【要注意】ストレスからくる症状を感じてるなら、ウツの可能性が大!それを今すぐ取り除く方法とは?
最近、過労による「自殺」という話題がメディアを騒がせています。
仕事を真面目にやって、頑張っている人が、長時間労働に追い詰められて、自殺に至ってしまうのです。
この「自殺」、命を絶ってしまった方々が、「命を絶つ覚悟」をして自殺に及んだものではないこともあるです。
もしかしたら、知らない間にウツを重篤化させてしまって、ウツ状態として発作的に自殺衝動に襲われたのかもしれません。
「ウツ」は、初期症状のうちは簡単に治すことができるのに、自分では見逃して放置してしまった結果、悲しい結末を迎えてしまうかもしれない恐ろしい病気です。
そこで今回は、軽度の「ウツ」の典型的な症状を認識して、ウツを改善する方法を紹介します。
1.ウツは気付かないうちに進行します
(1)ウツ状態チェック
- 不安や憂鬱な気分になりやすい
- 意味もなく遠くに行きたくなったり逃げたくなったりする(似たような気持ち)
- やる気が起きない
- ストレス環境にいる
- 集中力が持続しない
- ミスが増える
- 食欲が無くなったり、食欲が異常に増えたりした
- タバコやチョコ、アルコール、コーヒーの摂取量が増える
- 朝起きたとき疲労感が残っている
- 寝付きが悪くなる
この10個のチェック項目から該当するものに丸をつけてみましょう。
○の数が4つ以上ある場合、あなたはウツの初期症状かもしれません。
(2)ウツは心の風邪みたいなもの
ウツは、心が風邪をひいたようなものなのです。
「風邪は万病の元」というように、放置しておくと重篤な結果を招きやすくなります。
ウツも同じなのです。
一般的に「ウツ」とは、脳の機能低下によって、心身に様々な悪影響を及ぼしてしまう病気です。
精神的なウツ状態が表に出た場合は、会社に行けない、何に対しても興味を持てない等、明らかにおかしいと思われるウツ状態が出ますので、本来の姿に戻ろうと治療の必要性に迫られます。
しかし、真面目で、きちんと物事をこなしていく責任感の強い人は、精神的な症状を意志力で押さえ込んでしまい、「隠れウツ」というウツを悪化させてしまう環境に自分を追い込んでしまうのです。
(3)「隠れウツ」ってなに?
普通なら、心身のウツ状態から、休憩をしたり横になったりすることで、脳の指令によって、心身を自然治癒の方向へと導きます。
「休息したい」という脳の指令を無視して、そのまま意志力だけで頑張ってしまうと、脳が過労状態に陥ってしまい、脳の機能が低下し始めます。
このとき、意志力の強い人は、精神的な「ウツ」のSOSを心が押さえつけてしまいますので、身体的な症状ばかりがクローズアップされてしてしまいます。
すると、ウツから来る初期の身体症状を軽く見てしまい、ウツの重要なSOSサインを見逃してしまうのです。
このように心の症状が出にくく、身体症状ばかりが悪化していく状態を「隠れウツ」といいます。
ウツといえば、精神的なウツ状態を思い描く人が多いので、世の中に広く知れ渡っている「ウツ(心の症状)」が隠れていて身体症状だけがクローズアップされるので、「隠れウツ」という呼称が着きました。
このとき心の症状も進んでいますので、意志力で押さえられなくなったときは、深刻な鬱状態となっていることが多いのです。
2.ウツ状態に気付くかないとウツ状態は治らない
(1)ウツ状態の始まりは?
朝起きるのが辛くなったり、夜眠れなくなったり、疲労感が抜けない、もうこれだけで、あなたは「ウツになりかけているかもしれない?」という認識を持ちましょう。
これらの感覚だけでは、真面目な人は自分を叱咤激励して通常の生活をします。
隠れウツであっても、身体の症状が酷くなる前に、「やりたくない」とか「逃げたい」あるいは「○○に追われているような気がする」というような気持ちが心をよぎることがあったはずです。
この心の叫びに気付いてあげましょう。
この、ウツの始まりの症状は、ウツ状態(ウツの初期症状で「ウツ病」の一歩手前)といって、「このままではウツになるよ-!」という脳からのSOSなのです。
人間は、進化の過程で脳が発達して他の動物が持たない「想像力」を手にしました。
本能に従って心身のSOSに素直に従ってしまったらどうなるのか、そんな未来の状態や自分の気持ち、周囲に及ぼす影響や周囲の気持ちを想像してしまいます。
「自分がやらなかったら○○になる」とか「○○に迷惑がかかる」とか自分以外のことを考えます。
だから、真面目で優しい人ほど、周囲のことを考え、自分の気持ちを後回しにしてしまって、ウツ状態に陥りやすいともいえます。
とことん自分の気持ちに疎い人ほど、隠れウツから深刻なウツ病になってしまいます。
眠れなくなったら、「ウツ状態かも?」と心身のストレスの可能性を探ってみましょう。
そして、そのストレスを緩和する方法を見つける努力をしましょう。
このように、小さな心身の異常や身体のウツ状態に気付いたら、自分を責める前に「心の風邪」を治すために、早めの医師の受診が効果的です。
(2)ストレスに強い身体作りのために欠かさないサプリメントとは?
