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仕事ができないために「死にたい」と思う前にやって欲しいこと3つ

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この記事は約 16 分で読めます。 9,225 Views

もしあなたが、仕事ができないために「死にたい」と思ったことがある人は、ちょっと待って下さい。

そんなに思い詰めるほどの状況に追い込まれているなら、取り敢えずその場から逃げちゃいましょう。

会社を数日お休みして、少し休憩するだけです。

「逃げる!?会社を休む!?・・・そんなことできない」と思うかもしれませんが、死んでしまうことも、その場から逃げることも、周囲から見ると同じことなんですよ。

どちらも仕事の放棄です。

そもそも「自殺」を考えるのは、人間だけです。

動物はそんなことを考えません。

人間は、他の動物よりも知能が発達しているので、他の動物にない想像力を持っています。

それが仇になって、生きていてもこれ以上に幸せになれないと思ってしまうこともあるのです。

でも、動物は危険な場所からは一目散に逃げ出し、がむしゃらに生きることだけを考えます。

動物の本能で、逃げて別の場所で生き、子孫繁栄に励むのです。

人間はどうしてそれができないのか!?

そこで今回は、死を連想するほど今仕事に悩んでいるあなたに、「生きる」思考力について書いてみたいと思います。

 

Contents

1.仕事ができない!?誰があなたにそう思わせているのかを考えよう

(1)頑張っていれば人の評価は変わるもの

「仕事ができない人」のレッテルは他人のいい加減な評価に過ぎない

実は、仕事の評価は環境によって全然違うのです。

「仕事ができない」部下がいるなら、その部下の苦手なところ、要領が悪い部分を見つけて、改良するのも上司の役目です。

「知識が異常に低すぎて論外」とかいう上司もいるかもしれません。

「仕事ができない人間」そのレッテルは、誰かが貼るものですが、それを剥がすのも誰かなのです。

人の評価はいい加減なもので、あなた次第で変わるんですよ。

そうはいっても信じられないでしょうから、実例で解説していきましょう。

20代の筆者のダメダメっぷりは本当に最低だった!

お恥ずかしいですが、ダメ社員の代表例として、筆者の若い頃の話をさせてただきます。

実は筆者は社会人になってすぐ、大手商社の秘書室に3カ国語堪能ということで、通訳代わりに副社長付の秘書となった経験があります。

しかし、語学力だけは堪能でしたが、秘書検定1級資格所持者でもありましたが、何をやってもおっとりのんびりで、とにかく仕事が遅いのです。

これでもけっこうお嬢様で、バブル時代のコネ入社です。

「使用人を使ったことはあっても使われたことはない」という、超お嬢様キャラで、浮き世離れしたマイペースっぷりに、ついに指導係の先輩は、秘書室長に「教育できません」と直訴したくらいです。

つまり、前代未聞のダメ社員のレッテルを貼られたわけです。

当時の指導っぷりは、それは厳しい物で、今ならパワハラやいじめと問題になるほど厳しいものでした。

でも、筆者は素直なだけが取り柄の脳天気なプラス思考人間だったので、「死にたい」とは思いませんでしたが、「毎日会社を辞めたい」と毎日退職願持参で会社に行っていたほどでした。

しかし、そんな筆者の願いは、父に一括されて終わりです。

「会社を辞めたいなんて、一人前になってから言え。コネ入社なんだから、勝手に辞めても、会社に迷惑をかけてクビになっても勘当だ!」

の一言でした。

筆者の父は、本当に厳しく有言実行の人でしたから、筆者には会社で仕事を覚え、居場所を作るしか残された道はありません。

親に「辞めたら勘当!」と言い渡されたダメダメ社員(筆者)のあがき

脳天気な筆者は、一晩寝ないで考えました。

仕事ができないのは事実ですから、会社に迷惑をかけないように、3つのことだけを実践しました。

  1. 報連相の徹底
  2. 同じミスを二度しない
  3. 分からないことは積極的に質問する

筆者にできることはこの3つだけでした。

「これだからお嬢は!」とか「二度手間だから迷惑よね」とか陰口はたくさん叩かれましたが、さすが秘書課の仕事のできる先輩方は、賢く辛抱強かったです。

初めのうちは、筆者の全ての仕事の再チェックをしていましたが、二度同じミスをしないことと、報連相の徹底だけは評価されました。

予想の範疇を超える不安要素の報連相が筆者から次から次へとやってきますが、筆者は少しでも不安に思ったら恥も外聞も捨てて速報告していましたので、大惨事になる前に先輩方が対処をしてくれました。

