歯磨きは男磨き!10年後20年後の歯を守る歯医者選びのコツ

プレゼンなどで大勢の人の前で喋る時、商談で話をする時、様々なビジネスシーンで気になるのが「歯」です。健康な歯は、男の重要なビジネスマナーの一つです。

人の第一印象は「顔」が重要ですが、顔で一番の好印象は笑顔、爽やかな白い歯が見える笑顔は、一番の好印象です。

また、健康な歯であれば、話すときに何も気にすることなく、しっかりと口を開けることができます。しっかり口を開けて喋れば滑舌の良い話し方になり、話した内容がよく伝わり印象がぐっと上がります。

つまり、白く揃った歯は、あなたをできる男であることを理解してもらうための、重要な手段なのです。

10年後20年後も白い歯でいるためには、歯医者選びが大切です。
今や歯医者はどこにでもあるようになりました。どこにでもあるからこそ、かえって歯医者選びに迷ってしまうと思います。そこで今回は、失敗せずに歯医者を選ぶための方法についてご紹介します。歯医者選びは通院する前から始まっています。今すぐ読み進めて、あなたの男磨きにぜひ役立てください。

 

歯医者ほど行きたくないところはない

歯医者って、虫歯になってなかなか行かないという方がほとんどではないでしょうか。あの、歯医者独特のキーンというドリルの音もあり、いい歯医者が見つからないとか、時間が取れないとか、いろいろな言い訳をつけて、歯医者行こうとしません。

虫歯は自然治癒しないからしっかりと治療したい

虫歯は自然治癒することは絶対にありません。何も対処しないとどんどん悪くなっていきます。詰め物が必要になったり、自分の歯でなくなったりします。歯周病になってしまって口臭で周りに迷惑をかけることも。そんなことにならないよう、しっかりと歯の治療をしましょう。

口臭はビジネスの大敵

打ち合わせは、ビジネスの最重要なシーンの一つです。数十名規模の商談から一対一まで、たくさんの打ち合わせの機会があります。

人と話をするときに相手にとって一番気なり、自分は全く気にならないのが口臭です。特に自分が売り込む立場の場合は、どうしても喋る機会が多くなることから、口臭には気をつけたいものです。どんなにオシャレをしていても口臭は全てを台無ししてしまいます。

口臭の原因

口臭の原因はいろいろとありますが、一番多い原因は、虫歯や歯周病などです。歯の治療をおろそかにしていると、口臭の心配もしなければなりません。

口臭は、自分ではなかなかわかりにくいものです。自分以外の人から指摘されることもあまりありません。家族でも指摘しにくい現象の一つです。

 

歯科治療を取り巻く環境

コンビニより多い歯科医院の数

現在日本に終える医学系学生の卒業生9,000人のうち2,500人が歯学部の卒業生です。実に医学系学生の3割近くが歯医者になっています。その結果、全国の歯科医院の数は、コンビニ店舗数の約1.6倍になっているとのことです。日本の津々浦々にあると思っていたコンビニより歯科医院の方が多いのです。

その結果、歯科医院間での競争が激化しており、その結果、休日や夜間に診療する医院が増えてきており、平日昼間の自由が利かないビジネスパーソンにとって、現在は歯科医にかかりやすい状況なのです。

実は歯医者にも専門分野がある

実は歯医者にも以下のように専門分野があります。

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  • 補綴科 :入れ歯やブリッジ、被せものなどを作って咬みあわせを合わせる治療
  • 保存科 :虫歯や根っこの治療をして歯を残すための治療
  • 歯周病科:細菌による感染症である歯周病の治療
  • 口腔外科:親知らずなどの抜歯、インプラント、口腔ガン、口のケガなどの治療
  • 矯正科 :歯並びを改善して見た目や咬み合わせの機能回復をする治療

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高度な治療になった場合、いつもの先生と違う先生に担当が変わる、なんてことがあり得ます。