脳のSOSに気づいても、自分に優しくできない状態にいる人は、できるだけストレスに強い身体作りを心がけましょう。
ウツ状態へと心身を導くのは、ストレスによって生じた過剰な活性酸素です。
ですからストレスに強い身体の持ち主は、血中活性酸素が過剰になりにくいので、ストレス化でもストレス症状に陥りにくいのです。
ストレスに強い身体になるということは、ストレス下でも活性酸素を過剰にしないに身体になることです。
そのためには、体内に存在する酵素が大活躍してくれます。
でも、過剰になった活性酸素を消し去ってくれるのが、「酵素」なのです。
筆者は、ライターという仕事柄、仕事が増えると納期に追われて6時間以上ぶっ続けでパソコンに向かっているときも少なくありません。
そんな時は、ずっと同じ姿勢でパソコンに向かっているので、肉体的ストレスがかかりやすく、首や肩のコリ、酷くなるとコリが背中まで広がってしまいます。
ですから、年齢的にも酵素が減り始めた年齢ですので、野菜酵素のサプリメントで少しでも体内酵素を増やし、そんな大切な酵素を余すところなく働かせるために、牡蠣肉エキスのサプリメントを毎日飲んで、ストレス過多にならないように気をつけています。
筆者愛用のサプリメントは野菜酵素の「まんぞくお野菜 やさい酵素」、牡蠣肉エキスのピュアオイスターです。
では、これらサプリメントがどうして効果的なのかを解説します。
心身のストレスは活性酸素の過剰分泌が原因
心的ストレス、肉体的ストレス、この両方を脳は同じようなストレスだと感じます。
脳はストレスを受けると活性酸素を多量に分泌します。
血中活性酸素が正常値の場合は、活性酸素は免疫機能として大活躍してくれます。
活性酸素は、細菌や病原菌、様々な身体に害のある異物をやっつける働きをしてくれる重要物質でもあるのです。
しかし、この活性酸素が多量に分泌してしまうと、何を間違ったか、活性酸素は体内で大暴れを初めて、自身の細胞を攻撃してしまいます。
身体においては、まず筋肉細胞を攻撃して筋力が低下して、身体を支えきれずに身体が重だるくなります。
内臓や骨等の細胞も攻撃されて、内臓機能も低下し、血管ももろくなります。
脳においては、脳細胞を攻撃しますので、脳の機能を低下させてしまうわけです。
この脳機能の機能低下だけでも、不眠や心身のウツ状態の引き金になります。
さらにこの状態で、ストレスを受け続けると、ストレスホルモン(コルチゾール)も多量に分泌されてしまいます。
その結果、交感神経が活発になり、全身の筋肉が緊張して血流悪化、アドレナリン分泌等が始まり、さらに睡眠に悪影響を与えてしまいます。
睡眠中に、脳を含め人の身体は細胞レベルで十分なメンテナンスを行っています。
その睡眠に悪影響を与えているのですから、体内のメンテナンスが不十分で、心身に様々な不調が現れ始めます。
本来健康な状態なら、体内には活性酵素を消去する働きを持った酵素が存在しますので、活性酸素が異常に分泌して、脳内が活性酸素だらけになるようなことはないのです。
40代に入るとストレスに弱くなるのはどうして?
しかし、年齢を重ねると共に、体内酵素は減少していきます。
とくに40代に入ると、体内酵素は20代の半分近くに減少してしまいますので、活性酸素が増加しやすい状況にあるのです。
しかも、不規則な食生活やダイエットで、栄養バランスが偏った状況に陥ってしまうと、体内の亜鉛・銅・セレン等のミネラル物質が減少します。
ミネラル物質は酵素のエンジンのような働きをしていますので、ミネラル物質が不足すると、活躍できる酵素が減るので、活性酸素が消去されずに増え続けてしまうのです。
ちなみに、健康成人の血中ミネラル濃度は、亜鉛93±12μg/dl、セレン7.5±2.7μg/dl、マグネシウム20.7±1.7ppmです。
これらミネラルは、バランス良く摂取しないと吸収が悪いので気をつけましょう。
そこで、ミネラル成分をバランス良く摂取してあげれば、ストレスホルモンが減少して、ストレス症状が改善されて、良質な睡眠がとれるようになるというわけです。
だから、減少した酵素をサプリメントで補って、そのエネルギー源であるミネラル物質をバランス良く配合されたサプリメントを飲むことで、ストレスに強い身体に改善できるのです。
3.ストレス解消のために必要なことは?
(1)ストレス解消のために笑って泣こう
泣くことも大切!
みなさん、「涙活」をご存じですか?
