脱サラ起業はちょっと待て!スムーズに起業できるよう、在職中にやるべき5つの準備。
あなたは起業したいですか?
なぜ起業したいのですか?
何も考えないで起業してたまたま上手くいく人も居ますが、んな人はごくわずか、多くの人は夢破れて撤退していきます。
そんなことにならないよう、会社を飛び出して起業する前に、やるべきことをやっておきましょう。
実は、起業のために会社を辞める人が多いのですが、これが企業後に上手くいかなくなって失敗する原因の一つなのです。
起業するための準備は、在職中でもできることがたくさんあります。
あらゆる機会を活用することが、起業することで一番重要なことなのです。
むしろ、資金的な面を考えると、起業のための準備は、できる限り在職中にしておいたほうがいいことの方が多いです。
会社を辞めた後「あの時にちゃんとしておけばよかった!」となる前に、在職時に起業の準備をしておきましょう。
ここでは、起業をしたいと思っているサラリーマンの方に、在職中にやるべき5つのことをまとめました。
Contents
起業したいときに在職中にやるべきこと
脱サラ起業するにあたって、在職中にやるべきことはたくさんあります。
とりあえず最低限の必要な準備を6つをまとめてみました。
在職中に6つの準備をして、あなたの起業を成功させましょう。
なぜ起業をしたいのかを一生懸命に考える
損得の面で考えれば、サラリーマンであれば、よほどの勝算がない限り起業せずに企業内にとどまっていた方が得です。
サラリーマンであれば、どんなに仕事がうまくいかなくても、定期的に給料が入ってきます。
財務を担当なら資金繰りに悩むことはあるでしょうが、資金がなくなってどうしようもなくなることはないでしょう。
上司にいじめられたって、給料は入ってきます。
どうしてもの時は、会社を訴えるとか転職をするとか誰かに当たるとか、いくらでも逃げ道はあります。
健康保険や厚生年金は、費用の半分を会社が負担しています。
厚生年金の支給額は、国民年金より手厚いです。
サラリーマンなら、クレジットカードも住宅ローンも作り放題ですけど、起業して利益が少ないと、住宅ローンどころか会社の運転資金すら貸してもらえません。
そんな恵まれたサラリーマン生活をあえて捨て、厳しいことばかりの経営者に、なぜあなたはなろうと思ったのか、もう一度しっかり考えてみましょう。
アイデアをあらゆる面から検討する
アイデアを思いついたからといって、そのアイデアは未来永劫通用するものでしょうか。
あなたは、これから死ぬまで、あなたが設立した企業でも受けたお金で暮らしていくのです。
ビギナーズラックで数ヶ月は成功しても、その後もそのビジネスが成功するかどうか考える必要があります。
まずは、あなたのアイデアを必要としている人がどれくらいいるのかを確認するなどして、あなたのアイデアで長い間収益が上げられるかどうか確認しましょう。
あなたと同様なアイデアで、すでに誰かが起業しているのであれば、共倒れにならない市場規模かどうかの確認も必要です。
先に起業している人に競争して勝つという気持ちは必要ですが、気持ちだけでは事業の継続はままなりません。
冷静にあなたのアイデアをあらゆる面から検討する必要があります。
あなたのスキルをお金になるレベルに高める
起業したいアイデアで、あなたはどれくらいのスキルや知識があるでしょうか。
起業しようということは、あなたは、あなたはその分野のエキスパートでなくてはなりません。
あんたのスキルや知識にお金を払ってもらわなければなりません。
もしあなただったら、あなたのスキルや知識にどれくらいに費用を払うか、考えて見たことはありますか?
全てを捧げる覚悟を持つ
起業した後は、嫌な上司や人間関係はありませんから、一次的には自由になった気分になります。
自由になったことは、とても楽しいことです。
しかし、その自由も、すぐにプレッシャーに変わります。
愚痴や悩みを聞いてくれる友人や上司はもういません。
しかし、起業後は、考えることは多いけど、愚痴を聞いてくれる人はいません。
相談に乗ってくれる人も身近にはいないことが多いはずです。
上司よりもっとクソなクラアントと仲良くやらなければならない状況は、いくらでも出てきます。
サラリーマン時代は、クソなクライアントや上司は、適当にあしらっていれば問題ありませんでした。
そのクライアントの仕事がなくったって会社が潰れるわけではないし、クソな上司とは24時間一緒にいるわけではありません。
そういった苦労は、生半可な気持ちでは乗り越えることはできません。
自分の今までの成功体験を全て捨てる覚悟はあるでしょうか。
起業した場合、自分の会社なのですから、自分の24時間を、全てを仕事に捧げなければならなくなります。
覚悟があればどんなことも乗り越えられる
どんな厳しいことも、その気さえあれば乗り越えられるはずです。
これぐらいのことを乗り越えることができなければ、今後あるであろう様々な困難を乗り越えることはできないでしょう。
最初の試練を乗り越えれれば、あなたの企業は安泰だというつもりで頑張りましょう。
在職中の副業禁止は気にしない
就業規則で副業を禁止している会社は多くあるので、在職中に起業することをためらう人がいます。
しかし、気をつけて欲しいのは、まず起業するのではなく起業のための相談は副業ではないということです。
そして、在職中に起業してもし利益が出てしまった場合は、副業と言われても言い逃れはできないでしょう。
副業禁止の企業の場合は就業規則に抵触することになります。
ただ、副業をしていて利益が出た場合、会社にバレるのは住民税の書類が会社に届く5月頃です。
会社に副業が公式にバレるまで、会社をやめられるぐらいの利益を稼いじゃいましょう。
具体的な計画を立てる
サラリーマン時代に具体的な計画を立てて見ましょう。
公的機関での起業相談や公的融資などは、在職中でも受けることができます。
事業が成功するかどうかは覚悟次第とは言いますが、いくら覚悟があっても、無計画で何をやったらいいのかわからないとどうにもなりません。
できれば、起業した後の収支内訳も予測しておきたいものです。
在職している間に、こういった未来予想図を描けるかどうかが、起業した後のうまくいくかどうかだったりします。
専門家に相談する
上のいずれかで、あなたがちょっとでも不安に感じたら、企業の専門家に相談するといいでしょう。
各地方自治体には、起業相談窓口があり、様々な相談に無料で乗ってくれます。
手軽に相談でき、土日でも窓口は開いていますので、在職中であっても起業の相談を相談しておきましょう。
あなたのアイデアを第三者の目で冷静に判断してくれるはずですし、場合によっては、いいクライアントを紹介してくれるはずです。
資金面の相談は重要
資金面の相談はとても重要です。
資金が全くないと、起業したくても起業することはできません。
資金が手元にないと、お金すら貸してくれません。
在職中であれば毎月給料が手元に入ってきますから、やりくりして必要な資金を貯めるなり、資金調達のための元手にすることができます。
だから、在職中に専門家に起業の相談をする、資金の相談をするのはとても重要なことなのです。
まとめ
脱サラ起業する前にやっておきべきこと6つをまとめました。
起業は勢いではありますが、最低限の情報収拾とシミュレーションは必要です。
ちょっと面倒ですが、勢いで脱サラして路頭に迷うこと内容、ぜひ在職中にやるべきことはやっておきましょう。
在職中にやるべき準備をしておけば、脱サラ後も慌てることなく事業を継続できるようになるでしょう。