「秘書の失態は会社の失態。新入社員だからと言って許されたりはしない。下手したら会社が潰れる」

本当なのか、単なる脅しなのか分かりませんが、秘書室長からきつく言われていましたので、恐ろしくて、前倒しの報連相を徹底していたと思います。

2度同じ失敗をしない筆者は、半年で人並みの新入社員に、1年でほぼ一人前になりました。

結局、寿退社(当時は結婚退職の呼び方)するまでの2年3ヶ月が今の筆者を作っています。

あがきもがいて乗り越えた人生は新たな扉を開く

当時の筆者は、勘当されない会社を辞める方法として、結婚に逃げました。

そんな感じで結婚したので、専業主婦を約10年して離婚です。

自立するために仕事を探したのが、筆者の人生2度目の試練です。

10年のブランクは、就職氷河期ではきつかったですよ。

バブル時台に簡単に就職していますので、氷河期時代の就活は、地獄そのものでした。

男女雇用均等法ができたばかりの時代で、ハラスメントもコンプライアンスもない時代です。

そんな時代に、バブル時代に東京の商社で副社長秘書しかしたことのない30代のバツイチ女性が、仕事を探そうとしても、「職歴無し」と同じ扱いでした。

何十社も不採用通知を受けている間に、「自分はダメな人間の烙印を押された」ような気持ちになっていきました。

旧家の跡継ぎ娘が、跡継ぎを放棄して妹に押しつけ、大恋愛結婚をした末に離婚ですから、家に戻れるわけもありません。

本当に死にたくなったこともあります。

筆者を前向き思考にさせたごいんげの話

そんな時にごいんげ(実家の菩提寺の和尚さん)が次のようなことを言ってくれました。

「人間乗り越えられない試練は与えられないものだから、乗り越えられないのなら方法が間違っているのだよ。

試練を乗り越えずに逃げてしまったら、何度でも試練はやって来るし、自殺したら地獄に落ちてもっと苦しい目に遭うものです。

考えなさい。

必ず方法はあるから。

kirikoは自分が思っているよりも仕事ができると思うよ。

男並みに腹も据わっている。

本家の跡取りとじいさんが見込んだ娘なんだから自信を持ちなさい。」

筆者の取り柄は、バカが付くほどの素直なことと楽天的な脳天気。

「20代に結婚に逃げて乗り越えてないから、また試練が巡ってきたのかも?」と当時の筆者は思ったと思います。

そして、今度は「乗り越えないと幸せになれない」そう思ったと思います。

人間は考える生き物だから考えれば自分だけの方法は見えてくる!

ごいんげの言葉をそのまま信じて、自分が生きていける方法を、当時の筆者は死に物狂いで考えました。

あまりにも就職できないので、就職困難者(当時は超氷河期だったので35歳から40歳)として、ハローワークの専任のアドバイザーもつきました。

そのアドバイザーの助言で、資格を取得することにしました。

出した答えは、士業の資格を取ること。

就職できないなら、開業です。

当時の士業は、まだ男社会でしたから、女性がのし上がるには差別化が必要です。

旧司法試験に合格して、多くの士業のライセンスを取得しました。

初めは大変でしたが、苦労と努力の結果、社員数名、顧問数30社程度の、そこそこの特定社労士事務所を経営する特定社労士になれました。

どんな地獄のような経験でもいつか次のステップに役立つもの!

