【ストレス度チェック】あてはまったら危険?ストレス診断
現代社会において切り離せない存在になりつつある「ストレス」
仕事や職場の人間関係など、ストレスの材料になりそうなもので日々溢れていますよね。
一番怖いのは、ストレスが溜まっている現状に気が付かない事。
ストレスは放置していると体調不良として表れたり、大きな病気の引き金となることもあります。
少しずつ蓄積されたストレスが原因で、突然倒れてしまう事もありえるので注意しましょう。
当てはまったら要注意な、「ストレス度チェック」をお送りいたします。
Contents
動悸が激しく身体が火照る
自律神経の乱れから
動物は臨戦態勢になると、交感神経が優位になり、動悸が激しくなったり呼吸が早くなり、血の巡りも活発になります。その名残が人にもあり、誰かと話している時や、スポーツなどをしているときにこのような状態になります。
そして、そんな緊迫した状態から解放されると、副交感神経が働き、リラックスすることが出来ます。
しかし、ストレスなどにより自律神経が乱れてしまうと、交感神経と副交感神経がうまく切り替わらなくなり、一人でゆったりとした時間を過ごしているときに突然動悸が激しくなったりするような症状が起こることがあります。
やがて大きな病気につながる…!
自律神経が乱れ、常に交感神経が働いているような状態になると、脳はずっと興奮状態になり睡眠障害になることもあります。
ドキドキと激しい動悸が続くことで、心臓にも負担がかかってしまいます。
このような状態が長く続けば、当然体に負担がかかり、大きな病気の引き金になってしまう事も…!
少しでもおかしいと思った時は、休養をとったり、専門医に相談するなど、早めのケアをするようにしましょう。
疲れが取れない
休んでも疲れが取れない時は
「疲れているな~」と感じることがあると思います。
そういう時はゆっくりと睡眠をとったり、長くお風呂につかるなどして疲れを取る方法がありますよね。
しかし、そんな疲労回復の方法をとってもなぜか「疲れが取れない!」と感じたことはありませんか?
それは、”脳が疲れている”のかもしれません。
眠るなどの処置をしても疲れが取れない時は、脳が疲労している場合が多く、疲労回復が遅くなってしまうようです。
心理的や社会的なストレスを受けることで、脳疲労を引き起こしてしまうので、体を休めるだけではなく”脳を休ませる”という事を意識した方が良いかもしれません。
脳疲労を解消する方法とは?
脳疲労を避けるには、日ごろからストレスを溜めこまないような工夫が必要です。
仕事面で言えば、何時間も同じ姿勢で仕事に取り組んでいると脳がストレスを感じてしまいます。
1時間に一度、立ち上がって体を動かしたり、頭皮をマッサージするなどを取り入れるだけでも変わってくると思います。
遠くの景色をゆっくり見たり、良い匂いを嗅いだり、美味しいものを食べるなど、脳が喜ぶような事を日々取り入れていきましょう。
脳をそのようなコンディションにしておくだけで、疲労を感じにくくなったり、脳の働きも良くなるなどのメリットがあります。
免疫力が弱まっている
風邪をひきやすいと思ったら…
きちんと予防をしているつもりなのに、風邪をひきやすく、体調をすぐに崩してしまう…という方も、ストレスが原因であると考えられます。
自律神経の乱れにより、十分な睡眠がとれなかったり、コルチコイドというホルモンが分泌されることにより、免疫細胞の働きが弱まるため、風邪を引きやすくなったり、疲労を感じやすくなったりします。
風邪をひきやすくなったと思ったら、ストレスを疑った方が良いかもしれません。
その口内炎ストレスのせいかも?
口内炎が出来てしまうと憂鬱になりますよね。
いくつも出来たり、大きな口内炎が出来ると、食べる事さえ苦痛に感じてしまいます。
口内炎ができやすいという状態も、ストレスが原因であることが多いようです。
ストレスにより免疫力が低下したり、栄養不足や睡眠不足などによって、口内炎ができやすくなるので、口内炎に悩んでいる方も、日々ストレスを溜めない方法を模索してみるのをお勧めいたします。
気分が重い
「最近楽しくない」は注意?
「なんか楽しい事ないかな~」そんな言葉が口癖になってはいませんか?
もしそうなら、実はストレスを抱えている証拠かもしれません。
今まで「面白い」「楽しい」と感じていたことをしても、気分が乗らなかったり、何をしても空虚な気分になってしまうという場合は注意しましょう。
またしばらくすれば元の状態に戻るだろう…と放置していたら、悪化してしまう可能性も!
人に会うのが辛いと感じる
何となく人と会うのが憂鬱、なるべく一人で過ごしたい。
そんな風に感じている時も、ストレスのサインです。
どうしてもネガティブな方向に物事をとらえてしまいがちなので、これ以上人からストレスを与えられなくない!という気持ちになっているのかもしれません。
人と会う事がストレス解消となる場合もありますが、無理をせず、ゆっくりと好きな事をして過ごすなどして、一人の時間を楽しみましょう。
イライラして怒りっぽい
スルー出来ない
「最近腹の立つことが多すぎる!」そんな風に感じることもあると思います。
しかし、冷静に考えてみると、そこまでイライラしたり腹を立てるような事ではない場合もあるのではないでしょうか?
普段なら冗談として流せるようなことも引っかかってしまったり、相手の言動をすべてネガティブなものと受け止めてしまうのも、ストレスが溜まっている証拠かもしれません。
ストレスを受けることで心身のバランスが崩れ、情緒が不安定になったり、衝動的な気分になったりする事があります。
最近イライラすることが多いと感じたら、ストレスを疑ってみても良いかもしれません。
自己嫌悪に陥りやすい
イライラする反面、自己嫌悪にも陥りやすく、無気力になったり、やる気が出なくなるというのも、ストレスが原因である場合もあります。
感情をコントロール出来ず、激しく人に当たってしまったり、それにより自己嫌悪に陥ってしまうというループにハマってしまうと、どんどんストレスは蓄積されていくばかりです。
また、鬱病や、ホルモンバランスが原因でこのような状態になる場合もありますので、長く続くようであれば、一度きちんと診てもらう事をお勧めいたします。
何かに依存してしまう
なぜ依存してしまうのか?
ギャンブルやアルコール、煙草…など、数えきれないほどの依存症が存在します。
止めようと思っても、なかなか断ち切れないのが依存症です。
これもストレスが原因となっている場合が大いにあります。
ストレスを受ける事で、脳内に不快物質であるノルアドレナリン大量に分泌されます。
それによりイライラとした気分になったり、不安に襲われてしまいます。
それを解消しようと、様々な依存に走ってしまう事があります。
依存症は悪化する
深刻な依存症といえば、薬物やアルコールなどが代表的ですが、もっと身近なものに依存症は隠されています。
ゲームやスマホに対する依存。
恋人や子供など、身近な人に対する依存も同じです。
何かに依存することでストレスを解消しようとしても、依存症が悪化し、いつかは歯止めがきかなくなってしまいます。
心身への悪影響や、周囲の人たちへの影響も考えられるので注意しましょう。
まとめ
当てはまったら要注意な、「ストレス度チェック」をお送りいたしました。
ストレスには、精神的なものと肉体的なものがありますが、精神的ストレスもやがて身体への影響として現れるので注意しましょう。
ストレスは体調に現れなければなかなか気づきにくいものです。
ストレスが溜まったら、その都度解消する事も重要ですが、日ごろからストレスを溜めないように工夫するなど、ストレスとうまく付き合っていく方法を見つけると良いと思います。