頭皮のフケが多い人必見!男のフケや抜け毛を「防ぐ」方法を解説
乾燥が激しい季節になると、頭がかゆくなったりフケが出て困っている男性も多いと思います。
スーツのジャケットは色が濃いので、肩にフケが落ちていると目立つんですよね…。
ビジネスマンは清潔感も大事!
フケが目立つと、印象が一気に悪くなってしまうので注意が必要です。
そのほか、男性は気になる「抜け毛」に関する対処法など、「男のフケや抜け毛を「防ぐ」方法」を解説いたします。
Contents
フケのタイプは2種類
細かい乾燥タイプのフケ
パラパラと自然に落ちるような、細かいフケは、頭皮が乾燥しているタイプの男性に多く見られます。
空気の乾燥やストレスなど、様々な要因で頭皮が乾燥し、フケが発生します。
シャンプーを変えたり、保湿を心がけると、改善することがあります。
大きな脂性タイプのフケ
頭をかいたときなどに、ベタベタとした大きな塊のフケが出たり、爪の間に剥がれた頭皮が挟まっていたりする場合は、脂性の方に多くみられるタイプのフケです。
剥がれた頭皮はベタベタと湿っているため、肩に落ちず髪の毛に絡まっています。
頭皮の脂が酸化して嫌なにおいを発している場合も…。
乾燥タイプのフケと同じく、普段使用しているシャンプーを見直したり、食生活や生活習慣を整えることで改善されます。
乾燥フケの原因とは?
環境
冬の乾いた空気や、エアコンが一日中ついているような乾燥が厳しい環境では、どうしても頭皮が乾燥しやすくなってしまいます。
また、硬度が高めの水で洗髪したり、水道水に含まれる塩素も頭皮にダメージを与え、フケの原因となる事があります。
もし、乾燥フケで悩んでいる方は、今の環境に頭皮を乾燥させてしまう要因がないか、確かめてみましょう。
食生活や体調
頭皮が乾燥してフケが発生する原因が、食生活や体調不良によるものである場合も考えられます。
偏った食生活をしていると、栄養不足になり頭皮の乾燥を進行させてしまうことも…。
ビタミンやミネラルなどをきちんと摂るよう心がけましょう。
また、体調不良やストレスを感じる生活を送っていると、血液の巡りが悪くなり、新陳代謝が弱まってしまうことで、頭皮が乾燥してしまうことも。
睡眠を十分にとり、ストレスに対応するなど、生活改善してみましょう。
パーマやカラー剤
パーマをあてたり、カラーリングをすれば、確実に頭皮にダメージを与えることになります。
その後にフケが見られるようなら、それらの原因を疑ったほうが良いかもしれません。
パーマ液やカラー剤は、合わない場合皮膚炎を引き起こす恐れもあるので注意しましょう。
体調が悪いときや、頭皮の乾燥を感じている時は、パーマやカラーリングなどは避けたほうが良いかもしれません。
シャンプー
普段使用しているシャンプーが合わない時も、頭皮が乾燥してフケの原因となる場合があります。
頭皮の汚れをきちんと落とそうとして、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシと洗えば、必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥の原因に…。
フケが気になると、つい洗いすぎてしまいますが、さらに頭皮が乾燥してフケが増えてしまう悪循環に陥ってしまうので、注意が必要です。
乾燥フケ対策
シャンプー選びや洗い方の見直しを
乾燥フケに多い原因で、バリアの役割を果たす皮脂を落としすぎてしまっているということがあげられます。
石油系界面活性剤入りのシャンプーは、洗浄力が強すぎて、必要な皮脂まで奪ってしまいます。
弱酸性のシャンプーや、天然由来のオイルを主成分としたものを選ぶなど、普段使用しているシャンプーの見直しをしてみましょう。
乾燥肌や、敏感肌向けのシャンプーなど、頭皮に優しいものを選ぶのも、乾燥タイプのフケでお悩みの方には良いと思います。
フケが気になると、つい何度も洗ってしまうかもしれませんが、回数を減らし、皮脂を落としすぎたり、地肌を傷つけないように心がけてください。
保湿し血行を促進する
シャンプーをする前に、椿オイルやあんず油やホホバオイルなどの、植物性のオイルで頭皮をしっかりとマッサージしておくと、余分な皮脂を落としやすくしながらも、地肌が潤います。
マッサージすることで血行もよくなり、新陳代謝が良くなることでフケを防ぐことが出来ます。
また、お肌の潤いや弾力の成分であるコラーゲンが、老化により減少するため、
コラーゲンを摂取することも、地肌の乾燥を防ぐ働きがあるのでお勧めです。
脂性フケの原因とは?