「父に辞めたら勘当」と脅されて続けていたとはいえ、社会人常識や仕事のやり方の基礎は、秘書時代に学んだものが、そのまま活かされました。

地獄の経験であるほど、当時身につけた仕事の習慣と叱られた記憶は、身体が覚えているものです。

同じ失敗を二度しない注意深さも慎重さも集中力も、10年のブランクを感じさせないものでした。

そして3年かけて掴んだ社労士時代の筆者の評価は、男社会の社労士の世界で、「見かけとは正反対の仕事の早いできる女性」であり、事務所の大きさも男性の個人事業主よりは断然大きかったんですよ。

社労士時代の仲間達は、20代の筆者が仕事のデキないダメダメ社員だったなんて夢にも思わないでしょう。

筆者は、採用や社員教育のエキスパートとして報酬を得ているのです。

20代の筆者の経験則に30代の士業になった筆者の姿は想像の範疇を超えています。

もし筆者が、父大家の「勘当」の言葉に心が折れて命を捨てていたら、今の筆者はいないのです。

人生何が起るかわかりません。

先のことを考えずに、一生懸命目の前の事を一つずつこなして行っていたら、成長した自分に会える未来もあるのです。

(2)死にたくなるくらい辛いときは、救いの神が必要!

20代の秘書時代の筆者の救いは、金曜の同期会です。

泣きながら仕事の愚痴を同期仲間に話していました。

夜中に電話して「頑張れkirikoならできる!」と呪文のように50回となえてもらったこともあります。

泣き言は吐き出して聞いてもらっていたら、何となく前向きになれるものですよ。

実際に悲しかったり悔しかったりする愚痴を離していると涙が出てくるものです。

涙はストレスを解消してくれるとも言いますので、それも立ち直る効果になっていたのかもしれません。

30代の筆者には、「ごいんげの言葉」がありました。

そのためには、辛いときは自分一人で抱えずに、誰かに救いを求めましょう。

そうすれば、巡り巡って自分が歩む道が見えてくるものです。

(3)「仕事のデキない人間」は周囲によってレッテルを貼られているだけ

社労士になって、人事のエキスパートとして言えることは、ただひとつあります。

知識が低く役に立たない部下がいたとしても、その部下は、最低限のスキルと適性があるから入社できたのです。

ですから、その知識と適性を伸ばすのは上司の腕次第なのです。

「仕事ができない」と罵られるのもパワハラです。

仕事ができないなら、できる仕事を与えれば良いし、できるように指導すれば良いのです。

人の才能や良いところは、見つけ出して伸ばしてくれる人が必要なのです。

ダメな人間なんていないのです。

「仕事ができない」と決めつけて、チャンスを奪っている人間が、「仕事ができない人」を作りだしているのです。

ジミー大西さんの例

極端な話ですが、明石家さんまさんのマネージャーのジミー大西さんの絵の才能を見いだしたのは、師匠のさんまさんです。

何をやっても上手にできないジミーちゃんを大切に扱い、画家として独り立ちできるようにしてあげたのです。

もしさんまさんが、ジミー大西さんが失敗する度に叱り飛ばし、暴言を吐いていたら、今の有名なジミー大西画伯はいないでしょう。

さんまさんは、ジミー大西さんが失敗しても決して怒らず、優しく言い聞かせ、番組出演もさせていたくらいです。

 

2.「死にたい」と思う考え方を変えてみることはできない?

(1) 『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』から学ぼう

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』新潮社 黒井勇人著

この小説、読んだことありますか?

映画化にもされ、最近テレビでも放送されました

高校でいじめられて引きこもり、高校も中退してニートになった少年が、母親の死をきっかけに、社会人として働き始めます。

ところが、やっと入社できた会社は、超ブラックな危険な会社だったのです。

くせ者ばかりで、無能な怠け者の上司、いじめ、パワハラ、デスマと呼ばれる死ぬまで奴隷のように働かされる地獄の環境。

そんな会社で、主人公は「もう限界だ!」「廃人になる!」と叫びながらも亡き母の期待に応えよう、父親を安心させようと頑張ります。

そんな中、父親が胃癌になり、助けてくれていた尊敬する先輩が会社を辞めることを知り、限界の糸が切れてしまいます。

でも、ブラック会社での達成感が彼を少しずつ変えていき、ついに彼は復活します。

彼は、自分を振り返り、もがきながら成長してきた自分を見つけ、尊敬する先輩から独り立ちします。

周囲も、少しずつ変わっていきます。

少人数の会社なら、皆の意識が変わるきっかけさえあれば、ブラック環境も変えることができるのだと思わせられるドラマです。

(2)誰かに話しているうちに、頑張れることだってある

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』の主人公「マ男」の救いの神は「2chの書き込み」だったかもしれません。

