仕事で疲れた人にオススメ★疲れの取れる食べ物まとめ。
連日の残業続きで疲れが溜まっている方、休んでも疲れが取れないと悩んでいませんか?
疲れていると仕事でもミスをしやすく、ミスを取り戻すためによけい疲れてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
そこで、効率よく疲れを取っていくことが必要となります。
効率よく疲れを取るために、疲労回復に効果があるとされている食べ物を摂取することをおすすめします。
ここでは、そんな疲れが取れない人へおすすめの食べ物を紹介していきます。
Contents
鳥の胸肉
鳥の胸肉が疲れに対して効果的だということをご存知でしたでしょうか?
渡り鳥は、不眠不休で長距離を飛び続けます。
翼を動かす筋肉は胸筋ですが、そんな鳥の胸肉には疲労回復に効果ありとされている成分が含まれているのです。
鳥の胸肉は、からあげやとり天にしても美味しいですし、コンビニのサラダチキンをスライスしてサラダに添えるのもおすすめです。
イミダペプチド
鳥の胸肉には、イミダペプチドという成分が豊富に含まれています。
これは、長距離を泳ぎ続けるマグロなら尾ひれに含まれていて、最も脳の発達した動物である我々人間には脳にイミダペプチドが豊富に含まれています。
つまり、その生き物が最も酷使する部分にイミダペプチドが多く含まれているんです。
これだけで、「何やら疲労回復に効果がありそうだな」と思ってしまいますね。
イミダペプチドの働き
イミダペプチドは抗酸化力が強く、疲れを防ぎ細胞の損傷を防ぐ効果があります。
どちらかというと「疲れを取る」というよりは「疲れにくくなる」という働きをしてくれます。
鳥の胸肉を100g、2週間以上続けて食べていくことで疲れにくい体ができあがっていくそうです。
スーパーなど、どこでも買える食材なのでうれしいですね。
疲れてから対処をするより、そもそも疲れにくくなる!というのは非常に心強いですね。
にんにく
にんにくは古来より疲労回復・滋養強壮に効果があると言われ続けている食べ物です。
口臭が気になりますが、最近は無臭にんにくも売り出されていますね。
にんにくも鳥の胸肉同様、スーパーなどで気軽に手に入る食材です。
にんにくを食べるには、ホイル焼きにして丸ごと食べるのが簡単で美味しいです。
ビタミンB1の吸収率を高める
ビタミンB1は、疲労回復に効果があるとされている栄養素のひとつです。
ビタミンB1は摂取した糖質をエネルギーに変えてくれるので、これが不足していると食べてもエネルギーがうまく取れなくなってしまいます。
特に、脳の疲労回復にはエネルギーが必要です。
にんにくに含まれるアイリンという成分がビタミンB1と結合し、熱に強い物質になります。
そのため、料理の際に加熱をしてもビタミンB1が損なわれず、十分にビタミンB1を摂取することができるようになるのです。
酸化ストレスを少なくしてくれる
酸化ストレスが疲れの原因とも言われるように、酸化ストレスによって脳が慢性疲労に陥ってしまうそうです。
特に現代人は、酸化ストレスによる影響が大きいと言われています。
にんにくには活性酸素を除去し、酸化ストレスを軽減してくれる効果があるそうです。
昔は、滝行などを行う修行僧がこっそりにんにくを口にして、つらい修行に備えたそうですよ。
ストレス社会に生きる現代人も、にんにくが必要なのかもしれませんね。
煮干し
現代人にとって、新型栄養失調も大きな疲労の原因となっています。
新型栄養失調とは、カロリーは十分に摂取しているのにビタミンやミネラルなどの栄養素が欠乏している状態のことです。
煮干しには豊富な栄養素が含まれていて、新型栄養失調の改善に効果が高いことが認められています。
にぼしはクルミなどナッツ類と一緒に食べると美味しく食べられます。
血液サラサラで疲労回復
煮干しにはDHAやEPAなど、血液をサラサラにしてくれる成分が豊富に含まれています。
血液がサラサラになると疲労物質が流されて疲労回復につながると言われていますが、血液がサラサラになることによって栄養が体に行き渡り、その結果疲労回復につながるそうです。
毎日煮干しを食べるようになった野球部員が、練習でバテにくくなったという話も聞いたことがあります。
血液をサラサラにすることは疲労回復のみに関わらず、健康を考える上で非常に大切です。
煮干し習慣を身につけてみてはいかがでしょうか?