皮脂の過剰分泌
ベタベタとした大きな塊の脂性フケ。
その原因は、皮脂が様々な原因で過剰に出てしまい、それをエサとするマラセチア菌が増殖してしまうことにあります。
マラセチア菌は常在菌ではありますが、増殖することで皮脂に含まれる中性脂肪を酵素で分解し、頭皮の炎症やフケを引き起こす原因となる脂肪酸を排出するため、注意が必要です。
免疫力が低下している
体調不良やストレス、睡眠不足などにより免疫力が低下してしまうと、フケの原因となるマラセチア菌の増殖を防ぐことが出来なくなってしまいます。
また、自律神経が乱れてしまうことにより、男性ホルモンが過剰に分泌されてしまい、皮脂の量が増えてしまう事もあります。
まずは体の不調を治すことを意識してみましょう。
頭皮に汚れが残っている
頭皮の脂汚れなどをそのまま放置していると、毛穴が詰まり炎症を起こしたり、フケの原因となる事もあります。
スタイリング剤が十分に落ちず残ってしまうことも、フケの原因となります。
使用しているシャンプーや、洗い方などの見直しをすると、改善されることもあります。
脂性フケ対策
洗髪方法を見直す
スタイリング剤や皮脂汚れを落としきれずに、脂性フケが発生してしまう方は、洗髪方法の見直しを!
シャンプーを付けて洗う前に、まずはお湯でしっかりと汚れを洗い流すことが重要です。
過度に皮脂を落としすぎてしまうのは逆効果ですが、きちんと汚れを落とすことを心がけましょう。
そして洗髪後は、半乾きのまま放置しないこと。
頭皮が濡れたままだと、菌が繁殖しやすくなるので、濡れたまま放置せずしっかりと頭皮を乾かすようにしましょう。
食生活の改善
油っぽいものばかり食べていたり、ジャンクフードやファストフードばかりを食べていると、栄養が偏り脂性フケの原因に…!
新陳代謝を促進する働きのあるビタミンB群は、特に不足しないように注意しましょう。
脂性フケで悩んでいる方は、和食中心の食生活に変えてみるのもお勧めです。
フケと抜け毛の関係
フケが多いと抜け毛の原因に?
フケが多いと、抜け毛の原因になるといわれています。
フケが毛穴を覆ってしまう事で、毛根に必要な酸素や栄養が行き届きにくくなるためです。
それが直接的な原因でなくとも、脂性フケや乾燥フケが出ている状態は頭皮の健康状態も悪く、抜け毛が多くなっていることが多いので、フケが目立つようになったら注意が必要です。
改善方法は?
急な抜け毛の原因は、病気や生活習慣など様々です。
体調を整えたり、規則正しい生活、バランスのとれた食事をとるよう心がけるなどしてみると、改善がみられることもあります。
また、男性の場合AGA(男性型脱毛症)である可能性も考えられるので、生活改善をしても、抜け毛が減る様子がみられなければ、医療機関で診察を受けましょう。
まとめ
「男のフケや抜け毛を「防ぐ」方法」を解説させていただきました。
フケは意外と自分では気がつきにくいものなので、上着を脱いだら肩の部分にフケがついていないか、髪に剥がれた地肌が絡まっていないかなど、時々チェックしてみましょう。
フケが出ている時は、頭皮の状態が悪い証拠。
抜け毛の原因になったり、抜け毛が増えやすい状態になっている恐れがあるので、注意しましょう。
頭皮に優しいシャンプーを使用したり、栄養バランスの良い食事をとるようにするだけでも、改善出来る場合もあります。