【筆者経験談】精神的に疲れきったときに役立つ究極のお勧めリラックス法5つ
筆者が仕事で精神的に疲れてしまったとき、ふと「何か良いことないかな~」とか「はぁ~」とため息が増えたような感じがします。
これは、精神的に疲れた証拠です。
また、肩こりや頭の皮膚が緊張して痛いようなときも、身体が精神的な疲れによるストレスに悲鳴を上げている証拠です。
今この記事を読んでいるあなた、似たような経験をしたことがありませんか?
精神的な疲れは、知らない内に忍び寄っているものです。
「気付いたときには、心の病にかかって後戻りできなくなっている」なんて事もあります。
そんなことにならないように、筆者がいつも行っている究極のリラックス法をご紹介しましょう。
Contents
1.精神的に疲れたときは「わろてんか」ですよ
出典:【わろてんか】「みんなでわろてんか」3月31日 第151回(最終回)|YouTube
(1)笑顔はストレス解消になる
人は「楽しいな」「幸せだな」と思ったら、自然と笑みがこぼれますよね。
「たくさん笑っている人は、幸せが寄ってくる」ともいわれています。
それほど笑顔にはストレス発散の効果があるのです。
苦しいときも、笑顔を絶やさなければ、試練も乗り越え、幸せがやって来るという実話を元にしたお話もあります。
吉本新喜劇の創業者の吉本せいさんのお話であり、今年の3月まで放送されていた、NHK朝の連ドラ「わろてんか」です。
笑っていたら試練も乗り越えられるというのは、もちろん運もあるかもしれませんが、悲観的にならず、脳が冷静に客観的な判断ができるからともいわれています。
それに、笑顔が心身をリラックスさせることは科学的にも証明されています。
(2)リラックスと幸せホルモンの関係
これは、脳内に幸せホルモン(セロトニン)が分泌されると、脳が表情筋を動かし、笑みをつくります。
これは、既にあなたの脳の習慣となっていて、もはや反射作用ともいえます。
そこで、筆者のように建築トラブルで怒りや不安でいっぱいになったときは、両手の人差し指と中指で、口角をぎゅっと上げてみましょう。
そして目をつぶって、楽しい事を思い浮かべると一層効果的です。
鏡の前で、無理矢理笑顔を作ってみるのでも良いでしょう。
こんなふうに、とにかく表情筋が大きく動くと、脳は「あら?嬉しいことがあったの?幸せホルモン分泌してないよ。大変だー」といった感じで、大慌てで幸せホルモンをどんどん分泌してくれます。
脳は、けっこう騙されやすいのです。
「デスクで口角上げてニヤニヤ笑っていたら恥ずかしい」と思ったあなた!
そんな方は、トイレの個室に入ったり、誰もいない会議室なんかに行ってみたりして、1分間ほど目をつぶって口角を上げて楽しい事を想像してみましょう。
ちなみに、筆者の旦那様は、口角を上げてみた筆者の顔があまりにも面白かったらしく、口角を上げなくても、筆者の「おもしろ顔」を思い出して笑っているのだそうです。
幸せホルモンは、心も体もリラックスさせてくれますよ。
2.精神的に疲れたときは自分を1分以上抱きしめてみよう
(1)抱きしめられたら落ち着くのはなぜ?
恋人や信頼している人にギューッと抱きしめられたら何となく落ち着く経験をしたことがありませんか?
これは、愛情ホルモン(オキシトシン)が脳内で分泌されるからです。
愛情ホルモンが分泌されると、幸せホルモン(セロトニン)を分泌する指令を出すセロトニン神経を活発にしますので、幸せホルモンの分泌も活発になります。
先に解説したように、幸せホルモンが分泌されたら、心身がリラックスするのですから、その幸せホルモンの分泌を活発にする働きがある愛情ホルモンの分泌も、リラックス効果が高いのです。
また、愛情ホルモンの分泌は、イライラ解消やプラス思考に役立つともいわれています。
だから、イライラしたときやネガティブ思考から抜け出せないときは、ハグしましょう。
ただし、誰でも良いわけではありません。
自分を元気にするために、恋人や大好きな友人、親や姉弟、といった信頼し愛情のある相手とハグするのが効果的です。
ちなみに、筆者は旦那様に抱きついてくすぐっています。
筆者の旦那様の体温は35度台なのに、身体の表面温度は、遠赤外線のホッカイロのような感じなのです。
ですから、胃が痛いときや寒いときは、旦那様は筆者に欠かせない「遠赤外線アンカ」でもあります。
暖かくて癒されます。
(2)独りのときはどうするの?