ヒスチジン
煮干しには、ヒスチジンと呼ばれる成分が豊富に含まれています。
ヒスチジンには疲労感を軽減する効果があることが、味の素株式会社の研究により判明したそうです。
煮干しもスーパーなどで手軽に手に入る食材なので、こうした効能があるのは嬉しいですね。
すっぽん
すっぽんも古来より疲労回復・滋養強壮に効果がある妙薬だと言われ続けていますね。
すっぽんは近所のスーパーではなかなか置いてありませんし、その姿形から食べるのに抵抗のある方もいると思います。
見た目が亀そのものなので、亀を飼っていた私にはなかなかきついものがあります。
しかし、ドラッグストアなどですっぽん成分の含まれたサプリメントが多く並んでいるため、サプリメントとして気軽に手に入れることができます。
アミノ酸とビタミンB群が豊富
すっぽんには様々な栄養素が含まれています。
非常に多くの種類の栄養素が含まれていて、特にアミノ酸・ビタミンB群と疲労回復に効果があるとされている栄養素が豊富に含まれているのが特徴です。
ビタミンBは糖質や栄養素をエネルギーに変換する働きがあるため、疲労回復にはかかせません。
すっぽん以外にも、豚肉にも豊富なビタミンB群が含まれています。
豚肉は手軽に食材として手に入るので良いですね。
すっぽんで貧血予防
すっぽんには鉄分が多く含まれているため、貧血予防や改善に効果ありとされています。
貧血気味だとクラクラしてしまったり、ひどくなると倒れてしまうこともあります。
もしかしたら、疲労の原因は貧血かもしれません。
しじみ
アルコールや暴飲暴食などによって肝臓が疲れていると、慢性疲労に陥ってしまいます。
しじみには肝機能に良いとされている成分が豊富に含まれています。
肝臓の疲れを取り、全体的な疲労回復を目指しましょう。
お酒を飲んだ翌日のしじみの味噌汁は美味しいですよね。
しじみはお味噌汁にしても美味しいですし、いつもの袋ラーメンの具にしても美味しく食べることができます。
タウリン
タウリンは栄養ドリンクに良く含まれているため、聞き覚えるがあるという方も多いのではないでしょうか。
タウリンには肝臓の機能を高める働きがあります。
肝臓の働きを促進するだけでなく、肝臓の細胞の再生を促すすごい働きがあるのです。
また、アルコールの分解を早める効果もあるそうで、疲れているのにどうしてもお酒に付き合わなければいけない…という時でも強い味方になってくれます。
オルニチン
しじみにはオルニチンという成分が豊富に含まれています。
オルニチンはアミノ酸の一種で、肝臓にとって非常に重要な役割を担っています。
オルニチンは二日酔いに対して効果があるとされ、疲労感や疲れにも効果があると言われています。
まとめ
以上、疲れに効果がありとされている食材をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
どれも手軽に手に入るものばかりなので、簡単に試してみることができるのではないでしょうか。
私の場合は、鳥の胸肉の摂取を一月ほど続けていますが、個人的な感想ですがたしかに疲れにくくなったなと実感しています。
疲れの原因によってもどの食材が効果的かも変わってくると思います。
自分の疲れに合わせた食材を選ぶのもよし、すべてを食べてみるのもよしですね。
疲れていると思考もついついマイナスになってしまい、いいことがありません。
疲れに効く食材を取り、しっかりと睡眠や休養を取りましょう。
ぜひ、本記事を参考にして疲れ対策をしっかりとしてくださいね。