土浦花火大会が見える場所は?地元民が穴場3ヶ所をコッソリ公開!

土浦花火大会(正式名称:土浦全国花火競技大会)は、秋田県の「大曲花火大会」や新潟県長岡市の「長岡花火大会」と共に「日本三大花火大会」の一つになっています。

毎年10月の第1土曜日に全国から花火師が集まって、日本一を競う全国花火競技大会です。

約2万発の花火が、18:00から20:30までの計2時間半もの間、打ち上げられます。マイスターの部や10号玉の部、創作花火の部がありものすごい迫力です。

会場には1,000店ほどの露店が並び、花火をモチーフにしたTシャツやタオルなども販売されています。

そんな花火をゆっくりと座って見るためには、桜川河川敷の有料席のチケットを購入するのが良いとは思いますが、3人まで用の半ますで1万1000円と結構な出費です。

有料席以外で土浦花火大会の花火が見える場所や穴場スポットはないのでしょうか。

 

土浦花火大会が見える場所 おすすめ1(上高津貝塚ふるさと歴史広場)

おすすめ場所の詳細

会場の桜川河川敷の有料席の後方は、田んぼが広がっていて高い建物はありません。

したがって、ほぼどこからでも、花火を見ることができます。

そんな中から土浦花火大会の花火が見える場所として穴場スポットを選ぶのなら、「上高津貝塚ふるさと歴史広場」はどうでしょうか。

およそ4ヘクタールの広い敷地内には芝生広場が広がっているので、寝そべって花火を見ることも可能です。

常設トイレあり

また、土浦花火会場周辺は仮設のトイレが大半です。
若い女性にとっては仮設トイレは少し抵抗がある人が多いと思いますが、上高津貝塚ふるさと歴史の広場には常設のトイレがあるので、その点はかなり嬉しいポイントになります。

公共交通機関での来場者に向いている

花火大会当日はここも臨時の駐車場にもなっていますが、例年朝の10時ごろには満車になっています。

この場所を駐車場として利用するためには、かなり早い時間帯に到着しないと難しいです。

公共の交通機関で来場する人に向いている穴場スポットです。

公共の交通機関を使う場合は、JR土浦駅の西口のバス乗り場の6番乗り場からJRバス「イオンモール土浦行き」に乗車します。

終点で降りてそこから徒歩20分ほどで上高津貝塚ふるさと歴史の広場に着きます。バスの時刻表を確かめて、乗車ください。

ついでに展示室も楽しめる

常設の展示室には縄文時代の人たちがどのように暮らしていたのかが分かるように、色々なものが展示されています。

縄文時代の人が着ていた服を着てみたり、使っていた土器を触ったりと言ったこともでき、外に建っているのは、社会や歴史の教科書でしか見たことのない竪穴式住居です。

入館料はペットボトルのジュースを1本購入するくらいの非常にリーズナブルな料金です。

「えっ。500円で家族3人楽しめるの」とみなさんびっくりされます。

小学生や中学生のお子さんがおられる方は、歴史の勉強も兼ねて入館するとよいでしょう。展示室は朝の9時から夕方の4時半までとなっています。

展示室は110円ほどの料金が発生しますが、芝生広場は無料です。

上高津貝塚ふるさと歴史広場は空が開けていて打ち上げ場所からも近いので、会場と同じくらいの迫力で花火を楽しめます。

 

土浦花火大会が見える場所 おすすめ2(霞ヶ浦総合公園の風車周辺)

