【疲れを取るツボ】ツボ押しで繁忙期を乗り越えよう!
仕事の繁忙期は疲労がたまり、ピークが終わるころにはフラフラになっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
仕事以外でも、プライベートのことで忙しさが偏ってしまう事もあると思います。
一瞬で疲労回復するような魔法のような方法があれば…と思う事はありませんか?
そんな時に覚えていただきたいのが、「疲労回復のツボ」です。
場所を覚えておけば気が付いたときにさっと自分で押すことが出来るのでお勧めですよ!
疲れたときに試してほしい”疲れを取るツボ”をご紹介します。
Contents
疲れがたまるのはナゼ?
細胞の働きが低下した状態
身体をたくさん動かしたり脳を使うことで、活性酸素が発生します。
通常は体内に侵入した細菌を取り除いたりする免疫機能である活性酸素ですが、増えすぎると細胞の活動能力を低下させてしまい、それが疲労となります。
活性酸素は毒性も強いので、増えすぎることで老化の原因となったり、様々な病気の原因となる事もあるので注意が必要です。
自律神経の乱れも引き起こす
疲労した状態が続くと、自律神経が乱れてしまう事もあります。
自律神経は呼吸や心拍などをコントロールする重要な役割になっているので、そのバランスが崩れると様々な不調を引き起こしてしまう事も…!
ストレスや不規則な生活などで自律神経が乱れることもあるので、忙しい日々が続くときは、自律神経を整えることを意識する必要があります。
手のツボ
合谷(ごうこく)
一番わかりやすく、さっと押さえられるツボが、合谷(ごうこく)だと思います。
合谷(ごうこく)は、自律神経を整えリラックスする効果が期待できるツボです。
手のひらを下向きに広げたとき、親指と人差し指の骨の分かれ目にあります。
やや人差し指寄りにあり、こちらを親指と人差し指で挟み込むように持ち、親指をぐっと押し込みます。
少し痛みがあり気持ちいいと感じる所までゆっくりと押し、それを交互の手で行いましょう。
労宮(ろうきゅう)
ちょうど手のひらの中心に位置するツボが労宮(ろうきゅう)です。
指で指圧してみて痛みを感じたら、ストレスや疲労がたまっている証拠だと言われています。
手を軽く握りしめたときの、中指と人差し指の先にあたります。
痛気持ちいい強さで指圧し、それを交互に5セットくらいの目安で行うと、血行が良くなり肩こりや胃腸の不調が緩和されたり、自律神経が整いリラックスする効果が期待できます。
指間穴(しかんけつ)
指間穴(しかんけつ)は、手の甲側の、人差し指から薬指までの指と指の間に位置しています。
親指と人差し指でツボをはさみ、1か所1か所揉むようにして刺激しましょう。
指が温かくなるまで続けると、脳や内臓の疲労を回復し、リラックスできる効果があります。
手三里(てさんり)
テーブルにヒジを置き、人さし指をヒジを曲げた時にできるシワに置いたとき、くすり指があたっているところが手三里(てさんり)というツボです。
手三里(てさんり)は、肩こりや、全身のだるさや倦怠感に効果があるツボです。
胃腸の働きも整えてくれるので、ストレスから胃が荒れているという方にもお勧めのツボです。
ゆっくりと親指を押し込むように刺激します。
右の肩が凝っている時は右腕の手三里(てさんり)を、左の肩が凝っている時は左の手三里(てさんり)のツボを刺激するようにしましょう。
足のツボ
湧泉(ゆうせん)
足の裏の中心よりもややつま先寄りに位置しており、指を曲げた時にへこむ部分にあるのが湧泉(ゆうせん)というツボです。
生殖器系や腎臓の不具合、冷えや不眠、全身の筋肉疲労に効果が期待できるとされている、万能のツボと言われています。
両手の親指の先でグッと強く押しては離す、という方法を3秒ごとに繰り返すと効果的です。
足の裏が冷えている時は、温めてから行うようにしましょう。
このツボの位置に張りがない時は、不調の証拠でもあるそうですよ!
