揃えよう!サバイバル用品。知っているようで知らない災害時に必要なグッズご紹介。
災害大国に日本。
いつ災害にあってもおかしくありません。
そんな災害大国に住むあなた!日頃から災害に対する備えはしていますか?
一家の主人のあなたは、日頃から家族を守るために準備をしておかなければなりません。
しかし災害に対する備えをしておかなければと思いながも、実際には手がついていないというのが実情ではないでしょうか。
ここでは知っているようで知らないサバイバル用品について解説します。
災害時に必要はグッズはどんなものがあるのか、ぜひ理解していただいて明日から揃えましょう。
Contents
そもそも災害って?
災害大国に日本ですが、災害にはたくさん種類があり、災害ごとに用意すべきサバイバル用品が異なることもあります。
どんな災害があるのかチェックしてみましょう。
地震
日本は地震が多い国ですから、災害、特に大規模な災害というと自身を思い浮かべます。
日常的に大きな地震が発生する場所は限られますが、断層がずれる小規模な地震は日本のどこで起きてもおかしくありません。
断層ずれの地震は地震のエネルギー規模としてはそれほど大きくありませんが、深度が浅いので狭い地域に壊滅的な被害を及ぼすことがあります。
津波
大規模地震が発生すると、二次被害として津波の心配をする必要があります。
東日本大震災では、地震の直接的な被害は大したことありませんでしたが、その後に発生した津波で、とても広い地域が壊滅的な被害を受け多くの方の人命が失われました。
津波から助かるためにはとにかく避難することしかありませんので、地震と異なる個別の災害と考えたほうがいいでしょう。
大雨
最近災害として注目を浴びるようになったのが大雨です。
台風なども大雨をもたらしますが、梅雨時期などを中心に局地的な大雨が発生すると山崩れや鉄砲水をもたらし、かなり広い範囲に壊滅的な被害を与えます。
山崩れや鉄砲水などは大雨が起きれば必ず発生するというわけではないので、予測が難しい災害です。
台風
台風は災害の元凶として比較的早い速度で移動するので、かなり広い範囲に壊滅的な被害を及ぼす災害です。
山だけでなく平地や海岸や海でも大きな災害をもたらします。
ただ、比較的災害の発生が予想しやすいので、災害に対する備えをきちんとしておけば壊滅的な被害は避けやすい災害です。
噴火
日本は火山が多い国です。
火山は現在活動していなくても、いつ活動を開始するかわかりません。
火山が活動を開始すると、火山性微動という体に感じることのない地震が頻繁に発生するようになるので、火山の噴火は予知しやすい災害です。
日本には有史以来ほとんど活動はしていないけど、過去に大規模な噴火をした火口跡がたくさんあります。
これらの火口跡は、現在活動をしていないということもあり火山性微動などの観測をしていませんので、活動開始の兆候を事前に知ることができないのが現状です。
災害時に取るべき行動
避難
津波や山崩れ、鉄砲水、地震や台風などによる建物倒壊これらが予想されるときは、地方自治体の指示に従って地域で定めた緊急避難場所に避難することになります。
自宅待機
災害発生予想がそれほど大きくない場合や、子供や高齢者を抱えて避難所に行きにくいなどの場合は、自宅で避難生活を送ることもあります。
洪水などの場合は、避難したくても避難できないということもあるでしょう。
自宅避難で問題となるのは、停電やガス水道が使えなくなった時の場合です。
必要な災害グッズ
地震などの大規模災害の場合、公民館や役所などに食料などの災害備蓄があることが多いので、食料に困ることはあまりありません。
避難が長引き生活に困るようなことになっても、自衛隊などが展開して食料や生活物資を提供してくれるようになれば、最低限の生活が送れるようになります。
逆にいれば、自衛隊などによる災害物資の提供が始まるまでの期間をどう過ごすのか、サバイバル用品はその点を考えて用意しましょう。
食料
飲料水
何は無くとも水は用意しておきましょう。
飲料だけでなく、汚物の処理などにも水が必要になりますので、ある程度の量は備蓄しておく必要があります。
水道水もきちんと管理すれば1ヶ月程度はもつようですが、1ヶ月に1回の管理は結構手間になるので、できれば災害備蓄用の水を家族分揃えておきたいところです。
一人で1日あたり必要な量は3リットルとされていますので、500mlペットボトルで6本です。
