【体の疲れを取る方法】道具なしで今すぐできる方法6選

知らず知らずのうちに蓄積されている疲労。

放置していると、思わぬ病気の引き金になることもあるので、注意が必要です。

「疲れが取れない!」と感じる方は、もしかしたら、慢性的なものになっているのかもしれません。

疲労の原因を認識し、改善することが大切です。

もし、その原因が普段の行動にあるのならば、生活習慣を正す必要もあると思います。

「道具なしで今すぐできる疲れを取る方法6選」を、お送りいたします。

 

とにかく体を休める

何もしない時間を作る

疲労を回復するためには、なんといってもまず体を休めることが一番です。

当たり前のようですが、忙しい現代社会に生きる私たちにとって、これがなかなか難しいのではないでしょうか?

ゆっくりするつもりでも、つい仕事のことを考えてしまったり、時間の余裕があると色々と動き回ってしまう人も…。

これでは頭も心も休まりませんよね。

色々と動きたくなってしまう気持ちもわかりますが、疲労に疲労を重ねてしまえば、病に倒れてしまうこともあります。

ぐっと我慢して、休むことに集中しましょう。

SNSを見てしまうと、つい色々と行動したくなったり考え事をしてしまうという人は、SNSからも離れて、何も考えずゆっくり休む時間を作りましょう。

しっかり睡眠をとる

十分な睡眠はとれていますか?

疲れが取れないという人に多いのが「慢性的な睡眠不足」

休みの日に”溜め寝”する人もいますが、たとえその時に体が休まったとしても、また寝不足を重ねれば同じこと。

しっかりと睡眠をとることにより、細胞が休まり新陳代謝が活発になったり、疲労回復することができます。

大人に必要な睡眠時間は、大体6時間から8時間と言われています。

個人差はありますが、寝不足を溜めないよう注意しましょう。

 

栄養バランスの取れた食事

その疲労ビタミン不足かも?

忙しくなると、つい偏った食事になってしまう人も多いと思います。

レトルトやカップ麺ばかりになってしまったり、食べる時間自体がないからと、十分な食事がとれていない人もいるのではないでしょうか?

栄養不足だと、疲れがなかなか回復しない場合もあります。

また、深夜に食事をとったり、いきなり暴飲暴食したりするのも、体には良くありません。

出来るだけ決まった時間に、栄養のバランスの良い食事をとることを心がけましょう。

疲労回復に良い食べ物とは

疲れをとるために、意識的に摂った方が良い食材もあります。

疲労回復の働きがあるのは、ビタミンB群です。

特に、新陳代謝や疲労回復効果があるのはビタミンB₁。

ビタミンB₁を含む食べ物は、ウナギや卵、豚肉などです。

また、健康維持、エネルギー代謝を促す働きがあるビタミンB₂もお勧め。

ビタミンB₂は、レバーや納豆などに多く含まれています。

そのほか、抗酸化作用が強いビタミンCも意識的に摂るようにしましょう。

そうすることで、疲れにくい体へと変化していきます。

 

適度な運動

血行を良くして心も健康に!

「疲れているのに運動なんて…」と思うかもしれませんが、適度な運動は疲労回復に役立ちます。

体を動かして血行が良くなることで、疲労物質を取り除く働きをしてくれます。

さらに、緊張をほぐしリラックスする効果のある脳内物質セロトニンが分泌されるので、無理のない範囲で運動を取り入れることも、疲労回復にはお勧めです。

こんな運動がお勧め!

