仕事の忙しさや人間関係、家庭内のトラブルなど、常にストレスの要因となる事は身近にありますよね。
「気分がもやもやする」「楽しいことが思いつかない」「疲れが取れない」
そんな変化を感じたら、ストレスが溜まっている証拠。
その状況を無視し続ければ、病に発展してしまう可能性もあるので注意が必要です。
そんな辛い心境から脱出できるような、「ストレスやイライラを一瞬で解消する方法」をご紹介いたします。
その場から離れる
環境を変えることが大事
ストレスを感じたら、ひとまずその場から離れる事をお勧めいたします。
同じ景色ばかりを目の前にしていると、なかなか陰鬱な気分から抜け出せず悪循環を起こしてしまいます。
職場ならば少しの間だけでも外の空気を吸いに行ったり、目に映る景色を変えるなどの気分転換が必要。
それだけでもリフレッシュになります。
できれば屋外に
可能ならば屋外に行き、外の空気を感じに行きましょう。
部屋の中で閉じこもっていると、思考も停止し、ストレスをさらに溜め込んでしまう事も…。
新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで深呼吸するだけでも、気持ちが楽になりますよ！
もし外に出るのが不可能な場合は、窓を開けて外の風景を眺めるだけでも応急処置になります。
叩く・壊す・破る
感情をぶつける
何か頭にきたことがあったり、ストレスを感じた時、思いっきり物にあたってしまいたくなりませんか？
勢いで大事なものを破壊してしまったり、壁に穴を開けてしまったり…という経験をした方もいるかもしれません。
気持ちをぶつける対象をあらかじめ用意しておけば、そんな心配もありません。
いらない紙を破いたり、壊しても良いものを叩いたり壊したりして、思いっきり発散しましょう。
発散系のストレス解消グッズも色々あるので、入手しておくとストレスを溜めずに済むかも？
人に当たってしまわないよう注意！
ストレスが溜まると、つい身近な人に当たってしまうという方も多いのではないでしょうか？
抑えているつもりでも、ついついストレスのせいで、キツイ言動をとってしまう事があるかもしれません。
このようなストレス発散グッズなどで、一瞬で解消出来る方法を見つけてこまめに吐き出しておけば、ストレスのせいで誰かを傷つけることもなくなります。
大きな声を出す
大声を出してストレス解消
大きな声をお腹の底から出す事で、一気にストレスを解消出来ます。
とはいえ、いきなり訳もなく叫び声をあげることは難しいですよね。
周囲に驚かれたり、近所迷惑になってしまいます。
「大きな声を出しても違和感のない場所」で声を出してみてはいかがでしょうか？
例えば、カラオケに行く、スポーツ観戦に行くなど。
このような場所なら大きな声をだしても違和感がなく、一人でも行けるのでお勧めです。
叫ぶことは健康にも良い？
大きな声を出す事は、ストレスで働かなくなってしまった自律神経を正常な働きへと促す作用もあり、健康にも良いといわれています。
しかし、仕事柄あまり声を発したり体を動かす機会のない人にとっては、なかなかそれも難しいかもしれません。
忙しくて今は遊ぶ時間も難しい、という方にお勧めなのが、口に当てて叫ぶと、声を消してくれるような「消音グッズ」。
家で思い存分それらのグッズを使用して、ストレス発散してみてはいかがでしょうか？
自然に触れる
自然に触れるとストレスが消える？
よく、「自然に触れるとストレス解消になる」と言いますが、それにはいろいろな理由があるようです。
自然のマイナスイオンが、副交感神経の働きを活発にし、リラックスする効果や、太陽を浴びることでセロトニンが増え、ネガティブ思考が改善されるなど。
ストレスを解消する様々な効果が期待できるので、お勧めです！
そこにあるのは”自然”のみ
自然に触れることのメリットとして、「余計なことを考えなくなる」という事もあります。
