メンズビジネス鞄は、機能性・収納性もさることながら、スーツで働くビジネスマンには、個性を引き出すお洒落ポイントのひとつです。
筆者の独自の見解ですが、同じスーツを着ていても、鞄と靴のデザインで、お洒落度は雲泥の差だと思っています。
筆者はメンズ人気ブランドに詳しいわけではありませんが、愛する旦那様にダサイ鞄を持たせるわけにはいきませんので、筆者がカッコいいと思う鞄を独断と偏見で紹介しますね。
選定の条件は、「ノートパソコンとA4ファイルの入る、そして小物もスムーズに取り出しやすい機能性とデザインを兼ね備えたお洒落で上品なバック」です。
1．20代～30代にお勧めのビジネス鞄
(1)吉田カバン
～LUGGAGE LABEL～（23,760円）
この鞄は、筆者の旦那様が20代のときにプレゼントした鞄です。
お値段も3万円未満でお手頃です。
青い「×」マークがとても可愛く、その収納力と、鞄内の小物の整理整頓の工夫がされていて、とても使いやすいと旦那様にも好評でした。
20代～30代前半向けのカッコイイビジネス鞄だと思います。
ショルダーもついていますので、ビジネスシーンにもカジュアルシーンにも両方使えます。
吉田カバンならではの、丁寧な縫製もさることながら、日本人が使いやすいように使い勝手を考えられて作られている鞄だと思います。
(2)Felesi（フェリージ）
～ビジネスバッグ8637/2/PF+A ～（82,080円）
旦那様の30歳のお誕生日のプレゼントにプレゼントしました。
イタリアのブランドで、ナイロン生地、摩擦や雨に強いコーティング加工を施したコーティングツイル、レザー製品、素材も豊富でお洒落なデザインです。
コーティング加工を施したレザーの鞄なので、雨の日でも、満員電車の中でもまれても安心の鞄です。
Felisiには、様々な素材のビジネス鞄が取りそろえられていますが、デザインや機能、収入力については、他のバッグも似たような感じです。
しかし、革かナイロン素材か、革とナイロンの組み合わせやカラーによって、ずいぶん違った雰囲気になります。
同じデザインなら、ナイロン素材よりも、やはりレザー素材の方が、落ち着いた高級感が感じられるように思います。
2．30代後半からのビジネス鞄には機能性だけでなく上品な高級感を！
(1)master-piece（マスターピース）
～Gloss version2 2WAYブリーフケース～（42,120円）
Gloss version2～2WAYブリーフケース～
「チョコ」というカラーが珍しく、鞄の中の内装がなんとワインレッドです！
筆者の旦那様の持ち物は、ほぼ黒のモノトーンばかりです。
だから、黒いペンケースやノートパソコン、黒の革のノートカバーに手帳、名刺入れ･･･etc．
「そういった物達がワインレッドの内装の中にきれいに仕切られて入っている鞄は、開けたときも美しい！」そう思って、この鞄にしました。
服装も上から下まで真っ黒が大好きな、我が旦那様は、初めは難色を示しましたが、使っているうちに気に入ったようです。
「チョコ」というカラー。
いわゆる焦げ茶色の革に、ベルトや取っ手や底のアクセント色が黒なので、チョコ色が、黒や紺のスーツにも適度なアクセントになって、茶系統の靴を会わせると、黒や紺の地味目のスーツも華やかな感じです。
また、ポケットやファスナーもたくさんついていて、小物の取り出しもスムーズで使い勝手が良いそうです。
また一泊出張にも出かけられる大容量の鞄なのに、鞄の中に入れるものが少ないときはスマートな感じで、毎日使いに便利ですよ。
ショルダーベルトも着いているので、ビジネススシーンだけでなく、カジュアルシーンの時にも使えます。
ちなみに筆者は、この鞄とワインレッドのブーツを一緒にプレゼントしました。
カジュアルシーンにも使ってもらう気満々です。
(2)Tumi（トゥミ）
～JARVISスリム・ブリーフ～（62,640円）
JARVISというのは、日本限定コレクションのことです。
パソコンやモバイルを保護するクッション収納が可能で、ポケットがたくさんついていて、ビジネスシーンの様々な小物をスムーズに出し入れできます。
