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【家で仕事している人必見】オフィスワークとココが違う!スケジュール管理の方法とは

オフィスワークをしていた人が、会社を辞めてフリーの仕事に就いたり、自宅勤務になったりして、家で仕事をするようになったら、「時間が自由になってさぞや仕事がはかどるだろう」と思う人が多いかもしれません。

「憧れの家オフィス!」なんて声も聞いたことがあります。

しかし、実際は「却って仕事の効率が悪くなった」なんて悩みを抱えている人も多いのが現状です。

今回は、家オフィスの人が陥りがちなさまざまな悩み事を一気に解決して、効率の良い仕事ができるスケジュール管理法をご紹介します。

 

1.「憧れの家オフィス」で陥りがちな悩みとは?

(1)家オフィスで陥りがちな悩みの数々

では、「家オフィス」で陥りがちな悩みを挙げてみましょう。

  • 昼間誰とも話さなかった
  • 1日中パジャマで過ごしてしまった
  • 運動不足になってしまった
  • モチベーションが上がらない
  • 何となく身体がだるい
  • さまざまなことに気が散って仕事が進まない

会社に通勤していたときは、毎日決まった時間に起きて、きちんと身支度をして、毎日同じ時間の満員電車に揺られて通勤し、社内外に拘わらず、会社に一定の時間以上拘束されて仕事をこなしていたと思います。

それが、在宅勤務やフリーランスになった途端に、会社の時間的拘束から自由に開放されるのです。

しかし、自由であればあるほど自己管理の重要性が増していきます。

よほどの精神力でしっかりした意志力を持って仕事をする覚悟がないと、生活スタイルが乱れやすくなります。

でも、この悩みを抱えているのは男性が多いのをご存じでしょうか?

一方、働く主婦や子育てママが在宅勤務を許されたとしたら、多くの場合、大喜びで充実した在宅勤務をenjoyして仕事をこなしていくでしょう。

この男女のモチベーションの違いはどこにあるのでしょうか?

主婦や子育てママの日常をご紹介しますので、一緒に考えてみましょう。

しかし、このサイトの読者は男性が多いので、ここまで読んで「男性は主婦とは違うし…」と思われた方も多いと多いかと思います。

しかし、「主婦」や「子育てママ」だと思うからそう思うだけであって、一人の女性社員の在宅勤務と考えれば、「在宅勤務の条件は、女性も男性も同じ」だと思いませんか?

ということは、主婦や子育てママの家オフィス生活には、実は男性にも役立つ家オフィスのお悩みの解決策がたくさん詰まっているというわけです。

(2)家オフィスの主婦や子育てママはスケジュールを自己管理する日常で暮らしている?

働く主婦や子育てママは、常に時間に追われた生活をしています。

会社では勤務時間に、家では家族のために1日のほとんどの時間を占領されています。

それでも、会社に通勤していると、家族に大きな我慢と協力を強いることとなるので、申し訳ない思いをすることが多いのです。

それが、在宅勤務になると、自分が上手に時間をやりくりすれば、家族に迷惑をかける事なく自由に仕事もできるのですから、願ったり叶ったりです。

もともと主婦は、結婚と同時に自宅にいると家族の生活スタイルに合わせなければならなくなります。

子供がいれば、子供の学校行事や子供会等町内会のお付き合いもあります。

でもそれは、考え方によっては、オフィスも同じなのです。

多くの女性の場合、管理職でない限り、オフィスの電話対応や上司の仕事の雑事の合間に自分の仕事をしていることがほとんどです。

だから、家オフィスになっても、上司の仕事の手伝いや雑事が、家事や子供の世話になっただけで、スケジュール管理の仕方に、さほど大きな違いがないのです。

ですから、働く主婦や子育てママは、スケジュール管理が日常となって、在宅勤務を上手にこなすことができるというわけです。

共働きのご家庭の男性は、奥さんの時間の使い方に、一度注目されてはいかがでしょう。

多分似たようなことにお気づきと思います。

まず、どうして男性が持つ「家オフィス」の悩みを働く主婦や子育てママは抱かないのか、女性の考え方を2の項目で十分に理解して、3の項目で男性編へと応用していきましょう。

 

2.家オフィスに男性が抱く悩みを女性が持っていないのはなぜ?

(1)男性に多い「家オフィス」の悩み|どうして主婦や子育てママにはないの?

