40歳の独身男が【20代女子】にモテるケースが急増中!成功のポイントは大人の○○力

筆者は、最近【40歳の独身男性 × 20代の若い女性】のようなカップルが増えた・・・と、婚活会社の社長さんから聞きました。

この社長は、筆者の社労士事務所時代のクライアントさんで、年齢が近いので、今でも仲良くさせて頂いているのです。

20代の女性が40代男性に人気があるのではなく、40代男性が20代女性に人気上昇中というのですから驚きました。

でも、20代女性とカップルになる40代男性には、共通点があるそうです。

その、20代女性にモテる40代男性に共通した特徴(「○○力」)をご紹介しましょう。

 

40代男性の「○○力」その1|「包容力」がある頼れる男性

(1)40代男性が20代女性に人気上昇中の理由とは?

筆者が婚活会社の社長さんから聞いた話によると、同世代の20代男性の草食化が進んだせいか、20代男性の結婚対象女性の年齢が、5歳年上までが約40%、10歳年上までが約30%もいるそうです。

つまり、年上女性を希望している20代男性が7割にも及んでいるというのです。

しかも、年上女性は眼中にないという、「絶対年下希望」の男性会員さんはごく少数派だそうです。

一方、20代女性の結婚対象男性の年齢は、ほぼ100%が年上希望で、その中でも15歳以上という会員さんが約30%もいるそうです。

つまり、20代男性は年上女性と、40代独身男性は15歳以上年下女性といった超年の差婚の時代となりつつあります。

どうやら40代男性には、同年代の20代~30代前半男性にない包容力があり、20代女性のハートをわしづかみにしているようです。

(2)バツイチ40代男性がモテる?

一度結婚に失敗した男性が全てモテるわけではありません。

しかし、結婚に失敗したことから、女性の気持ちを理解できるようになったとか、過去の失敗の反省と共に、さまざまなことを学んだ男性に限ってモテるようです。

また、20代女性達にとっては、バツイチ男性は「少し影がある大人の男性」という印象があり、独身男性にない「男の魅力」を感じているのかもしれません。

では、20代女性にモテる「男の魅力」を放つ40代の大人の男性になるには、どういう追加条件が必要なのでしょうか?

 

40代男性の「○○力」その2|オヤジ臭さがない紳士力

(1)40代男性の「20代女性にモテないタイプ」は40代女性の意見と同じ?

40代女性からもオヤジはモテない?

筆者が40歳のときに、高校の同窓会がありました。

その時筆者は、同級生の男性を見て、自分の年齢に非常にショックを受けました。

筆者は、永遠の30代のつもりで、日々アンチエイジングに励んでいます。

ところが、久しぶりに会った高校時代の筆者の「憧れの男子」が、

「最近お腹が重くてさ、500円が落ちてたら拾う気になるけど、10円なら拾う気にもならない」

なんて悲しい会話をしていたのです。

お腹がメタボ気味で、スラックスも腰ではいているような、身も蓋もない体形のせいでしょうか?

「高校時代の面影はどこへやら?」という残念なオヤジっぷり。

しかも、フケがあって、お肌にハリもない。

高校時代の「憧れ男子」のなれの果てに、女友達数人で大きなため息をついたものです。

多分、こんなオヤジは、いくら40歳でも20代女性にはモテないと思います。

高校時代には、同級生女子の憧れ男子だった男性のオヤジっぷりは、筆者や筆者の女友達と同じ年齢ではありますが、同級生の女性達のほぼ全員から、同じ年齢であることを全否定されました。

そういう男性は、何人もいたと思います。

年齢相応の40代男性に対し40代女性は年齢よりもずっと若い?

