです。
いっそのことアメリカ大陸横断に挑戦!
以上の観光地を結ぶと、シカゴからロズウェルを通りネバダからサンフランシスコまでの、ほぼ大陸を横断するルートが出来上がり、その昔、ルート66という、シカゴからサンタモニカを結んでいた有名な国道と似ているルートになります。
ルート66は、すでに廃道になってしまっていますがアメリカ西部の発展に貢献した重要な道路であり、映画やテレビドラマなどにも多く登場し、未だ日本でも有名な道路です。
シカゴからサンフランシスコまで2,859マイル。休みなしで走ると45時間かかります。
このルートは、途中、ギャンブルで有名なラスベガスを通ることもできます。
一週間くらいかけてドライブすれば、日本に知られていないアメリカを知ることできます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アメリカには、レンタカーを使えば魅力的で日本人にあまり知られていない観光地ががたくさんあることがお分かりいただけたと思います。
交通ルールをきっちりと守れば、比較的安全で、どんな田舎に行っても快適な旅行を送ることができます。
ツアー旅行に飽きてしまったあなた、是非、アメリカドライブで、自由を謳歌する旅にチャレンジしてみてください。