「もう限界だ」と毎日書き込みながら、2chの住人に自分の状況を説明していくうちに、思考が整理されて客観的になるのでしょうか?

頑張れば、2chの住人が皆で誉めてくれます。

悲しい事があったときは、皆で一緒に泣いてくれて、励ましてくれます。

悔しいことがあった時は、一緒に怒ってくれたりもします。

でも、一方では、客観的な意見や批判をされることもあります。

主人公のマ男は、頑張っているうちに、「『限界だ』って言ってる割に楽しそうじゃないか?」

と言われたこともありました。

一人で考え込んでいると、マイナス思考にしかなりません。

(3)あなたの思考は、過去のあなたの経験則で成り立っている

マ男の思考も自分の経験則から成立しているので、会社の尊敬する先輩藤田さんの過去の話を聞いたとき、自分の甘えを思い知るのです。

でも、いつも助けられていたと思っていた藤田先輩が、マ男の頑張る姿を見て、自分の人生を一歩進む勇気が持てたという事実にも驚かされます。

「君は思っている以上に強い人間だよ」

とマ男は藤井先輩に教えられます。

一般的に、人は自分のことを分っていないケースがほとんどですから、ダメだダメだと思っている人が、本当にダメかどうかは分かりませんよ。

あなたの底力は、あなたの想像を超えるものかもしれません。

それは、あなたの未来のことですから、あなたの経験則では計り知れないのです。

今を変えたいなら、今起っている問題と向き合ってどうすべきか、自分で決めないといけません。

 

3.どう考えても「死にたい」としか思えないならまずは逃げてみよう

(1)「死にたい」としか思えなくなったら逃げて環境を変えてみよう

真剣に向き合って、真剣に考えて出した答えが「逃げる」だった場合は、逃げて生きる方法を模索しないといけません。

あなたの経験則では「今逃げて会社を辞めたら二度と就職できない」と思って会社にしがみつき、逃げることができないまま頑張りすぎて、心を病み、発作的に死を選んでしまうことになるかもしれません。

そんな悲劇を生まないためにも、友達に、親に、周囲に愚痴を言いましょう。

そうすれば、少なくとも「選択肢は死ぬことだけ」なんて状態にはなりませんし、心の病になることもないし、なったとしても、周囲が心配して気をつけてくれます。

人生何とかなるものです。

あなたの経験則にないことが人生には起るのです。

(2)「仕事ができない」人なんて下を見たら切りがない!?

それに、筆者を見て下さい。

20代の筆者ほどダメダメ人間はそうはいないと思います。

世の中の常識的なことが6割ほどできていたかどうか疑問です。

大学時代の筆者は、家計簿をつけて決まったお金で1ヶ月をやりくりすることもできませんでした。

親友に食費やお金のやりくりを手伝っていてもらったくらいです。

そんな人間が、社会人に、しかも副社長秘書になったのです。

それでも、乗り越えたら、どうにかちゃんと普通になりました。

当時の先輩のご苦労が目に浮かびます。

下を見たら切りがありません。

こんな筆者でも、図々しく生きて先輩に迷惑をかけてどうにかなったのです。

とにかく逃げて、自己を見つめ直してやり直す方法だってあるのです。

筆者は、就職につけない期間は2年です。

その間に、「どうせ就職につけないなら、勉強して資格を取得しよう」と考えました。

難関国家資格を取得したら、何かかが変わる気がしたのです。

というより、就活に疲れたというのが本音です。

でも、生まれて初めて死ぬほど頑張って達成感は次の目標を見つけてくれることも知りました。

もがいていると、自分に何に適しているかもわかってきます。

(3)頑張っていたら思ってもみない奇跡も起る!?