ゆっくりと流れる雲や、川の透き通った水の流れ、鳥の声や風の音。
ただそこに存在する自然を目の前にすると、それだけしか考えられず、抱えていた悩みなどちっぽけなものに感じるのではないでしょうか？
生きていることの素晴らしさを再確認し、前向きな気持ちを取り戻せるかもしれません。
泣く・笑う
泣いてストレスを発散
叫ぶことと同様に、泣くことや笑うこともストレス解消になります。
「そんなことを言われても急には泣けない…」と思うかもしれませんが、無理やり泣くことでも十分ストレス解消の効果はあります。
絶対に泣ける映画や漫画などを入手して、思いっきり泣いてみましょう。
家族がいる前で泣きにくい、という方は、映画館に一人で行って泣くのもお勧めです。
平日のレイトショーなら人も少なく、泣いていても人目を気にする必要はありません。
笑ってウィルス撃退
笑うことはストレス解消になるだけでなく、細胞の働きを活発にして、癌や
ウィルスを撃退する働きもあるそうです。
ストレスを感じた時は、お笑い番組や動画を見て、笑う時間を作りましょう。
とはいえ、気分が落ちている時はそう簡単には笑えないですよね…。
そんな時は、友人と会って、一緒に楽しい話をして笑顔になりましょう。
一人では難しくても、心を許せる友人と一緒なら、自然と気持ちも解けていくのではないでしょうか。
愚痴を聞いてもらう
ストレスの元を吐き出す
何がストレスに感じているのかを、誰かに聞いてもらうことで気持ちが軽くなる事もあります。
信頼している友人に、ゆっくりと話を聞いてもらってはいかがでしょうか？
「愚痴なんか聞かされても迷惑になるのでは？」
と思うかもしれませんが、あなたがもし逆の立場だったら、ストレスを抱えている友人を放っておくでしょうか？
相手が同じようにストレスを抱えた時に、恩返しをすれば大丈夫！
気を使いすぎず、こんな時は友人に甘えましょう。
書き出すことでも効果アリ
ストレスの原因が、どうしても他人に言えない事だったり、愚痴る相手が見つからなかったという場合は、思っていることを文章として書き出してみるだけでも効果はあります。
腹が立つこと、嫌だと思ったこと、何でも自由に書き出してみましょう。
あなた以外に誰も読まないので、どんなに酷く汚い言い回しでもOK！
スッキリするまで書ききってみると、考えもまとまり、ストレスに感じていた事を客観視出来るかもしれません。
応急処置としてのストレス解消法
深呼吸
ストレスを感じていてどうにかしたいと思うけど、仕事中などで外に出たり気分転換するなどの方法が取れない時にお勧めの、応急処置的ストレス解消法もいくつかあります。
そのうちの一つが「深呼吸」。
その場でいいので、ゆっくりと深呼吸しましょう。
ゆっくりと息を吸い込み、同じ時間をかけて吐き出すことで心拍数を下げ、副交感神経系を活性化させるので、リラックスできる効果があります。
ツボ押し
手の甲の指と人さし指の骨の分かれ目にあるツボを合谷と言い、ストレス解消やリラックスに効果のあるツボです。
親指と人差し指で挟み込むようにして押すと、自律神経の機能を正常に戻し、気持ちが落ち着いてきます。
この位置のツボなら、隠れてさっと押すこともできるので、誰にも気づかれません。
ただし、これらのストレス解消法はあくまでも応急処置的なものなので、根本的に解決する方法を試すことをお勧めいたします。
まとめ
「ストレスやイライラを一瞬で解消する方法」をご紹介いたしました。
時間をかけて溜まったストレスを解消できない場合には、このような方法を試してみることをお勧めいたします。
ずっと室内にいるより、短い時間でも緑のあるところに気分転換に出るなどの工夫で、ストレスを軽減する効果があります。
一人で解決しようとせず、誰かに話を聞いてもらうのも効果的です。
ストレスも溜め込みすぎれば病気の原因に！
早めに解消する方法を見つけましょう。
