ノート型パソコン選びで迷ってる?ビジネスで活躍する機種は、こう選ぼう!
様々なパソコンの投資(浪費?)してきた筆者が、ビジネスのためのパソコン選びのアドバイスをします。
特に個人で副業や個人事業主の人、会社の仕事を自宅で行うためにパソコンが必要な人のために、ビジネスで活躍するためのパソコンの機種選びについてまとめました。
Contents
ビジネス用パソコンは企業と個人で求めるものは同じ
ビジネス用途に限定すると、企業用も個人用もそれほど大きく違わなかったりします。
目的をはっきりしないと、オーバースペックのパソコンを購入してお金の無駄になったり、ロースペックのパソコンで仕事に差し障りが出て、ビジネスの収益にも影響を及ぼしたりするので最新の注意が必要です。
ここでは、以下のビジネスシーンで使用するパソコン選びについて検討しました。
- 副業もしくは個人事業主がビジネスで使用する
- 会社の仕事を自宅でもする
ビジネス用途では無理してでも高スペックにするべし
ビジネス用パソコン選びの基本的な考え方として、あなたの仕事の目的の範囲内で、なるべく最大スペックを購入するようにしましょう。
ビジネス用パソコンは分割払いも考慮する
高性能パソコンは値段が高いですが、ビジネス用途で使用するのであれば、分割払いも選択肢に入れ、できる限り高性能を選ぶべきです。
パソコンは短期間で買い替えるものだから、分割払いは好ましくないという考えもあると思いますが、お金がない中ロースペックのパソコンを購入して仕事が滞るよりは、無理してでも高性能パソコンを購入すべきです。
安価なパソコンは結局高くつく
誰もがパソコンを選ぶ際には、その金額の高さに引いてしまいます。
標準的な機種で1台15万円以上もするのですから当然ですよね。
独身の方であれば、自分の住んでいる家賃よりも高いなんてこともあるでしょう。
だから、なるべく金額を抑えようとすると思います。
でも、その気弱さでロースペックパソコンを選択すると、結果として仕事がうまくいかなかったとしたらどうでしょうか。
困りますよね。
場合によっては、パソコンを思いの外早く買い換えなければならなくなるかもしれません。
買い換えだとそっくり一台分負担が大きくなりますが、購入時の性能さによる値段差は、パソコン1台分に比べればはるかに安価なはず。
購入時は、無理してでも高性能なパソコンを選ぶべきなのです。
パソコン選びのポイントは内部記憶装置(ストレージ)とメモリー
最近のパソコンは高性能になってきていて、よほどのローコストバージョンを買わない限り、性能さはそれほどありません。
しかし、内部記憶装置については、従来使用していたハードディスクは性能は10数年前に進歩が止まってしまっていて、CPUやメモリの性能アップに追いついていないのが実情です。
どんなにCPUの処理速度が速くなっても、ハードディスクからプログラムを読み出すのに時間がかかってしまって、待ち時間が意外と長くなってしまいます。
ハードディスク(HDD)ではなくSSDを選ぼう
現代のパソコンでHDDの使用はご法度です。
どんなに値段が高くてもSSDを選択しましょう。
HDDとSSDの値段の差は数万円にもなり、しかもHDDの方が保存できる容量が多いので、店頭で購入する場合にHDDを選択しがちです。
現代のパソコンの性能は、昔に比べると格段に処理速度が上がっています。
OSも、機能てんこ盛りのため重くて動作がもっさり、ということもなくなってきています。
しかし、HDDの読み書きのスピードだけは、10年以上前とほぼ変わっていないのです。
ですから、現在のパソコンの処理速度のボトルネックはHDDです。
どんなに高性能なCPUやメモリーを使用しても、HDDがボトルネックになって、性能ほどの体感スピードを得ることができません。
SSDは、HDDのようにデータの読み込みに物理的な動作が発生しないので、HDDに比べると格段に読み書き速度が速くなっています。
様々なファイルを読み書きする用途が多いビジネスで使用するパソコンの内部記憶装置はSSDしかありえません。
ビジネス用途ではストレージ容量は気にしなくてもいい
ビジネスで使用するファイルはそれほど容量が大きくありませんから、内部記憶媒体の容量はそれほど大きくなくてもいいでしょう。
以前は、自分が作成した過去のファイルを全て自分のパソコンに入れている人が多くいましたが、紛失や盗難などといった際のダメージが大きいですから、全てのファイルをパソコンの中に保存するのはやめましょう。
副業や起業時のパソコンに使う場合は、気分転換のための音楽を保存したいと考えることもあるでしょうが、スマホにも音楽を入れているわけですから、わざわざパソコンに音楽を入れる必要はありません。
SSDはHDDと比べると高価で、大容量のSSDの金額はパソコン一台分ぐらいの値段になることもあるので、必要なファイルを厳選して持ち歩いたりクラウドを有効活用するなどして、ストレージは最小要領で使う癖をつけておきたいものです。
会社の仕事を自宅で行う場合は、ファイルをパソコンの中に保存できないこともあり、こちらもまたストレージの容量はそれほど大きなものは必要なくなります。
メモリーも多い方がいい
メモリーとは、プログラムやデータなどを一次的に保管する場所です。
この容量が大きいと、いちいち内部記憶装置にプログラムを読み込みにいかないので、容量の大きなファイルであっても処理速度が遅くなりません。
画像を扱うことが多い人は、メモリーの量に気を使う必要があります。
文書が中心の人はそれほど気を使うことはありませんが、やはり量が多いに越したことはありません。
CPUは最高ハイスペックである必要はない
最近のPCのCPUは、ほとんどがインテル製のCPUが使われています。