保険適用外の治療が多い

歯科治療は、保険が適用されない治療が比較的頻繁に出てきます。

健康保険とは、生きていくために最低限の治療費用を社会全体で面倒見ようという考え方です。歯科治療は、口を開けた時の見た目を重視する人が多くなりますが、そう言った見た目は最低限の治療に当たらないので、健康保険の趣旨に合致しません。だから、歯科治療は比較的自由診療が多く発生してしいます。やたら自由診療を勧める歯科医も存在します。

歯のメンテナンスは自由診療

虫歯などにならないようにする歯のメンテナンスは、病気の治療ではないため自由診療扱いとなり、診療料金等は保険適用の対象外です。

予防診療の効果はかなり大きいので、自由診療でも受信する必要予防診療こそが、10年後、20年後も自分の歯で暮らすための決定だと言っても過言ではないのですが、残念ながらそんな大事な治療が自由診療で、結構な金額がかかってしまいます。

 

歯医者選びのコツ

歯科医師は「職人」と考えよう

歯科医師は「医師」ではありますが、歯科治療中は、「技士」という感じが強いのではないでしょうか。診断の後は、歯を削って薬を塗って、型をとって、埋めて。みんな作業ばかりです。だからこそ、患者多くの歯科医師に対する判断が「上手い」とか「下手」という評価になるのです。

歯科衛生士の存在

そして、実際の治療時は、診断は医師が行い、その後の治療は歯科衛生士が行うことが多くあります。

患者としては、高度な治療でない限り簡単に問題なく終わった方がいいですから、あえて治療の全てを歯科医師がする必要はありません

治療行為のほとんどを歯科医師がやって、歯科衛生士はごく限られた治療しか行わない医院は、歯科医師に大きな負担がかかることとなり、予約した時間に医院に行っても、時間通りに診療が始まらないことが多いです。逆に、歯科衛生士を治療に積極活用している医院は、歯科医の作業時間に余裕が生まれ、予約時間がきっちり守られます。

歯科衛生士が治療をしてもいいのものなのか

歯科衛生士の主な業務は、歯科医師の指示のもと歯科予防処置、歯科診療補助、歯科保健指導です。自分で判断して治療をしなければ、治療の多くを任せても問題ありません。

コミュニケーション能力の高い歯医者を選ぼう

歯医者ばかりではないのですが、医者が治療方針をきちんと説明してくれ、また、患者の希望をきちんと聞いてくれることが重要です。

どんな医者であっても、自分が痛いわけではないので、どんな感じどこが痛いのかは、患者からの申告が頼りです。患者ときちんとコミュニケーションを取れるかどうかは、患者にとって深刻なことです。

コミュニケーションが上手な歯医者の探し方

初めての予約の電話で、簡潔明瞭な対応ができる医院は、コミュニケーションが上手な医院と言えます。受付がコミュニケーション上手なら、医院の方針としてコミュニケーションを重視しているということです。

通院しやすいかどうか

歯科治療では、予防が一番大事。特に歯周病の場合、一度罹患したら、完全に治ることはないと言われていますから、メンテナンスと部位が広がらないための予防はとても重要です。定期的な通院のためには、立地的に通いやすい場所であることがとても重要です。

通院しやすい立地とは

通院しやすい立地とは、自宅近く、会社近く、徒歩通勤経路の途中、もしくは乗り換駅の近くということになります。

乗換駅には歯科医院は少ない

このうち乗換駅は、多くが大規模駅となり、歯科医院を開業するためには家賃が大変な場所がほとんどですから、あまり歯科医院は多くありません。

会社近くは同僚に見られるから可能性もあるから避ける

会社近くは、同僚に通院しているところを見られると嫌だという意識が働き、なかなか通いにくいです。

自宅近くで休日に通院できる医院がベスト

自宅近くの医院では、帰宅時に診療をしてもらうため夜遅くまで診療しているか、土日祝日に診療してくれるかがポイントになります。

歯科衛生士を活用しているか

予約が取りやすい、予約の時間がキチンと守られる、というのも通いやすい医院の重要な条件ですが、そのためには、歯科衛生士を活用して、作業効率が良い医院かどうかが重要です。