女性達はアンチエイジングに励み、いざ同窓会ともなれば、女同士のプライドをかけて若作りをしてお洒落して出かけてきます。

もちろん、そのオバサンっぷりが目を疑わせた女性も中にはいますが、日々、美魔女を目指してアンチエイジングに励んでいる女性もいます。

美魔女まで極めているのはほんの少数派ですが、多くの女性が年齢よりも多少若い感じでした。

ですから、女性達にとっては、同年齢のオヤジ臭の強い男性へのショックは大きいのです。

20代女性から見ると、筆者達40歳女性はオバサンかもしれませんが、40歳女性だって気持ちだけは若いのです。

ですから、お洒落に敏感な40歳女性の反応は、40代男性に対して、20代女性の反応に近いといっても過言ではありません。

同年齢女性だからこそ、チェックが厳しいのかもしれません。

(2)40代女性が好む外見は「スーツのよく似合う爽やか青年」?

高校時代は、勉強ができたものの、ちっとも目立たなかった眼鏡の男性が、今や大きな弁護士事務所を経営する敏腕弁護士さんとなっていました。

眼鏡からコンタクトになって、初めは誰だか分らないくらいの変身っぷりでした。

彼は、昔から背が高かったとは思いますが、当時は色白でエノキダケが眼鏡をかけているようなイメージだったのです。

失礼千万なことばかりですが、そんな冴えない「エノキ眼鏡君」が、女性達の注目の的となるほどの素敵な男性に変身していました。

40代男性が素敵な男性に見える第一条件は、清潔感や爽やかさです。

女性には恋の範疇の最低基準がある?

人それぞれですが、第一印象で、汚らしい脂ぎったオヤジ臭や強烈なわきがの男性と、キスしたいと思う女性はいません。

20代の若い筆者が思っていた独断と偏見ですが、女性が男性を見て恋をする最低基準は、「キス」を連想できるかどうかだったと思います。

(時代はバブル真っ盛りで、自分がオバサンになるなんて想像だにしなかった女子大生が勝手に思い描いていた基準なので、どうかお許し下さい。)

唇が荒れている、唇がだらしない、脂ぎっている・・・etc.理由はさまざまですが、「この男性とキスはあり得ない」と思うような不潔な男性、臭い男性との恋は、100%ナシです。

「エノキ眼鏡君」が同窓会で人気の的だった理由とは?

高校時代に冴えなかった「エノキ眼鏡君」が女性陣に大人気だったのは、スラッと背が高く、足が長くて、スーツ姿がよく似合う爽やか青年だったからです。

高校時代に「エノキ眼鏡君」なんて言われていた、彼の色の白さが、爽やかさを引き立てていました。

そして、高校時代にはガリ勉にしか見えなかった黒縁眼鏡が消えて、スーッと鼻筋の通った美しい顔立ちにも見えました。

彼は、高校時代の面影は残っているものの「エノキ眼鏡君」から「素敵な男性」に印象が様変わりしていたのです。

しかも、彼はバツイチの独身男性でしたので、既婚者の女性達まで巻き込んで、女性全員の注目を浴びたのは言うまでもありません。

 

40代男性の「○○力」その3|レディファーストの経済力

(1)40代男性はバブル時代に青春時代を過ごしている

40代男性ともなると、20代男性に比べて経済的余裕があるのは当たり前です。

食事をして、さっとお会計を済ませたり、お腹いっぱいになった女性に、黙ってお茶漬けやデザートを注文してくれたり、そんな気遣いは、20代男性には不可能でしょう。

40代の男性は、バブル時代を知っています。

中高以上の青春をバブル時代に過ごしている40代男性にとって、女性に食事をご馳走するのは常識です。

歩くときに、女性を歩道側にさっと誘導したり、扉を開けて女性を先に通してくれたり、椅子を引いてあげたり、そんなことは、日常として過ごして育ってきたのです。

男の子として、女の子に対する振る舞いとして両親にそのように躾けられた世代かもしれません。

でも、最近の若者にはそのような経験は無いので、当たり前のように40代男性のレディファースト待遇を受けてしまった女性は、20代男性の女性の扱いを雑に思うかもしれません。

(2)20代女性が思う40代男性の魅力は白馬に乗った王子様?