男性が抱きやすい家オフィスの悩みを女性はどう考えるかを考察しましょう。

・昼間誰とも話さなかった

ママ友や町内会のお付き合いで気疲れるほど話している

・1日中パジャマで過ごしてしまった

幼い子供がいる家庭は子供の身支度に手間がかかるので、子供が起きる前に外出のための身支度が必須です。

子供がいない主婦も、誰が来るかわからないし、家事をするには家の外にも出ないといけないので、朝早々に身支度を調えています。

・運動不足になってしまった

子育てには体力必須なので、体力維持の努力や子供のためにも健康管理にも関心が深くなっていきます。

また、子供の行事やママ友達といった女同士の付き合いが多いので、ダイエットにも関心が深く、家事をしながら「ながらダイエット」にチャレンジする人も多いでしょう。

・仕事のモチベーションが上がらない

家庭の仲では、一生懸命家事・子育てにがんばっても、全く評価されません。

それが仕事の時は、一人の人間・一人の女性として、仕事の能力をちゃんと評価して貰えます。

しかもお給料まで貰えるのですから、自然とモチベーションは高くなります。

・何となく身体がだるい

女性は、普段から朝早くからテキパキ動いているので、筋肉痛はあったとしても、ゴロゴロ・ダラダラしている暇はありません。

身体がきつくても、だるくても、家事は待ってくれません。

多くの女性は、家族への愛情や気合いで乗り切っています。

・さまざまなことに気が散る

働く主婦や子育てママの多くは、家オフィスの時間を作るために、1日の初めにスケジュールを立てています。

あとは、子育てや家事をこなすのに集中し、時間に追われ、気が散っている暇も余裕もありません。

(2)家オフィス女性は活き活きしている!

主婦や子育てママは、毎日の生活に忙しく、子供のため、夫のため、と時間に追われた生活を送っています。

モチベーションの項目でも書きましたが、主婦の働きは、どんなに一生懸命しても、家庭内ではあまり感謝されません。

家事代行をするヘルパーさんの時給は、2,000円前後だといいますので、主婦労働は、1日8時間程度と換算すると、1日16,000円。

主婦は1ヶ月なんと48万円分ものサービス労働をしていることになります。

しかも年中無休です。

「家庭」を会社に例えるなら、主婦の家事労働は、まさに超ブラック企業並の劣悪な労働環境ともいえます。

さらに女性の場合、結婚すると「○○さんの奥さん」とか「△△ちゃんママ」とか、「△△さんのお母さん」とか呼ばれる事が多くなり、誰かのために動くことが当たり前の生活に突入です。

そんな子育てママが、一人の働く人材として自分の力を評価してもらうだけでなく、ちゃんとお給料が貰える世界が「仕事」なのです。

モチベーションが上がらないわけがありません。

また女性は、例え買い物や家の周りに出るだけでも身支度をきちんとします。

簡単なメイクや髪をまとめるだけでも、ちょとでも手を抜くと、鏡の前の自分を見てうんざりしてしまいます。

妻になってもママになっても、年齢を重ねても、「女心」はちょっとしたお洒落を愛します。

そのために、女性はさまざまな努力を惜しみません。

家事や子育てで時間のない女性は、洋服をお洒落に着こなすために、ながらダイエットに勤しんだりもします。

こんなふうに、主婦や子育てママはいくつになっても「一人の女性」としてがんばっているのです。

そんな女性だからこそ、働く女性は活き活きしています。

しかも、子育てや家事のためには、家オフィスはまさに感謝に値する最高の働く環境なのです。

では、この家オフィスで働く活き活きママの生活スタイルを、どうやったら男性に応用できるのでしょう?

 

3.男性が家オフィス環境を楽しむ方法

女性が家フィスの環境の考え方を理解していただけましたでしょうか?

しかし、男性と女性は違います。

そこで、女性のように家オフィスへのモチベーションを高めるための男性ができる工夫をご紹介しましょう。

(1)スケジュール管理の前に頭を仕事モードへ「on」する事が大切

家オフィス環境に悩む男性達の多くは、「オフィスにいたときのようにスケジュール管理ができない」原因を考えて、下記の原因に悩んでいる人が多いようです。

そこで、働く主婦や子育てママの朝の生活を思い出してみましょう。

彼女たちは、朝起きてすぐに、家屋のタイムスケジュールに合わせて、家事を始め、常に時間に追われているからではないでしょうか?

彼女たちは、朝一から既に時間に追われて家族の朝食の準備をし、家族が家を出た後も、残った家事をさっさと片付け、「家オフィス時間」へとまっしぐらです。

しかし、子供や夫が帰ってくる時間の少し前には、また家事が始まります。

「次!」「次!」といった感じで、家事と仕事のスケジュール管理がしっかりとできているのです。

この彼女たちの家事と仕事の切り替えは、男性にとっては、仕事時間とプライベイトの “on”“off”と考えてみてはいかがでしょう。

これができていないので、気が散るとか、ダラダラ感が残ったりで、スケジュール管理ができないのです。

そしてその原因が、さまざまな心身の悩みに繋がっているのではないでしょうか。

そこで、まずは家にいてもオフィスに通勤するつもりで、規則正しい生活から始めてみてはいかがでしょう。

頭を仕事モード“on”へと切り替える準備から始めるのです。

朝起きたら、ひげを剃って髪を整え、洋服に着替えましょう。

家オフィスだからとパジャマでウロウロ習慣はNG行為です。

完全に目覚めるために、朝日を浴びて、朝食を採って、通勤の代わりに散歩やジョギングをしてみるのも良いでしょう。

軽い運動にもなります。

頭がスッキリすると、自然と仕事モードに脳内が切り替わっていくものです。

会社に通勤していたときの、頭がボウッとして寝ぼけ状態で家を出ても、通勤電車にもまれている間に目が覚めて、会社に着く頃には、頭スッキリ、といった習慣を思いだしてみて下さい。