ハグする相手が思い浮かばないあなたのために、朗報です。
ハグする相手がいないときは、自分で自分を抱きしめても同じ効果が得られます。
目をつぶって、自分で自分をギューッと抱きしめ、愛する彼女や片思いの彼女とハグしているような妄想を抱くのです。
「変態みたい?」と今思いませんでしたか?
確かに、誰かに見られたらそうかもしれませんが、効果は絶大なので、他人の目なんて気にしていられません。
精神的に疲れ果ててしまったり、ストレスを過剰に抱え込んでしまったら、身体に異変が表れ、心の病にでもなったらあなたの幸せな人生が地獄へと吸い込まれてしまいます。
背に腹は替えられなくても、妙な噂が立っては大変なので、ここはやっぱり、トイレの個室で実行しましょう。
1分~3分間が適当な時間です。
自分で自分にハグした幸せな妄想タイムがあなたの脳内に愛情ホルモンを分泌させ、一緒に幸せホルモンの分泌も促すのです。
これが、精神的に疲れたり、過剰なストレスを抱えたときのお勧めリラックス法です。
抱き枕にハグして、妄想タイムも効果的ですよ。
ちなみに筆者の場合、昼間独りのときに、自分にハグすると筆が進みます。
3.精神的に疲れたら我慢せずに泣いてみよう
(1)悲しいときは素直に泣こう!
「男は泣かない」とあなたは思っていませんか?
確かに、男性が人前でボロボロ泣くのはあまりカッコイイものではありませんが、独りのときに泣いたら良いのです。
思いっきり泣いたら、スッキリすることがあるのは、医学的にも証明されています。
「涙活(るいかつ)」という定期的に泣く機会を設けるサークルのような活動もあるのです。
1ヶ月に数分間でも定期的に「泣く」時間を設けるのは心のデトックス効果抜群なのです。
笑う事よりも、泣く方がストレス発散には効果が高いといわれています。
(2)「泣く」とストレスが発散される理由
ストレスを解消する脳の仕組み
脳はストレスを感じたら、ストレスホルモンを分泌します。
ストレスは、身体を緊張させ、血流を悪くして、身体のあちこちに悪影響を与えてしまいますので、脳はその防衛手段をしっかりとってるのです。
ストレスホルモンが脳内を満たし始めたら、幸せホルモンが分泌されて、ストレスホルモンと合体して、ストレスホルモンを消滅させてくれます。
下記の「泣くことはストレス解消になる?その効果をさらに高める泣き方とは」で、「泣く」事のストレス解消効果について、もっと詳しく解説しています。
【要注意1】昼間のストレス過剰は夜の睡眠に影響する?
一件落着!と思われがちですが、昼間の幸せホルモンは、夕方になると睡眠に欠かせない睡眠ホルモン(メラトニン)に変身して、あなたを睡眠に導く働きをしています。
しかし、精神的に疲れ切るほどのストレス過剰になってしまうと、昼間の幸せホルモンを無駄遣いしているのと同じで、夜の睡眠ホルモンの不足に繋がってしまいます。
その結果、ストレス過剰の人は寝不足になりがちなのです。
睡眠はストレス解消のために重要!?
しかし、あなたの身体は睡眠中にメンテナンスが行われます。
身体だけでなく、脳が休息することによって、心のメンテナンスも行われます。
しっかり眠ると、精神的なストレスとなるストレスホルモンは除去されています。
脳内にある身体に害をなす物質は、無駄なものとしてお掃除されてしまうというわけです。
ストレスホルモンもお掃除されます。
この睡眠のためにも、昼間の幸せホルモンを使いすぎないようにしなければなりません。
昼間のストレスが睡眠を妨げる!?
だから、昼間の幸せホルモンを少しでも残すために、精神的に疲れるほどストレスを貯め込んだときは、泣いてみましょう。
悲しい気持ちになって泣いたとき、涙と一緒にストレスホルモンを体外に流してくれます。
【要注意2】ストレスを解消しない涙もある!?
ここで注意が必要なのは、悲しい気持ちになって流れた涙でないと効果はありません。
タマネギを切って涙を流しても、ストレスホルモンを押し流してはくれないのです。
ストレス解消に必要なときにストレス解消に役立つ涙を自由に出すには?
「涙なんて早々でないよ」と思ったなた!
俳優さんや女優さんは役柄で泣かないといけないとき、「悲しいことを思い浮かべるだけで涙が出る」と言います。
これは訓練みたいですよ。
映画を見ても泣かない人は、映画の主人公になりきって、自分に置き換えてみるようにしましょう。
そうすることで、あなたも泣くことができるようになります。
どうしても泣けない人は、涙活に参加して、みんなと一緒なら周囲につられて泣けるかもしれません。
女性は、女友達の失恋話を聞いているだけで、つられて泣いちゃったりしますが、男性はどうでしょう?