バブル時代の男性は、みんなレディファーストです。

30代のアラフォー男性は、超氷河期に就職活動を行っていますが、その世代の男性達は、「料理ができない男性は女性にモテない」という常識を親から埋め込まれています。

なぜなら、彼らの父親達が戦後の高度成長期時代の男性だからです。

一方、20代女性の母親達は、もう少し若いまさにバブル時代に恋をした女性達です。

母親達の結婚観を20代の娘達は、必ず聞かされて育ちます。

最近の20代女性は母親と仲良し

最近、高校生のダンス大会で、荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」の音楽に乗って、バブル時代のボディコンダンスで準優勝に輝いた大阪の高校のダンス部がメディアで騒がれたのを知っている人も多いと思います。

彼女たちは、バブル時代にはまだ生まれていなかったはずです。

しかし、母親の服装を借り、バブル時代のメイクを習って、少し大げさではありますが、バブル時代のディスコのお立ち台ダンスさながらに、見事に再現していました。

そういう、母娘が仲良しの時代だから、結婚観も受け継がれるのです。

20代女性の母親の結婚観とは?

バブル時代の女性達は、男性に貢がれ、尽くされまくって、最終的に、「一番自分を大切にしてくれる男性」と結婚します。

そして、バブルの崩壊と超氷河期の不景気な時代を経験して、男性の経済力のありがたさを身に染みている世代でもあります。

つまり20代女性達は、母親から「女性を大切にする経済力のある男性」&「愛情」で男性を選ぶようにと言われて育っているのです。

「愛情を優先するなら、自分が経済力を持つことが必要」とか「いつでも離婚できるように女性も経済的な自立が必要」という思考を母親から埋め込まれています。

現在のバブル時代といえば、派手な部分だけが取り上げられていますが、男女雇用均等法もセクハラ防止法もない、女性には今に比べてずっと自由の少ない時代でした。

20代女性の母親の青春時代の時代背景はバブル崩壊前の独特な時代~女性が自由になり始めた時代~

現在20代の女性達の母親は、バブル時代といっても、バブル崩壊の少し前です。

筆者もその一人です。

女性の地位が上がり女性が解放され始めた時代です。

皇太子妃の雅子様が、皇太子様とのご結婚前、「小和田雅子さん」であった頃、ハーバード大学を素席で卒業し、外交官試験に男性を抜いて1番合格し、「女性外交官誕生!」という快挙を成し遂げました。

この頃、「女性消防士誕生!」「女性棋士誕生!」とか、男性社会に女性の進出が目立ち始め、「女性○○誕生」という話題が世の中を賑わせました。

こんなふうに女性の社会進出が始まり、そんな女性に憧れつつも、「クリスマスケーキと女性は25過ぎたら売れ残り」というセクハラ発言がまかり通る社会風潮もまだまだ残っていました。

だから、女性の仕事は、女性の残業の少ない「一般職(事務職)」と男性と同等に働く「総合職」の2種類に、はっきりと分れ、まだまだ一部の総合職の女性を羨む一般職の女性が多かった時代でもあります。

そんな時代の女性達を母親に持つのが20代女性です。

夫婦仲の良い家庭で育った20代女性の結婚観は母親の結婚観をそのまま受け継いでいる?

「レディファーストで、経済力がある男性が女性を幸せにしてくれる」そんな常識を母親に植付けられている女性もいるでしょう。

いわば母親達の憧れだった「白馬に乗った王子様が女性を幸せにしてくれる」と信じているのでしょう。

さらに、夫婦仲が良く、幸せな家庭で育ったから、幸せな女性の先輩としての母親の結婚観を受け継いでいるともいえます。

その白馬の王子様には、現在の若者では物足りません。

彼女たちの理想には、人生経験を積んだ40代の大人の男性でなければ相応しくないのです。

これが、40代男性が20代女性にモテ始めた理由ではないでしょうか?