足の親指
足の親指は、頭部の反射区にあたると言われています。
親指全体を揉みほぐすようにすると、脳の疲れが解消されリラックスする効果が期待できます。
首の凝りが気になる時は、足の親指の付け根を、骨に沿うように揉みほぐすと緩和されます。
両目(りょうめ)
パソコンを長時間使用していると眼精疲労に悩まされますよね。
そんな時に効果が期待できるのが、そのままの名前である、両目(りょうめ)という足のツボです。
足の人差し指と中指の付け根の部分に位置しており、この部分を押し揉むように刺激します。
右目の疲労が気になる時は左足のツボを、左目の疲労が気になる時は右足のツボを押すようにしましょう。
足三里(あしさんり)
身体全体がだるい時にお勧めなのが足三里(あしさんり)というツボです。
足三里(あしさんり)は、ひざの下の骨、皿の外側にあるくぼみから、指4本分ほど下に位置しています。
3本の指をそこに当てて、軽く押して刺激します。
長寿のツボと言われており、毎日押しても良いと言われています。
耳のツボ
肩こり帯(かたこりたい)
耳たぶの外側に位置しているのが肩こり帯(かたこりたい)という、肩こりに効くツボです。
人差し指と親指で揉みほぐしたときに、痛みを感じたところが今凝っている部分に一番効果のある場所なので、念入りに揉みほぐすと効果的です。
肩こりのほか、眼精疲労にも効くと言われています。
眼(がん)
眼精疲労に一番効果的なのが、耳たぶの中心にある眼(がん)というツボです。
仕事の合間に揉みほぐすように刺激しましょう。
このほかにも、耳はたくさんのツボが密集している場所なので、全体的にマッサージするようにして揉みほぐすと様々な良い効果が期待できます。
頭部のツボ
百会(ひゃくえ)
左右の耳の穴を上に向けて繋いだ、頭のてっぺんに位置しているのが百会(ひゃくえ)というツボです。
百会(ひゃくえ)は、色々な効果が期待できる万能ツボと言われており、頭痛や眼精疲労、自律神経の乱れなどで悩んでいる方にもお勧めです。
百会(ひゃくえ)のツボを刺激するときは、両手の中指を使って、息を吐きながらゆっくりと押します。
痛気持ちいいと感じるくらいまで、力を加減しながらリラックスしてツボを押しましょう。
天柱(てんちゅう)
天柱(てんちゅう)は、首の後ろ側の耳の下のちょうど髪の生え際あたり、左右両方外側のくぼみににあります。
血行を良くし、眼精疲労や肩こりなどに効果的なツボです。
親指をぐっと押し込むような感じで、4、5秒ゆっくりと刺激します。
それを5回から10回ほど繰り返しましょう。
この位置を温めるのも、血行不良の肩こりや眼精疲労に効果的です。
太陽(たいよう)
目の横、こめかみの下の少しくぼんだ部分にあるツボで、眼精疲労回復には欠かせないツボで、目の疲れからくる肩こりや頭痛にも効果が期待できます。
両手の人差し指と中指で、外側から内側へ押すように刺激します。
押しすぎないように気を付けながら、ツボを刺激するようにしましょう。
晴明(せいめい)
鼻の付け根の両サイド、目頭のくぼみに位置するツボが晴明(せいめい)です。
眼精疲労に加え、目の周りのシワにも効果が期待できるそうです。
鼻の付け根をつまむようにして、緩めに刺激するようにツボを押しましょう。
デリケートな場所に位置しているツボなので、眼球を押さえてしまわないように気を付けながらツボを刺激するようにしてください。
まとめ
疲れている時に効果的な、疲労回復に効果的なツボをご紹介しました。
自分で気軽に刺激できる場所なので、仕事の合間や入浴時のリラックスした状態などで試してみると良いと思います。
指で押すことももちろん可能ですが、ツボ押し用の器具を使用するのも更に効果が期待できると思います。
自分でできるツボ押しで、疲れの溜まる繁忙期を乗り切りましょう!