せっかくとった予約で時間通り医院に行ったのに1時間も待たされた、なんてことも個人経営の医院では多いです。歯科医師が一人もしくは二人で何人もの患者を担当している場合、どんどん時間が押してくることが多いようです。予約が取りやすい医院の目安として、歯科衛生士を活用しているかどうかがあります。

作業効率が良い医院は予約が取りやすい

歯科衛生士を活用すれば、複雑で作業数が多い治療は歯科医師、簡単な治療は歯科衛生士と分担することができ、効率よく治療ができます。その結果、歯医者の作業時間に余裕が生まれ、予約時間通りに診療が開始します。

歯科衛生士を有効活用している医院は、予約を正確にこなすことをキチンと考えている、通いやすい医院と言えます。

 

選んではダメな歯科医院

治療途中で自費医療を勧める

歯科治療は、比較的自費治療の機会が多いです。矯正とかインプラントとか予防歯科とか、より外見の良い差し歯にするなどの場合です。

自由診療は価格なりにメリットは大きいのですが、保険が適用にならないので、かなり高額な料金となります。治療開始前の治療方針説明の時に、自費診療と保険診療との違いを説明してくれればいいのですが、ある程度進んだ段階で自費診療を勧めてくる歯医者は要注意です。こんな時は、さっさと歯医者を変えてしまいましょう。

忙しくて疲れている

歯科医院がコンビニより多くなり、歯科医院間での競争が激しくなってきています。夜間や土日に診療する歯科医院が増えてきました。

診療時間が増えるのは、忙しいビジネスマンにとってはありがたいことですが、増えた診療時間をどれくらいのスタッフで回しているのかというところは注意したいところです。スタッフの数が十分でないと、一人一人への仕事の負担が大きくなり、仕事の質が落ちている可能性があります、満足な治療を受けられないということが考えられます。

予防治療で歯医者との様子をチェック

予約の電話だけでは様子がわからないということも多いと思います。

歯が痛くなる前に、予防治療でいくつかの歯医者を回ってみるといいでしょう。自費治療になってしまいますが、健康な歯を維持するために有効な手段でもあり、また、いざという時に自分にあった歯医者を探す有効な手段でもあります。

予防治療は一回で終わることがほとんどですから、もし自分に合わない歯医者だったとしても後腐れがありません。

合わないと思ったら我慢しないでさっさと医院を変える

どうもこの歯医者は自分に合わない、と思ったら、我慢しないでさっさと別の歯医者に変えましょう。

治療中であっても、別の歯医者に変わることは可能です。歯医者であれば、他の人が治療中だって、見るだけですぐにどういう状況がわかります。今や、コンビニより歯医者が多いといわれる状態です。合わないことを我慢するのはやめて、自分に合う歯医者を探し歩きましょう。

 

まとめ

結局のところ、治療が上手い下手というのは、歯医者選びの重要なファクターではありません。ほとんどの歯医者さんは、みなさん最低限必要な腕を持っているし、歯医者によって大きな差もありません。

上手い下手というのは、あまり根拠のない単なる一般論です。歯医者選びのポイントである以下の3点で、自分にあった歯医者を探しましょう。

  • コミュニケーションをちゃんと取れるか
  • 通いやすい立地か
  • 歯科衛生士を有効に活用しているか

健康な歯は重要なビジネスマナーです。歯医者選びのポイントを押さえてうまく歯医者と付き合い、10年後20年後も健康な歯で仕事をすれば、ビジネスでの成功間違いなしです。

作成者: かのっち

大手企業の子会社で長年にわたり総務部員を務めてきた「何でも屋」です。事業の立ち上げからセクハラ・パワハラ対応、研修、人事考課、採用、パソコンからの情報漏洩処理・・・何でもやってきました。 今は過去の経験を生かし、個人や法人が向上するためのお手伝いをしています。 私の記事で、一人でも多くの人の仕事やプライベートが充実し、人生が向上すれば本望です。

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