また、バリスティックナイロンの本体にレザーをあしらったデザインが、上品な感じで気に入りました。
また、スリムタイプなのに、収納力抜群です。
3．40代以降のメンズ用ビジネス鞄は一生使えるものを！
(1)ココマイスター
～ブライドル・バンガーブリーフ～（155,000円）
欧州の革文化と日本人の熟練した職人の技が調和した、理想的な日本製鞄です。
上質な天然皮革を欧州直営店から仕入れて、その希少な革を、熟練した日本人の職人が手作業で縫製して仕上げていく鞄です。
筆者が旦那様にプレゼントしたのは、15万程度ですが、同じメーカーには50万円もする鞄もあります。
上を見たら切りがありません。
でも、修理もしてくれますから、例えけっこうなお値段がしても、長持ちします。
上質な革ですので、年月を重ねるほど光沢や革の質感がでてきます。大切に使えば年月が経てば経つほど、その革質から味が出て一生使える代物です。
そのギフト箱も素敵で、ギフト箱の中に丁寧に巾着袋に包まれた鞄が収納されています。
本革仕上げなので、長時間鞄を持ち歩く人は、ナイロン製の鞄に比べてかなり思い感じがするかもしれません。
しかし、お洒落は忍耐です。
ナイロン製の安い鞄からは、上品さは醸し出せません。
質感や高級感は比べものにならないのです。
ショルダーベルトも着いていますので重いときは、肩掛けがお勧めですよ。
なお、ココマイスターは、日本には、下記の5店舗だけです。
- ココマイスター銀座一丁目店
- ココマイスター神戸旧居留地店
- ココマイスター名古屋店
- ココマイスター自由が丘店
- ココマイスター大阪心斎橋店
これらのお店で購入できない人は、ネット購入ができます。
(2)高級な鞄をネット販売で購入するのが怖い人にも安心なシステム
しかし、ココマイスターの鞄は、希少価値の本革を熟練した職人の手作業縫製によって作られる製品ですので、お値段もそれなりに高価です。
しかし、ネットの画像では革の色合いや内装のイメージが上手く伝わらないときもあります。
ネットで購入して、イメージと違ったといった場合を考えるとネット購入する勇気の無い人もいるかもしれません。
そんな人のために、ココクラブに登録（無料）しておくと、返品交換も可能（ネット購入に限る）ですし、お届けの際に商品に不具合が生じていたとき（お客様の過失による不具合を除く）も、無料修理保証サービスも受けられます。
アラフォー世代になった、筆者の旦那様は、今年昇進したので、そのお祝いにいつもよりもワンランク高価なオーダースーツをつくりました。
高価なスーツには、やはり高品質な革製の鞄がピッタリだと思い、ココマイスターデビューです。
もちろん、よそ行きスーツの時の鞄です。
「この鞄を普段使いできて、色とりどりのもっと高価な鞄や靴をウォーキンクローゼットに並べられるくらい、出世して下さいね」と大きなプレッシャーをかけてのプレゼントです。
まとめ
いかがでしたか？
筆者の独断と偏見で素敵だと思うビジネス鞄を紹介しました。
20代、30代、40代、50代と年齢を重ねるごとに、あなたのビジネスマンとしての風格も変わってきます。
スーツの質も、スーツの着こなしも変わってきます。
「男は中身で勝負！」これが常識であり王道ですが、人はやはり第一印象で7割程度の人物像をイメージしてしまうのが現実で、「中身」を知るのはその後です。
ビジネスシーンでは、数回しか会わないケースもあるので、中身を見てもらう前に、相手のイメージがあなたという人の仕事力も信用も、相手の思い込みや偏見から入るなんてこともあるのです。
野暮ったいスーツに安っぽい鞄、汚れた靴を履いていただけで、信用して貰えないことだってあるのです。
だったら、仕事の責任の重さに応じた外見、すなわち上品さや風格といった仕事ができる雰囲気を醸し出す品々を身につけるべきです。
そして鞄は、似たようなスーツの中で、個性が表れるアクセサリーのひとつでもあります。
人より少しだけお洒落だったり清潔感があったりするだけで、目にとまることもあるのです。
デザインだけでなく、そんなことも考えながら筆者は旦那様の鞄を選びます。
参考になれば幸いです。