災害救助に来るまでの期間を3日と想定すると、ペットボトルで18本×人数分用意する必要があります。
500mlペットボトルを18本というのは結構な量になりますので、それなりの広さの保管場所を用意する必要があります。
災害に罹災しても使用できるよう、一軒家であれば2階や庭に物置をおいて保管するなどを考える必要があります。
マンションの場合は、大きな地震であっても倒壊を考える必要はないので、部屋の中の邪魔にならない場所に保管するようにしましょう。
食べ物
食料は、災害時には水が不足するのでなるべく水を使用しないで調理ができるものが必要になります。
災害用の食料として有名な乾パンは、この点で有利です。
乾パンは保存期間も長く取ることができるので、災害用の備蓄所領としては完璧です。
災害用の食料として、アルファ米という炊かなくても食する状態に調理できるお米があります。
どうしても水もしくは水が必要になるのが難点ですが、簡単にご飯を作ることができるので日本人の災害備蓄用食料の定番です。
アルファ米は登山洋品店で購入することができますが、自分で作ることもできますので、家族同士で災害時の行動の意識合わせのためにアルファ米作りにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
トイレットペーパー
トイレットペーパーはあるととても便利です。
本来の使用方法以外に、食器を拭いたり怪我をした時の包帯がわりに使ったりと、様々な用途に使用することができます。
日常的に使用するものなので備蓄しておく必要がないと考える人も多いと思いますが、突然発生するのが災害です。
使いたいときに手元にないと大変なことになりますので、災害備蓄として日常使うものとは別に用意しておいた方がいいでしょう。
灯り
災害が発生し停電になったとき、夜間はとても心細いです。
普段は何気なく使っている照明、普段は眩しいぐらいの街の明かりも、停電になると真っ暗になってしまいます。
暗闇は普段想像できないからこそ、災害時に暗闇になるとパニックをおこす人すらいます。
災害時の犯罪を防ぐためにも、あかりは用意しておきましょう。
災害時の備蓄用の明かりの定番といえばろうそくですが、火の不注意により火災が発生したりマッチやライターを備蓄品に加える必要があるなど結構面倒です。
最近は小型で明るいLEDを使った照明器具が増えてきましたので、ろうそくよりLEDライトを用意しておきましょう。
キャンプ用のランタンならろうそくと同じように360度照らすことができて、夜間でも落ち着きを得ることができるでしょう。
バッテリー
現代の情報収集はツイッターなどのインターネットが主流です。
災害時には携帯電話の基地局も罹災しスマホが使えなくなることもありますが、災害対応の基地局も多く造られるようになり、災害時にも普段と同様にスマホが使えることが多くなりました。
そんなときに心配なのが、スマホのバッテリー切れです。
災害時に停電していると、スマホの充電すら事欠き、災害の情報収集ができなくなりとても心細くなります。
ちょっと大きめのモバイルバッテリーを用意するか、乾電池で動作するスマホ用充電器を災害備蓄品に入れておきましょう。
LEDランタンの中には、スマホの充電機能がついていてしかも長時間の補完ができるよう乾電池で動作するものもありますので、こういったものを準備しておけば一石二鳥です。
生理用品
男性諸氏には必要のない女性用の生理用品ですが、自分に必要ないといって備蓄品で考えないのは男性として失格です。
神経質な女性は環境の激変により予定していなかった生理が始まってしまうことがあります。
生理時の対応は我慢すればなんとかなるというものではありませんので、きちんと備蓄品に用意しましょう。
ただし、パートナーに相談なく備蓄品として用意するのはちょっと怪しい奴と思われる可能性大ですので、パートナーとよく相談しましょう。
まとめ
サバイバル用品の揃え方について、知っているけど知らない災害時に本当に必要なグッズトイ面でご紹介しました。
最近頻繁に発生する災害に国や自衛隊が真摯に取り組むことにより、災害時に本当に必要なグッズがなんなのかがわかってきました。
昔の常識とは異なるサバイバル用品の考え方に変わってきています。
特に一家の主人であるあなたは、常に災害グッズに関する考え方の最新の知識を手に入れて家族をあなたの手で守ってください。