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【寝袋の選びはキャンプの基本】キャンプで快適に寝るために必要なこと

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この記事は約 6 分で読めます。 954 Views

キャンプで一番重要な要素は、いかに快適に寝るかということです。

キャンプで寝るときに睡眠の必需品といえば寝袋です。

寝袋によって、キャンプの睡眠の快適度が変わってくると言えるほど、寝袋は重要なキャンピングギアです。

そんな寝袋も、キャンプ用品店に行くと、わけがわからないくらいたくさん種類があります。

値段も1万円以下のものがあるかと思うと、数十万円もする効果なものもあり、驚くほどの値段差があります。

キャンプ初心者は迷ってしまうのではないでしょうか。

ここでは、キャンプ初心者の方に、さらに快適にキャンプでの睡眠を得るための寝袋の選び方についてまとめました。

ぜひ、今後の寝袋選びの参考にしてください。

 

寝袋の基礎知識

一言に寝袋といいますが、色々と違いがあります。

寝袋に関する基礎知識のおさらいです。

形状による違い

寝袋には、主に二つの形状があります。

封筒型

封筒型とは、寝袋を広げた時の形状が長封筒のように、4角が角ばっているのが特徴です。

この形状の特徴は、両端にファスナーがついていて、そのファスナーを外すことにより二つに分かれるので、マットや掛け布団のように使えることと、横につなげることができるので、二人分を一つの寝袋のように使うことができることです。

家族連れやカップルのキャンプにとても便利です。

デメリットとして、ファスナーの長さがないことと、長封筒な形状ゆえに人体に対する密着度が低いことから、密閉度が低く寒さに弱いということが挙げられます。

また、形状に無駄が多いことから、小さく折りたたんだとしてもかさばってしまいます。

マミー型

一般的な寝袋のイメージはマミー型でしょうか。

いわゆるミノムシのような形状は、寝袋といえばこの形という方も多いのではないでしょうか。

複数の寝袋をつなげたり、二つに分けてマットレスや掛け布団にするといった自由度はありませんが、密閉度が高いので寒さに強い構造となっています。

また、長封筒に比べると大きさに無駄がないので、折りたたむとコンパクトになります。

そのメリットゆえに、登山で使用する寝袋のほとんどがマミー型です。

素材による違い

寝袋は、中身に使われている素材によって二つに分けることができます。

ダウン(羽毛)

ダウンは、羽毛のなかでも特に柔らかい羽根毛をさします。

ダウンは、たくさんの空気を含み保温性が高く、ふかふか感があります。

また、小さくまとめることができるため、小さく折りたたむことができます。

ただし、基本的に洗濯にふさわしくない素材です。

コンパクトにまとめることができることから、登山やバイク・自転車ツーリングに多く利用されています。

化学繊維

中綿に化学繊維を素材した寝袋です。

乾きやすいので、汚れたら洗濯することが可能です。

また、価格素材であることから、価格安価なのが特徴です。

ただし、ダウンに比べると単位面責当たりの重量が2倍になりますので、登山やバイク・自転車ツーリングには向きません。

安価で洗濯可能という性質から、一回で複数購入する必要のあるファミリーキャンプ向けです。

 

オススメの寝袋

出来ることならな、寝袋は二種類以上持って、用途別に使い分けたいです。

キャンプで使う寝袋

キャンプ、特にファミリーキャンプは、家族全員の寝袋が必要になりますから、安価であることが絶対条件です。

そのほか、子供は汗を多くかくこともあり、寝袋を洗うことができるのも重要になります。

ファミリーキャンプですから、真夏にキャンプすることも多いので、気候に合わせて寝袋の形状を帰ることも重要になってきます。

こういったことを考えると、キャンプ、特にファミリーキャンプに向いている寝袋は、封筒型で素材はポリエステルということになります。

これですと、折りたたんでも結構かさばることになりますが、ファミリーキャンプは原則車での移動ですから、かさばることはあまり問題にはならないでしょう。

登山で使う寝袋

登山の場合「軽さは何よりも優先する」です。

もちろん寝袋もその例にもれません。

寝袋の場合、寝袋自体の軽さもあるけれど、寝るときに寒い寝袋だと厚着をしなければならないのでさらに荷物が増えるということを避けるという面もあります。

寝ている時の暖をしっかり取ることができて、軽くてコンパクト。

登山に求められる寝袋は、寝袋として必要なこと全てです。

そんな、登山に必要な寝袋は、マミー型で素材はダウンということになります。

ツーリングで使う寝袋

自転車やバイクでのツーリングは、自転車一台になんでも荷物を積まなければならないので、コンパクトであることが必要です。

登山ほど気温の変化が大きい場所で使うことがないため、耐寒性はそれほど求められることはありません。

また、ツーリングの場合は、軒先でちょっと仮眠をとる、なんてことがあり、コンクリートの上で寝袋を利用することがあり、寝袋が破れる可能性があります。

ということで、ツーリングに求められる寝袋は、形状がマミー型で勝つ安価なものがいいでしょう。

なので、素材は化繊の方が安価なので使い勝手は上がります。

冬に使用する

冬にキャンプすることはあまりないと思いますが、もし、冬にキャンプするとなると、より高性能な寝袋が必要になります。

雪の季節とか冬に高地でキャンプをする場合は、4シーズン用か冬用の寝袋を選ぶようにしましょう。

寝袋を使わないという選択肢もあり

夏のオートキャンプ場でのキャンプの場合、気候的には寝袋でなくても不都合はありません。

きちんとしたマットに掛け布団で十分な睡眠を得ることができます。

寝袋ですと、寝ている間の温度調整がしにくいこともあり、かえって寝苦しいことすらあります。

ただ、夏のキャンプで寝袋を使うという体験は、子供にとって、何にも変えがたい経験にはなります。

自分の身の回り品は自分で管理するという躾の面でも、キャンプで寝袋を使うというのは効果的でしょう。

快適な睡眠環境というより、躾の面で寝袋を利用するというのもありです。

その場合は、今後の使用回数もそれほど多くはないでしょうから、ディスカウントショップで販売している寝袋で十分でしょう。

店員と相談する

夏のキャンプで使用する場合を除いて、寝袋の購入は、キャンプ用品店の店員と相談しながら購入するといいでしょう。

寝袋には様々な種類のものがありますから、初心者の知識できちんと選ぶのは難しいでしょう。

ただ、店員に自分の希望を伝えるためには、基本的な寝袋に対する知識は持っておいたほうが、よりきちんとした製品を買うことができるはずです。

 

まとめ

キャンプで快適に寝るために必要な寝袋選びについてまとめました。

夏だけのファミリーキャンプであれば寝袋は必ずしも必要はありません。

むしろ、マットに布団の方が快適に寝られる可能性が高いです。

しかし、子供の経験ために、寝袋で寝るという特殊性はとても良いことでもあります。

一夏の経験が、子供の今後のためにとても良いことになることは間違いありません。

ぜひ、目的に沿った寝袋を選んで、楽しいキャンプの夜を過ごしてください。

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かのっち

かのっち

大手企業の子会社で長年にわたり総務部員を務めてきた「何でも屋」です。事業の立ち上げからセクハラ・パワハラ対応、研修、人事考課、採用、パソコンからの情報漏洩処理・・・何でもやってきました。

今は過去の経験を生かし、個人や法人が向上するためのお手伝いをしています。

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