パソコン中古のおすすめを探している人に、デスクトップは買わない方がいい理由を解説。

高性能パソコンは高いとか、2台3台と揃える必要があるからとということで、パソコンの中古を探しているあなた。

パソコンの中古選びは、結構難しいです。

特にデスクトップパソコンは、買わない方がいい理由がいっぱいです。

なぜ、中古パソコン選びではデスクトップを避けた方がいいのか、中古パソコンの選び方も含めてお伝えします。

 

デスクトップパソコンの用途

ノートパソコン全盛期にデスクトップパソコンを使うということは、それなりの理由があります。

会社で

会社であれば、あまりパソコンを使わない役員クラスなどが、デスクトップパソコンを使うことが多いようです。

役員専用パソコン

ノートパソコンは机の上を占領してしまうので、あまり使うことのないパソコンに机の上を占領されるのを嫌う役員は結構多いです。

このようなデスクトップパソコンの場合、あまり電源がオンになっていることは多くないか、もしくは一度電源がオンになると、パソコンをリプレースするまで電源がオンになったままか、両極端な使われ方をされます。

サーバー

サーバーの代わりとして、設計に余裕があって安価なデスクトップパソコンが使われることが多くなっています。

サーバーを買うまでもないシステムとか、様々な実験などで使われるケースが多くなっています。

この場合、24時間365日パソコンが稼働していたり、様々な部品が後付けされていることが多くなっていて、パソコンにかかる負担は相当なものになっています。

個人で

ゲームマシン

個人でデスクトップパソコンを使う理由の多くは、パソコンゲーム用です。

パソコンゲームは、高性能なパソコン部品を必要とし、ノートパソコンでは乗せることができない部品が多いので、どうしてもデスクトップパソコンを使う事になります。

パソコンの性能を最大限使うので、パソコンはかなり酷使された状態になっているはずです。

サーバーで

パソコンマニアの方は、自宅に自分専用のサーバーを用意している人がいます。

サーバー専用マシーンは、耐久性などが強化されているのでかなり高価です。

自宅に自分専用サーバーを設置している人の多くは、デスクトップパソコンを使っています。

こう言ったデスクトップパソコンはもちろん24時間365日稼働していたり、様々な部品が取り付けられていることが多いので、パソコンにかなりの負担がかかっています。

 

中古デスクトップパソコンを買わない方がいい理由

パソコンの中古はデスクトップを買わない方がいいでしょう。

その理由はたくさんあります。

デスクトップパソコンは酷使されていることが多い

パソコンショップに行くと、たくさんの中古パソコンがあります。

最近は大手パソコンショップでも中古も買取に力を入れていて、実にたくさんの中古パソコンが販売されています。

昔は企業のリースアップ品が多かった

昔はよく中古パソコンの多くは、企業のリースアップ品でした。

中古買取システムが確立されていなかった頃は、手頃な中古をたくさん点入れる機会は、企業が使っていたリース品のリース終了の機会しかなかったのです。

しかし今は、インターネットの発達により、個人でも簡単に中古パソコンを売却できるよになりました。

パソコンは家電リサイクル法で簡単に捨てることができないことも、個人の売却の機会の増加に拍車をかけています。

昔と違って、中古のパソコン市場に個人が使用したパソコンが多く出回るようになったのです。

企業で使われていたパソコンは、空調が整った環境でメールや文書作成に使われていることが多くこき使われていることが少ないのでおすすめです。

しかし最近は、一般社員のパソコンはノートパソコンで、デスクトップパソコンは役員が使っているというケースが多くなっていました。

役員はパソコンをあまり使いませんが、そのため電源をつけっぱなしにしている人が多く、一般社員が使っているパソコンより、意外と酷使されていることが多くなっています。

個人のデスクトップパソコンは使用環境にも問題が多い

個人で使用するデスクトップパソコンは、使用環境が劣悪なものが多いです。

多くの人は、平日日中は外出していることが多く、夏はとても暑く、冬はとても寒い環境に置かれることが多いです。

寒い環境はパソコンにとって特に問題ありませんが、暑い環境パソコンには良くありません。

また、個人で所有するデスクトップパソコン、特にマニアが使うデスクトップパソコンは、使っている人が家にいない時でもパソコンの電源がオンになっていることが多く、かなり過酷な環境におかれていることが多くなっています。

