「イシューからはじめよ」を読むべき2つの理由。あなたも劇的な生産性改善ができる!?
サラリーマンになると、様々な問題解決をする必要があり、あなたの問題解決が会社の命運を左右することすらあります。
しかし、実際に何かを解決しようとすると、どこから気をつけたらいいのかわからないことがさらにあります。
問題解決の方法がわからないあなた!
問題解決には、やり方があります。
ちょっと難しい本ですけど「イシューからはじめよ」を読ん、知的生産のシンプルな本質に触れて、問題解決の方法を勉強してみましょう。
「イシューからはじめよ」を読むべき2つの理由
「イシューからはじめよ」を読むべき理由とはなんなでしょうか。
問題解決の手法として内容が斬新
非常に難しい内容の本ではですが、ビジネス上の問題へのアプローチについてイシューという考え方をもとにして、深い思考方法の仕方を紹介しています。
イシュードリブン
ビジネス上の問題には、本当に重要な問題と、実は単なるテーマの整理なだけのものがあります。
単なるテーマの整理なのであれば、いくら検討しても問題の本質には近づきません。
時間を使うだけで、一向に問題が解決できないということになります。
重要な問題なのか、そうでないのかを把握することは、問題解決のとても重要な部分なのです。
こういった点が書いてある点で、本書はとても斬新な内容と言えます。
具体的な仮説を立てることも重要としていること
仮説を立て分析をしていたとしても、その内容が具体的でないことが結構多くあります。
分析することが目的なのであれば、具体的なくても全く問題ありませんが、問題解決はその問題を解決してこそなりたつものです。
具体的な仮説を立てることが重要としてるてんにおいて、本書はとても目新しい視点を持っています。
分析に必要な情報の取り扱い方が具体的であること
サブイシューの検討のためには、一次情報が重要ですが、一次情報を世間の常識という目で修正することも重要としています。
また、あまり情報集めに時間をかけても、かえって時間の無駄であることも説いています。
検討内容の第三者への効果的な説明方法について書いてあること
分析内容は、グラフや表など、グラフィカルにデザインして、説得力のある内容にすることなど、分析結果は第三者に説明することが前提であることを明確にしていること。
具体的なビジネスケースに基づき問題解決の手法が紹介されている
具体的なビジネスケースに基づき紹介されていることから、日常的に問題解決をしなければいけない責任のあるポジションにいるビジネスマンだけではなく、新人ビジネスマンや、これから社会人になるであろう学生にもオススメの本である。
「イシューからはじめよ」の概要
本書は結構難解な本なので、概要についてまとめてみました。
概要だけでも十分にビジネスの問題解決に役立つと思うので、ぜひ参考にしてみてください。
イシュードリブン
なんちゃってイシューに惑わされないようにしなければなりません。
まずは、その問題は本当に解決すべき問題なのかどうか見極めることが重要です。
世の中で、問題かもしれないとも荒れてるものの中で、本当に答えを出すべき問題なのは、100個中2,3個と言われています。
本当にそれが特別問題であるか、イシューであるかを見極める必要が重要になります。
イシューは問題の本質を突いたものであること
テーマの整理でなく、たとえ強引であっても、具体的な仮説を組み立ててみます。
まちがっても、「とりあえずやってみよう」的なアプローチはしてはいけません。
「やってみないとわからない」は禁物です。
具体的な仮説を立てる
たとえば、ある商品が売れなくなってきているとので、この商品の問題について検討してみることにします。
ここで、その商品の問題だけでなく、「その製品を取り巻く環境が縮小局面になっているのではないか」など、具体的で明確な仮説を立ててみるのです。
具体的な仮説を立てて得られた情報や分析でないと、価値あるものとはなりません。
具体的で明確な仮説とそれにより得られた正しい情報や分析により、解釈の明確となり、そのもの作業がむだなものとならないのです。
材料を入手する
一次情報に触れること
一次情報とは、誰も加工していない、誰のフィルターもかかっていない状況のことです。
製品の場合は、製品を作っている現場で得られた情報、サービスの場、サービスが提供されている場所というように、その情報が発生してる場所ばしょにいくのが基本です。
要は、問題が起きている現場の状況を肌で感じるということが重要なのです。
世の中の常識と合わせる
一次情報を、世の中の常識や基本的なことから調べてみます。
こういった情報は鮮度が重要ですから、すばやく調べることも重要になります。
やりすぎない
情報収集は、初期の段階ではかけた時間と比例して情報量が得られるが、ある程度の時間を過ぎるとかけた時間ほど情報を取ることができない。
これは情報を集めすぎている状態である。
イシューを分解する
多くの場合はイシューは大きな問いであり、いきなり答えを出すことはむずかしいです。
したがって大きなイシューは、答えの出せるサイズまで徹底的に分解することが重要となります。
分解したイシューのことを「サブイシュー」といいます。
イシューを分解するときに重要な点は、ダブリと漏れもなく分解ことである。
答えの質を高めるためにストーリーラインとコンテを作成する
イシューからきちんとサブイシューに分解でき、サブイシューから仮説が見えれば、最終的に何が問題なのかが分かるようになります。
ストーリーライン
最終的には、サブイシューをつなぎ合わせるためのストーリーラインを組み立てることが必要になります。
ストーリーラインは、サブイシューの検討が進みサブイシューに新しい仮説が出るたびに、何度でも書き換えてどんどん精度を高めていきます。
ストーリーを絵コンテにしてわかりやすくする
サブイシューからストーリーラインができたら、その内容をグラフや表をデザインしていく。
これが絵コンテである。
絵コンテ作りで重要なのは、自分が欲しい結果に基づいてイメージを作ることである。
どんな絵があれば、サブイシューのストーリーラインを、読み手が検証すしやすい内容であるという視点でデザインしていきます。
アウトプットドリブン
ストーリーラインができてもいきなり分析や検証の活動始めないことが重要です。
まずは、ストーリラインと絵コンテに沿ってサブイシューの全体を眺め、全体に大きな影響を及ぼすと思われるものから分析していきます。
これは、重要な部分を最初に検討しないと、分析途中にストーリーが根底から崩れる場合には手がつけられなくなるからです。
メッセージドリブン
イシューに沿ってメッセージを他人に強く伝えるカタチで終わること。
伝えたいことをシンプルの前面に満たすシンプルに無駄をなくすことで、受け手の問題しか高まり理解度を大きく向上することになります。
まとめ
「イシューからはじめよ」を読むべき理由と、本の中身の概要についてお伝えしました。
内容が斬新なので、理解するにはとても努力が必要な本です。
しかし、内容がとても具体的であることから、中身をきちんと理解すれば、すぐにでもビジネスに活かせるでしょう。
ぜひあなたも本書を読んで、あなたの問題解決に役立ててみてください。
きっと驚くほど問題解決に役立つとおもいます。