涙活には、男性も多いそうですよ。
男性も、つられて泣くこともあるかもしれません。
4.精神的に疲れたときはストレッチをしてみよう
(1)ストレッチの効果
ストレッチやヨガは、精神を浄化すると言われています。
これは、大きな関節を動かすからです。
大きな関節を動かすことで、血流が良くなって、交感神経が副交感神経に切り替わります。
副交感神経は、脳内のリラックス効果を高めます。
ストレッチやヨガを本格的にする時間のない人は、伸びをしたり、肩を回したり、股関節を動かしたり、とにかく身体の大きな関節を動かすだけでも効果的です。
ラジオ体操もお勧めですよ。
ラジオ体操は、よく考えられた体操で、身体の全ての関節を大きく動かすようにできています。
また、武道も関節を大きく動かしますので、ダイエットも兼ねてお勧めです。
(2)息をゆっくりと吐く効果も有効
先にも述べましたが、副交感神経はリラックス効果が高いのです。
ネガティブ思考で頭の中が一杯になっていたとしても、鼻で軽く息を吸って、口でゆっくりと長い時間をかけて息を吐くことで、頭の中を真っ白にする事ができます。
大きな関節を動かすには、息を吐かないと十分に動かせません。
ストレッチやヨガも、息をゆっくりと吐くことで、身体を柔軟に動かすことができます。
この息をゆっくり吐く行為が、血流を促すだけでなく、ストレスを生む思考も一緒に消してくれるので、リラックス効果が一層高まるのです。
ちなみに筆者は、ライターのお仕事で煮詰まったときに息を長くゆっくり吐く深呼吸をすると、気持ちが落ち着いて、筆が進むようになります。
5.精神的に疲れたときは大きな声を出してみよう
(1)夕日に向かって「バカヤロウー」は意外に効果的?
映画やドラマで、失恋したときや悲しいときに、夕日に向かって「バカヤロウー」と叫ぶシーンを見たことがある人も多いと思います。
「バカヤロウー」でなくても何かを叫んでみると、スッキリします。
でも、都会に住んでいたらなかなか夕日に向かって叫ぶ場所がありませんよね。
そんな時は、仲間と一緒にカラオケに行って大声で歌ってみるのもお勧めです。
独りカラオケは、寂しいかもしれませんが、他人を気にせず歌い続けられますし、誰かの悪口をマイクで叫んでもOKですから、本当に精神的に疲れてしまったときは、独りカラオケがお勧めです。
(2)どうしても大声で叫べない人はどうしたら良いの?
カラオケに行く時間もなく、大声で叫ぶ場所もない人は、ノートに大きな字で心に浮かんだマイナス思考や誰かの悪口や悔しい気持ち、怒りの言葉を、何でも良いので、書き殴ってみましょう。
夕日に向かって叫んでいる気持ちで書くのも良し!
大っ嫌いな人に向かって文句を言いまくっている気持ちで書くのも良し!
汚い言葉で、不平不満を書き殴るのも良し!
とにかく心の不満をノートに書き殴るのです。
これは、大声で叫ぶのと似たような効果があります。
そして、心置きなく書き殴ったら、そのノートに書いたページを破って、その紙をビリビリに破り捨てましょう。
ノートを破るのが嫌な人は、何かの裏紙でも何でも良いので、紙に書いて、破って捨てましょう。
思いっきり破る行為は、ストレス発散になります。
筆者は、夫婦喧嘩をしたときにこれをよくやります。
思いっきり旦那様の悪口を書いて、ビリビリに破れなくなるまで小さく破ると、何だかスッキリしますよ。
185cmの息子の反抗期のときには、これだけでは怒りが収まらず、竹刀片手に息子と剣道の試合をして、やっつけたことがあります。
大声で「めーん!」はスッキリします。
ちなみに筆者は剣道初段です。
まとめ
いかがでしたか?
筆者は、おしゃべりをするように原稿を書いていますので、ストレスがたまると煮詰まって筆が進まなくなります。
そんな時の筆者は、旦那様や息子や義母に、めったやたらとハグします。
悲しいラブロマンスの映画を見て、主人公になりきってティッシュ片手にボロボロ泣いてふて寝をしたら、スッキリして、起きた後はアイデアが浮かんで筆が進みます。
ストレッチやヨガは、座りっぱなしのストレスからの開放してくれます。
料理をしながら歌ったり、庭に出て新緑の落ち葉拾いをするだけでも、久留米ツツジの花々が目の保養にもなります。
ストレス解消は、人それぞれですが、外に出て自然に触れたり、ご近所とおしゃべりしたり、家族のスキンシップしたり、考えてもどうしようもないことは、取り敢えず置いておいて、他に目を向けてみましょう。
精神的疲れは、案外自分が重篤にしている事もあるみたいですよ。