 (2)家オフィス空間を作り、会社オフィスに近づけよう

会社オフィスの勤務開始時間から、家オフィスでも仕事を開始しましょう。

家オフィスは時間が自由だからといって、リビングのソファーに座ってパソコンで仕事をするのはお勧めできません。

リビングやキッチンの家具は、オフィスの事務デスクのチェアーのように、高さの調節や、背中のなんかかり具合を調節することはできません。

インテリア家具は、座り心地は考えられていますが、長時間座って仕事をするのを想定して造られたものではないのです。

だから、リビングのソファーやダイニングの椅子で長時間仕事をしていると、腰痛・肩こり等、血流が悪くなる身体の症状が出やすくなります。

できれば、テレビや娯楽・趣向品のない書斎のような「家オフィス」空間を作りましょう。

家にそのような空間が作れない場合は、図書館や静かな喫茶店を書斎代わりに使うのも良いでしょう。

(3)家オフィスに一歩入ると、「仕事on」に切り替える習慣をつけよう

主婦や子育てママは、長年の習慣で、家事や子育てのスケジュール管理を身につけました。

それを一足飛びに男性が行うのは難しいでしょうから、男性は環境に変化を与えることで、仕事の“on”“off”の切り替えを習慣づけるのがお勧めです。

毎日書斎に入る時間を決めたり、同じ時間に家を出て、図書館や喫茶店に通ったりする事で、通勤気分を味わい、仕事モード“on”に切り替えてはいかがでしょう。

仕事モードになったら、後はオフィスと同じです。

初めのうちは、休憩時間も昼休みも仕事終了(退社時間)も、オフィスと同じように仕事のスケジュールを設定して行動しましょう。

オフィスで朝一にメールチェックをしていたなら、同じように行動するのがお勧めです。

時間の使い方は自由なので、「今日やること」のノルマを決めて、ある程度時間に拘束された環境に身を置くように努めるのが、いち早く家オフィス環境に慣れるコツです。

そうすることで、タイムスケジュール的なオフィス感が生じて集中しやすくなるからです。

1日のノルマを決めておけば、会社オフィスの時の習慣で、必然的にスケジュールができあがっていくでしょう。

家オフィスなら、休憩時間は家族団らんや散歩やテレビや音楽を聴くこともできます。

喫茶店オフィスや図書館オフィスの場合は、会話を楽しむことは難しいかもしれません。

でも、会社にいるような気分に基も近いと考えれば、スマフォにタイマーをかけてでも、休憩時間を取るようにして、その時間には、身体を大きく動かすことをお勧めです。

身体を大きく動かすことで、血行が良くなってリラックスに繋がります。

下記記事にスケジュール管理について詳しく解説していますので、そちらもご覧下さい。

【仕事術】一人で仕事をしている人は必見!「自己管理」「スケジュール管理」能力の重要性を徹底解説

 

まとめ

家オフィスのスケジュール管理は、会社と同じスケジュールで、毎日定時生活を送るような感じで行いましょう。

主婦や子育てママのように、家オフィスならではの特徴を上手に利用し、仕事もプライベイトも充実させて、自分が最も幸せな生活が送れるようなスケジュールを組むように心がけましょう。

最近、IT企業が先駆けとなって「家オフィス」が注目され始めたのは、会社のメリットだけでなく、「社員が仕事もプライベイトも幸せな生活を送れる」というメリットを目標にした「新たな働くスタイル」であることを忘れないでください。

人の人生には、家族や友人との時間も充実した方が幸福感が増すことも多いでしょう。

互いに影響し合うことで、成長することもできます。

ですから、仕事が恋人だという人もいるかもしれませんし、仕事が趣味だという人もいるでしょう。

そんな人も、たまには友人との時間を楽しみ、何時もと違った生活を送るスケジュールを組んでみてはいかがでしょう。

新たな視点で仕事にも良い影響が出るかもしれません。

思い込みから解き放たれたときに、新たな発見が生まれる物です。

人生についても同じです。

家オフィスのスケジュール管理は、自分次第でどうとでもなります。

だからこそ、自分が新たな幸せに気づき、違う可能性を見いだす選択肢に気付くチャンスなのかもしれませんね。

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kiriko

kiriko

元社労士の主婦ライターです。
知識と経験を活かしてコラムを書き始めて10年になります。

いつも初心を忘れず、少しでも読者の皆様のお役に立てればと思いながら記事を書いています。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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