Corei5とかCorei7とかいうやつですね。
CelelonとかCore m3とかCore m5というCPUもありますが、これらは廉価版だったりモバイル用だったりするので、通常のCPUより性能が低くなっています。
これらのCPUでも一般的なビジネス用途として問題ありませんが、ブラウザが意外とCPUパワーを必要とし、ビジネスでは意外とブラウザを使用することが多いので、なるべくならこれら低価格・モバイル用のCPUは選ばない方が賢明です。
Corei5とCorei7では、ビジネス用途ではそれほど変化はありませんので、Corei5を洗濯しても大きな問題はありません。
Corei5とCorei7との値段差は2万円くらいありますので、ここは安価なCorei5を選んで、その分メモリを奮発するというのが、ビジネス用途のノートパソコンの選び方のポイントの一つです。
Corei7を選んで問題があるわけではありませんが、価格差ほどの性能差はないということです。
クラウド時代のパソコン選びはブラウザでの使用を考慮する
最近は、GoogleドライブとかEvernoteなどの、クラウドサービスにファイルを置くケースも増えてきました。
インターネットと接続する環境があることが前提ですが、クラウドサービスにファイルを置いている場合は、手元のパソコンにファイルを置く必要がないので、パソコンの内部記憶容量はそれほど多くなくても用が済みます。
クラウドにおいてあるファイルと手元パソコンと同期を取るサービスもあり、これを使うと、クラウドにおいてあるファイルが手元パソコンにも置かれることになりますので、この内部記憶媒体の容量に注意しましょう。
クラウドは、多くの場合でブラウザを利用して利用しますので、意外とCPUパワーとメモリーを必要とします。
廉価版のCPUは利用せず、メモリーの量もケチらないようにしましょう。
具体的なパソコンの選び方
個人で使うパソコンであっても、会社の仕事で使うものと副業や起業のために使うものあると思います。
会社用であれば、会社の要求するスペックに合わせる必要がありますが、あなたが画像を扱う仕事をしているなど、よほど高性能なパソコンを必要としていない限りは、それほど高性能なものはいらないでしょう。
最近では、企業内では、メールや情報にアクセスするために企業内のポータルサイトを持っていることが多いですが、これらのサイトは、古いブラウザでしか見られないことも多いので、闇雲に新しいパソコンを購入したとしても、パソコンに詳しくない人はかえって手間取るだけでしょう。
副業や起業で使う場合
副業や起業で使用する場合は、金儲けの大事な道具の一つになるわけですから、高性能なパソコンを用意しておきたいものです。
副業の場合には、仕事の空き時間や出張先で使うことも多くなると思いますので、なるべくコンパクトで高性能なパソコンが必要になってきます。
作業効率と持ち運びの手間を考えると、モニタの大きさは12インチがいいでしょう。
持ち運ぶ為には、とにかく軽くでも性能は妥協しないという、ある意味究極のノートパソコンが必要になってきますので、機種選びは以下のスペックで慎重にする必要があります。
副業で使うパソコンの理想形
モニタの大きさ:12インチ前後
- CPU:Core i5
- メモリー:8GB
- ストレージ:SSS 258GB
- 重量:1Kg以下
会社の仕事を自宅でする場合
会社の仕事を自宅でするためのパソコンは、持ち歩く必要はない分、仕事の効率が上がるのでモニター画面が大きい方がいいでしょう。
また、会社のサーバーへのアクセスは、ブラウザを使用することが多いので、意外とCPUパワーとメモリーを必要とします。
家庭用のノートパソコンの多くはモニターの大きさが15インチになってきていますので、機種選びはあまり苦労しないと思います。
会社の仕事のため自宅に置くパソコンの理想形
モニタの大きさ:15インチ
- CPU:Corei5以上
- メモリー:8GB
- ストレージ:128GB
- 重量:不問
WindowsかMacか?
いまだにWindowsとMacのどっちがいいのかとという質問があります。
ビジネスシーンではWindowswを使っている人がほとんどで、Macを使うということはあまり考えられませんが、個人で買うとなるとやはりMacも選択肢となるのでしょう。
どっちでも好きな方を選ぼう
今ではワープロや表計算のファイルは、それなりに互換性がありますので、どっちを使ったとしても大きな問題になることはないでしょう。
仕事で使う場合には、何も考えずにWindowsを使っておけば間違いはありません。
スタバなどで仕事している人にMacが多いというイメージは少し前の話です。
今では、スタバであってもWindowsを使っている人が多くなりました。
副業や個人事業主が効率的に仕事したいのならMac
副業で使用したり個人事業主が仕事で使用するなら、Macの方が効率的です。
スマホのiPhoneやタブレットのiPadとの連携が簡単かつ正確にできますので、パソコンを広げることができない状況であっても、仕事の続きをすることができるからです。
まとめ
ノート型パソコン選びで迷っている方へ、ビジネスで活躍する機種の選び方についてまとめて見ました。
今時、趣味でノートパソコンを購入する人はあまり多くなく、ノートパソコンの多くの機種が、ビジネス用途をメインに考えてた内容になってきました。
ここに書いたスペックで選んだ機種であれば、どれでも問題無くビジネスで活躍することができるでしょう。
ノートパソコンの寿命は2年と考え、2年後には新しい機種を購入することを前提に、きちんと購入金額の元を取れるようにビジネスに活用していきましょう。