おすすめ場所の詳細

「霞ヶ浦総合公園の風車周辺」も、土浦花火大会の花火が見える場所として、おすすめの穴場スポットです。

ここも土浦花火大会当日は600台の臨時駐車場となるので、遠巻きに花火を楽しむ人がいますが、敷地が広いので、混雑感はありません。

霞ヶ浦総合公園は、オランダのような風車がシンボルとなっている自然豊かな総合施設です。

日帰り入浴施設やレストハウス、テニスコートや体育館や水生植物園、落差が5メートルの水郷の滝などがあります。

45メートルの長さのローラー滑り台は子供たちに人気です。

風車の周りには春はチューリップが咲き、「まるでオランダみたい」と口々に言われます。

花火大会が開催されるのは10月なので、チューリップは見ることができませんが、マリーゴールドやユウゼンギクなどの花が咲いています。

風車は夜になるとイルミネーションがライトアップされるので、とてもロマンチックです。

若い男女が花火を見ながら風車の近くでそっと手をつないでいる姿を見ると、フランダースの犬のネロとアロアを思い出して、何ともほほえましいものです。

アクセス

霞ヶ浦総合公園へのアクセスは、バスを利用した場合はJR土浦駅の西口にあるバス乗り場で1番線の、関東鉄道JRバスに乗車して、大岩田二区で下車してください。

乗車時間はおよそ15分程です。

タクシーを利用する場合は、土浦駅の東口から10分ほどとなります。

園内は自由に出入り可能で、入場料は必要ありません。

打ち上げ場所からは少し離れていますが、穴場的な花火が見える場所なので、十分に楽しめるでしょう。

デートスポットとしてもおすすめ

また、花火以外の楽しみも色々とあるので、デートスポットとしてもおすすめです。

霞ヶ浦総合公園の遊んだ後、花火で締めくくりプロポーズするというデートプランも有りかもしれません。

風車から少し離れていますが、霞ヶ浦総合公園の敷地内には国民宿舎もあるので、そのまま初のお泊りに持って行くことも可能でしょう。

どうぞ花火だけではなく、素敵な想い出を作ってください。

 

土浦花火大会が見える場所 おすすめ3(桜川の河川敷)

おすすめ場所の詳細

土浦花火大会の花火が見える場所で穴場的なスポットは、まだだまだあります。

会場周辺は高い建物は少ないので、基本的には「桜川の河川敷」を歩いていけば、少し離れた所で人の少ない所から花火を見ることは可能です。

仮設トイレよりも常設トイレのあるところを選ぼう

ただ、問題点は18時から20時30分までと2時間半の長丁場です。
おまけにジュースを飲んだり食べたりすることでしょう。

河川敷を歩いていくと、トイレの心配が出てきます。
やはりトイレのあるところの方が女性は安心して花火を見ることができるでしょう。

仮設トイレよりも常設トイレのあるところの方がベターです。

国民宿舎水郷の周辺

上述しているように、霞ヶ浦総合公園は広い敷地の中にいろいろな施設があります。

風車の近くもロマンチックで、土浦花火大会の花火が見える場所としておすすめですが、国民宿舎水郷の周辺も穴場的なおすすめスポットです。

風車付近よりも人が少ないので、ゆっくりと静かに花火を鑑賞したい人に向いています。

アジュール土浦ウエディングハウス付近など

また、アジュール土浦ウエディングハウス付近やイオンモール土浦の横の6号バイパス下なども、土浦花火大会の花火が見える場所として穴場的なスポットです。

注意!イオンモール土浦は休業に

イオンモール土浦からも花火は見えるのではないだろうかと思う人も多いようですが、残念ながら花火大会当日は、イオンモール土浦は休業となって立ち入りできないので注意してください。

交通規制にも要注意!

また、交通規制もあるので、事前に確認しておきましょう。

会場へのアクセスが良い国道6号は入り口が規制されます。

また、早朝から22時ごろまで、イオンモール土浦の北側の道路が歩行者も含めて通行禁止になったり、15時以降は学園大橋から土浦東口の高架道路が通行禁止になります。

駐車場は、土浦一中学や下高津小学校の運動場なども当日のみ無料の駐車場になるので、これらを利用するのも一方法ですが、帰路の渋滞も予想されます。

会場に来る時間帯は結構まちまちですが、帰るときは一斉に人が動きます。

行きよりも帰りの混雑の方が激しいです。
小さなお子さんがおられる方は、慌てないでみんなが去ってから帰るほうが安全です。

 

まとめ

花火大会を見にいったのに、背が低いからずっと人の頭や背中ばかり見ていたというケースや、子供をずっと肩車していて肩が凝って翌日の仕事に支障が出た、という声もしばしば耳にします。

人混みや混雑を避けるために、穴場的な場所から土浦花火大会を見たいと思うのは同然のことです。

当日は70万人~80万人の来場が予想されています。

兵庫県明石市で起きた花火大会の群集事故では死亡者も出てしまいました。

混雑した会場から少し離れた場所でも、花火が見える場所はあるので、特に小さなお子さんがおられる方は、このような穴場的な場所から混雑を避けて花火を楽しまれることをおすすめします。

上高津貝塚ふるさと歴史広場も霞ヶ浦総合公園も花火以外にもいろいろなことが楽しめます。

どうぞ、楽しい想い出を作ってください。

作成者: GC@編集担当(兼ライター)

運営会社のスタッフで、 DANXYZの記事立案や編集実務を担当しています。 普段は、自社で運営している 数々のウェブサイトで記事作成も担当していることから、 一部の記事でライティングも行なっています。

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