40歳で一回り年下の男性と巡り会って、何と再婚してしまいました。

人生、思ってもみないことが起きるのです。

30歳のとき、25歳の男性と結婚した高校時代からの親友に、彼女が28歳のときに新卒の男の子とつきあい始めたとき、「騙されてない?」とか「年下は止めた方が良いよ」とか、さんざんお付き合いから結婚に至るまで反対したことがあります。

彼女が結婚を本気で決めた時からは、彼女の一番の味方になりましたが、お付き合いしているときは、本気で彼女が騙されたり、捨てられちゃうことを、本気で心配したものです。

そんな私が、5歳どころか一回り年下男性と結婚です。

親友から、さんざん辛口・苦言を言われたことは言うまでもありません。

筆者の家族も友人達も本気で心配してくれたようですが、筆者の旦那様も既にアラフォー男子になって、結婚10年目を迎えます。

夫婦喧嘩はあっても浮気のかけらもなく、仲良く楽しく暮らしています。

 

まとめ

三十代の筆者は「死にたい」と思ったことはありませんが、達成感の喜びよりも一生懸命頑張ることに疲れていて、「いつ死んでも後悔はないかな?」と思っていました。

当時、ごいんげの説法で「自殺は地獄に落ちる」と言う話を聞いたことがありました。

だから、筆者は「死んでまで苦労するのはまっぴら」と感じて、「人生楽しかったな♪」と笑って死ねるよう生きよう、そんな目標を持って何となく生きていました。

その代わり、「私、幸せになれるのかな?」「いつも逃げてきた人生だな」とか、「私、どこまで頑張らないといけないんだろう」とも思っていたと思います。

「旧家の跡継ぎから逃げて妹に押しつけたときのツケかな?」とか、「だとしたら一生続くかな?」とかも思ってました。

だから、妹に懺悔しながら一生懸命生きて来た気がします。

人生が一変したのは、今の旦那様と巡り会ってからです。

全てがアバウトで適当な旦那様といると、深刻に自分が考えていた様々なことがバカらしくなるから不思議です。

今の旦那様と巡り会うまで、士業として会社を経営していた筆者も、旦那様の転勤で、事務所を閉め、クライアントからも開放されて、肩の荷が下りた気もします。

筆者は真面目に生きて来たので、全て結果を出す努力をしてきました。

そんな筆者でも、今のライターの仕事は、文章がおしゃべりするように次から次へと浮かびます。

「お姉ちゃん、波乱万丈な人生だよね。大変そう」と妹に言われたことがあります。

筆者は、目の前の自分ができることを、自分ができる方法で、一生懸命してきただけで、何事もスマートにできない不器用な人間です。

だから、筆者は失敗だらけの人生なのだと自分では思っていました。

それが、驚くべきことに妹には違って見える様です。

「普通では得られない人脈や仕事に経験、全てを自分の力だけで築いているし、最後は芸能人みたいに若い男性と結婚して、すごい波瀾万丈な人生だけど、楽しそう。お姉ちゃんすごいね」と言ってくれました。

確かに、若い旦那様がいる分、アンチエイジングに励み、妹よりもかなり若く見えるようです。

他人から見ると、自分が思っているほど、人生は酷くないのです。

仕事ができない人なんて山のようにいます。

下を見たら切りがありません。

だから、自分の人生の終わりを自分で決めつけないで下さい。

あなたの経験則が、あなたの明るい未来の出来事や仕事ができるようになったあなたを知らないだけです。

仕事で「限界だ」「死にたい」と思ったら誰かに心をぶちまけましょう

そうするだけで、ものの見方が変わることだってあります。

いざとなったら、逃げたら良いのです。

人生何とかなるものです。

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kiriko

kiriko

元社労士の主婦ライターです。
知識と経験を活かしてコラムを書き始めて10年になります。

いつも初心を忘れず、少しでも読者の皆様のお役に立てればと思いながら記事を書いています。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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