そんな白馬の王子様には、オヤジ臭なんて似合いません。

20代女性にモテる40代男性は、白馬の王子様に相応しい、清潔感溢れる若々しくもダンディな素敵な大人の男性でなければならないのです。

婚活会社の社長さん曰く、晩婚化時代と言われている最中、20代女性の中には婚活に勤しみ、結婚に結びつかない無駄な恋を一切せず、専業主婦を夢見て、合理的な人生設計を立てている女性も増え始めているのだそうです。

(3)バブル時代の母を持つ20代男性の特徴

一方、20代男性の母親も、20代女性の母親とほぼ同じ世代です。

そして、バブル最盛期に結婚し、核家族で独り必死に育てた男の子と女の子です。

しかし、男の子は、女の子と違う思考で育てられています。

不景気時代に父親のお小遣いは減らされ、家族で節約し、パートをする母親を見て育った男の子は、親に経済的苦労をかけないように、学生時代からバイトをしたりしています。

男女共働きを普通に見てきた男の子は、女性に貢いだりしません。

だからでしょうか?

20代男性のデートの常識は、割り勘デート、お金をかけないデートです。

そして、彼らは経済的に自立した女性を好みます。

しかも、昨今のストレス社会のせいか、彼らは女性に癒やしを求めています。

バブル時代に恋をして結婚した母親達は、自分の息子をバブル時代の「貢君」や「アッシ-君」のように、女性にあしらわれる悲しい男性には絶対なって欲しくないと思っています。

しかし、本命の女性には、女性を守ることのできる優しく頼もしい男性に育って欲しいとも願っています。

バブル時代に恋をした母親達ほど、バブル崩壊や不景気な時代を乗り越えた経験から、専業主婦が当たり前だった自分たちのことは棚に上げ、自分の息子には、経済的に自立したしっかり者のお嫁さんを望んでいるのです。

 

まとめ

いかがでしたか?

先述しましたが、バブル時代に青春を謳歌した女性を母親に持った男女が、現在の20代の若者です。

20代女性と20代男性の結婚についての考え方はまったく異なります。

20代女性は、アンチエイジングに励むアラフィフ世代の母親と女友達のような母娘です。

もちろん母親の結婚観も娘に大きな影響を与えています。

同じ世代の母親に育てられた男の子は、不景気時代にした両親の苦労を見て、共働きのパートナー的女性、あるいは年上の癒やしを求めています。

こちらも、バブル時代からバブル崩壊、そして超氷河期の不景気時代を経験した結果、息子の幸せだけを考えて、優しく賢い経済的に自立した女性が息子を幸せにするという母親の思考が息子の結婚観に大きく影響しているでしょう。

だから、20代男女の結婚観はまったく異なります。

バブル時代の女性にとって、女性を幸せにする男性の鏡は、経済的にも人間としても頼れる頼もしい男性です。

父親がそうなのか、母が願う幸せの形なのか、それは定かではありませんが、両親の結婚観の影響を色濃く受けた20代女性の白馬の王子様の条件に合致する男性が40代男性なのです。

背広の似合う清潔感漂う爽やかな紳士的な男性で、包容力がある男性は、40代以上でも20代女性からモテちゃう可能性大ですよ。

「包容力」「紳士力」「経済力」の3つの基準を兼ね備えた20代女性の幸せな結婚観を植え付けているのは、同世代の20代女性の母親です。

ということは、40代男性は、若々しく爽やかで、同世代の女性に「素敵!」と思われることが、20代女性にモテる基準となるのです。

 

作成者: kiriko

元社労士の主婦ライターです。 知識と経験を活かしてコラムを書き始めて10年になります。 いつも初心を忘れず、少しでも読者の皆様のお役に立てればと思いながら記事を書いています。 どうぞよろしくお願い申し上げます。