「涙活」は、皆で集まって悲し映画を見て、皆で泣いてストレスを解消する活動です。
人は感情が高まって泣いたとき、涙と一緒にストレスホルモン(コルチゾール)を体外に押し流しているのだそうです。
脳内のストレスホルモンが減少するのですから、気分もスッキリ、不眠や健康的なウツ状態も一時的ですが改善されます。
ただし、タマネギを切って涙を流しても、ストレスホルモンは涙と一緒に押し流されないので気をつけて下さいね。
笑う事も大切!
また、笑う事もストレス解消のひとつです。
笑うと幸せホルモンが分泌されてストレスホルモンを消去してくれます。
笑顔を作るだけでも、表情筋の動きから、脳が幸せな気分になったのだと勘違いして幸せホルモンを分泌してくれるので、鏡に向かっての作り笑顔でも効果的です。
「悲しいときこそ笑え」という言葉がありますが、これは科学的に理屈に合っているようです。
しかし、本当に悲しいときは、作り笑いでは収まりがつかず、泣いてしまった方が悲しみは癒えるといいます。
「笑う」というのは、人間特有の感情です。
だからでしょうか?
笑う事よりも、より本能に近い「泣く」という感情行動の方がストレス発散には効果的なのです。
(2)自分なりのストレス発散法を見つけておこう
ストレスを貯め込まないように、自分なりのストレス発散法を見つけておきましょう。
趣味や楽しい事に夢中になることが効果的であることはいうまでもありません。
楽しい事に没頭していると、嫌なことは忘れてしまうからです。
また、大きな動き(肩や股関節等の大きな関節を動かす)をするとリラックスできます。
キックボクシングや大声を出すのも効果的です。
古来原始時代に、男性は狩りのときに獲物に近づくために全神経を集中させます。
命がけなので、その時のストレスはピークに達します。
しかし、攻撃することでストレスを発散して、獲物を仕留めたときは、ストレスから解放されているのです。
大声を出したりキックボクシングをすることで、ストレスが発散できるのは、人間の本能かもしれませんね。
ちなみに大声を出すゴスペラやキックボクシングは、ダイエットにも効果的だといわれています。
(3)肉体的ストレスは針灸按摩マッサージが一番!
仕事疲労等で肉体的ストレスが長期に及んだとき、身体は軽い鬱状態になってしまいます。
いくら大好きな仕事でも、疲労が重なると、「もう嫌だ」とか「もう二度としたくない」とか思うようになります。
これは、肉体的ストレスから発作的にやって来るマイナス感情です。
「いつまで」と期限が決まっている先の見えている仕事疲労なら、ゴールに向かってがんばれるのですが、先の見えない仕事疲労や痛みや苦痛に対しては、人は絶望し、短期間でもウツ状態に追い込まれます。
個人差もありますが、ウツ状態が2~3ヶ月続くと、人はウツ病になってしまうのだそうです。
そうなる前に、少しでもウツ状態を改善できる方法として、マッサージがお勧めです。
肉体的ストレスは、首や肩から始まって、コリがどんどん広がっていきます。
長時間にわたる過労は、この身体のコリの苦痛だけでも、毎日続くと睡眠に悪影響を及ぼし始め、酷いときは活性酸素が血管を傷つけ鼻血が出たりし始めることもあります。
こうして、ウツ状態が進むと、肉体的ストレスだけでなく、精神的ストレスも加わってきて、ついには「ウツ病」になってしまうのです。
そうなる前に、針灸按摩マッサージで身体のコリを改善させましょう。
筆者は女性なので、針灸按摩よりも、何といってもアロママッサージやエステです。
頭皮スパやフェイス・デコルテ、美容院もストレス解消サロンと化しています。
女性は、マッサージしてくれるお店が多いので、男性よりは幸せかもしれませんね。
ちなみに筆者は、どんなにきつい状態でサロンに行っても、施術の後は熟睡できます。
睡眠が改善されるだけで、翌日の気分は最高です。
まとめ
いかがでしたか?
ストレスの怖さをご理解いただけましたでしょうか?
人は1日数万回も呼吸もしていますので、体内の血中活性酸素濃度が高くなっているときは、その空気の抵抗だけで、鼻の粘膜を傷つけてしまうほどです。
ストレス恐るべし!活性酸素恐るべし!です。
可能なら、心の声が「逃げたい」と思ったら、少しストレス環境から離れて休息をとるのが一番良いのです。
でも、中々そうは行かないものですよね。
だから「ウツ状態に身を置かない」、「ウツ状態から心身を解放してあげる」工夫が必要なのです。
40代を超えたら、ただでさえ、心身のあちこちで機能低下が起こり始めますので、ウツ状態になる前でも、良質な睡眠、身体に優しい規則正しい生活、バランスの良い食生活をするように心がけましょう。
また、糖尿病にも要注意です。
糖尿病にかかると、ストレスが無くても、ミネラル不足から活性酸素が増加しやすい身体になってしまいます。
ストレス環境にいる人は、成人病対策にも気を遣うことをお勧めします。