疲労回復にお勧めなのは、ゆっくりと体を動かすような有酸素運動。

ウォーキングやヨガなど、楽な範囲でできるものを選ぶとよいと思います。

気分転換にもなるので、肉体疲労だけではなく、精神疲労が溜まっているという方にも良いと思います。

ハードすぎる運動をすると、逆に筋肉疲労が溜まってしまうので、疲労回復のために行うなら、軽めの有酸素運動がお勧めです。

なかなか時間が取れないという方は、仕事の合間にストレッチするだけでも効果あり。

同じ態勢でずっと過ごしてしまうようなデスクワークの方は、意識的にストレッチを取り入れると良いと思います。

 

ツボ押し

すぐ効果が出る”ツボ押し”

疲れた時にすぐ試せるのが疲労回復のツボ押しです。

ツボ押しと聞くと、足つぼマッサージなどを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、ツボ押しは誰でも簡単に出来ます。

疲れを感じた時に押せるように、いくつか疲労回復のツボを覚えておくと良いと思います。

手のツボや首回りのツボなどは、仕事中でも周りの目を気にせず押せるので、特にお勧めです。

すぐ試せる!疲労回復のツボ

人さし指から、小指までの指の股にある「指間穴」というツボは、脳や内臓の疲れを取り除き、自律神経を整えてくれる効果があります。

反対側の人差し指と親指で挟み、少し強めにゆっくりと揉むように押します。

親指と人さし指の骨の付け根にあるツボ「合谷」は、首や肩などの上半身のコリに効きます。

ぐっと深く押し込むように刺激しましょう。

 

ストレスを軽減する

ストレスも疲労の原因に!

ストレスが疲労の原因となることも十分考えられます。

ストレスといえば人間関係を想像すると思いますが、その他にも、仕事でのストレス、生活環境のストレス、体調不良によるストレスなど、常に様々なストレスを受けて生活しています。

実はそれらのストレスが原因で、慢性疲労となっている可能性も…!

日頃ストレスを受けていないか、見直してみるのも疲労回復のための手がかりとなるかもしれません。

ストレスと上手に付き合う

現代社会で生きている限り、ストレスを全くなくすことは不可能かもしれません。

しかし、工夫次第で軽減したり、上手に付き合っていくことはできます。

ストレスを溜めるような生活習慣になっていないか、ストレスの溜まる人間関係の中に身を置いていないか、チェックしてみましょう。

 

気の合う相手と話す

心の疲労には…

精神的な悩みからくる”心の疲労”。

これはどれだけ休養しても睡眠をとっても回復できないかもしれません。

一人でいるとネガティブな方向へとどんどん考えが深まってしまい、さらに気持ちが沈んで疲れてしまいます。

精神的な疲労は、睡眠障害や自律神経の乱れを引き起こし、健康にも支障をきたしてしまう可能性も…。

そんな時には、気の合う仲間と会話するのが一番です。

悩みを打ち明けたり、全く関係ない面白い話題で盛り上がるのも良いと思います。

気づけば疲れが回復しているかも?

ただし、あまり気の合わない相手と会うと、気を使って逆に疲れてしまうことも…。

心の疲労回復のためにも、相手選びは慎重に行いましょう。

吐き出すことが回復につながる

人に自分の悩みを聞いてもらい、第三者目線でアドバイスをしてもらうことは、問題の解決にもなります。

自分の中では大きな悩みだと思っていた事が、別角度から見れば大した問題ではない場合もあります。

人間関係や将来の悩みなど、自分一人で抱えきれないときは、信頼できる相手に相談してみましょう。

SNSなどで相談するのも良いですが、文章のやり取りだけでは誤解が生じてしまったり、上手く伝わらなかったりすれば、それがストレスとなり更に疲れてしまいます。

気分転換にもなりますし、顔を合わせて話すことをお勧めいたします。

 

まとめ

「道具なしで今すぐできる疲れを取る方法6選」を、お送りいたしました。

疲労にもいろいろな種類があり、同じ解消方法をとっても、効果が見られない場合もあります。

いずれにせよ、疲労を感じるということは、心や体が休みたがっている証拠です。

無理をせず、疲労回復に努めましょう。

一番危険なのは、疲労が溜まっていることに気付かないこと。

「いつもできていたことが出来ない」、「調子がいまいち出ない」、そんな些細な変化を見逃さないようにしましょう。

作成者: eto

大学では心理学を専攻し、趣味は人間ウォッチング。 ファーストフードの食べ方で血液型を当てられる特技もあります。