タバコのヤニ

デスクトップパソコンは、タバコのヤニで汚れているものが多くあります。

パソコンが趣味の個人はなぜかタバコ好きな人が多いようです。

長時間パソコンの前に座って作業をしていると、ストレスが溜まるからでしょうか。

オフィスは全面禁煙になっていることがほとんどですから、仕事で使っているデスクトップパソコンはかなりクリーンな環境で使われています。

しかし個人が所有しているデスクトップパソコンは、自宅でタバコを吸いながら使う機会が多いので、常にタバコの煙にさらされているわけです。

ケースやキーボードがヤニで汚れるばかりでなく、デスクトップパソコンは放熱のために隙間が大きく開いているものが多いので、パソコンの中までもが何だらけになっている可能性が高いです。

中古で販売されているデスクトップパソコンは、外見は綺麗にしていますが、中身を綺麗にしているケースはほとんどありませんから、なんとなくタバコの匂いがつよくなっています。

部品の耐久性が意外と低い

デスクトップパソコンは、意外と酷使されている状況が多いので、部品の耐久性が気になってくるところです。

デスクトップパソコンの一部の部品は、耐久性に問題があるので注意が必要です。

ハードディスク

パソコンの部品の中でいちばん壊れやすいのはハードディスクです。

ハードディスクは、パソコン使用中は常にモーターが動作しているので、使用時間が中居パソコンほど壊れやすくなっていると言えます。

ただデスクトップパソコンのハードディスクは交換しやすいものがほとんどなので、中古パソコン購入と同時に交換しておけば問題ないでしょう。

ただ、データ移行の手間はかかります。

電源部品

電源関係は、パソコンの中でも特に熱を持ちやすいので、部品の劣化が早くなっています。

コンデンサーなどは劣化しやすい部品なので、長時間使われていたパソコンは痛みやすくなっています。

汚れ

誰が使ったのかわかならないパソコンは、潔癖症の人には少々キツイでしょう。

きちんとクリーニングしたとしても、パソコンの中までクリーニングすることは稀ですので、完全に臭いを消すのは難しいでしょう。

純正部品以外に交換されているケースが多い

デスクトップパソコンはケースを開けやすく、内部スペースにも余裕があるので部品が交換しやすくなっています。

ちょっとした故障の場合、パソコンに詳しい人なら自分で部品を交換してしまう人もいます。

そう言ったパソコンを購入して故障してしまった場合、部品が交換されていることがわからないと、故障原因を掴みにくいことが多いです。

保証が効かない

中古パソコンのほとんどは保証期間を過ぎていることがほとんどですから、故障時の保証が聞かず自費で修理する事になります。

せっかく安価で購入したのに、思わぬ出費を強いられることがあります。

 

まとめ

パソコン中古のお勧めを探している人に、デスクトップパソコンは買わないほうがいい理由を解説しました。

デスクトップパソコンの単価はとても安いので、デメリットを考えるとわざわざ中古を買う理由はないと言えます。

ゲームパソコンや音が静かなパソコンなど、ちょっと尖った感じのパソコンなどの単価が高いパソコンであれば中古を購入する意義はあります。

また、サーバーなどの代わりとして過酷な使い方をする場合には、できる限りコストを下げるために中古を購入うすることもありです。

しかし、普通に文書を書いたりネットを見たりメールを書いたりする使い方であれば、あまり意味がありません。

パソコン中古でデスクトップを購入する場合は、使用目的をきちんと判断して購入するようにしましょう。

作成者: かのっち

大手企業の子会社で長年にわたり総務部員を務めてきた「何でも屋」です。事業の立ち上げからセクハラ・パワハラ対応、研修、人事考課、採用、パソコンからの情報漏洩処理・・・何でもやってきました。 今は過去の経験を生かし、個人や法人が向上するためのお手伝いをしています。 私の記事で、一人でも多くの人の仕事やプライベートが充実し、人生が向上すれば本望です。