【ビジネスマン必見】考える力を抜群に鍛える5つの秘訣とは?
「考える力」は、優秀なビジネスマンになるために必須です。
考える力が鍛えられているビジネスマンは、普通の人が見逃す事柄に気づき、さまざまなヒットに繋がるアイデアを出せるからです。
また考える力があれば、尊敬するビジネスマンが「なぜ成功しているか?」を見つけ出すことも可能です。
もしあなたが優秀なビジネスマンになりたいなら、このページを読み「考える力」を鍛えてください!
Contents
考えない人・考えられない人の特徴とは?
まず「考えない人」「考えられない人」の特徴を3つ紹介します。
あなたが当てはまるかどうかチェックしてください。
他力本願
考えられない人は、思考ベースが他力本願です。
悪い意味で「頼り癖」がついていると言っても過言ではありません。
- 困ったこと
- 解決したいこと
- 疑問
- 分からないこと
こういう出来事があると、すぐ他人に答えや解決策を求めがちなのです。
そのため、自分で解決策を考える機会がほとんどありません。
言い方を変えるなら、考える力を鍛えるチャンスを放棄していると言えるでしょう。
また他力本願な人に限って、悪いことが起きると「人のせい」や「もののせい」にします。
悪いことの原因を自分以外のせいにする人は、原因を追求しないため「思考停止状態にある」と言え、考える力はなかなか身につかないでしょう。
“自分には無理だ”と思っている
前述した「他力本願な人」は、“自分に答えを見つけられるわけがない”と最初から諦めていることが多いです。
チャレンジせずに、はなから“自分には無理だ”と決めつけているのです。
決めつけてしまうと、考えること自体始まりません。
そのため、いつまでたっても「考える力」が身につかないのです。
一方考える力がある人は、“自分には無理だ”と思いません。
「いろいろ調べて考えれば、少しは答えが見つかるのでは?」と思い、考えることをスタートさせるのです。
考えることを放棄せず、諦めないのです。
コピー人間になっている(考えが浅い)
よく「考えが浅い」と言われる人がいます。
こういう人は、他人の考えをそのままコピーした状態で止まっています。
そのため、やけに知識は多いが
- 「自分でアイデアを出すことができない…」
- 「困ったことが起きても自分で解決できない…」
- 「自分で新しい仕事を見つけられない」
- 「言われたことはできるけど、それ以上の仕事ができない」
このような頭でっかち状態になってしまうのです。
他人の考えを取り入れることは重要です。
いろいろな人の考えや価値観に触れ、人は成長していくのですから。
でも、他人の考えを取り入れたあとは「自分なりの考え」に変えていく必要があります。
いろいろな意見や知識を取り入れた上で、
- 「自分はこう思う」
- 「自分ならこうする」
という意見を持つ必要があるのです。
これが「考えつ力がある人」です。
知識ばかり溜め込んでも、考える力はつきません。
【注意】技術を学ぶときは例外
誰かから技術などを学ぶときは、自分の知識や経験は二の次です。
守破離の要領で、最初は完全コピー人間になるくらいの方が結果に繋がることが多いでしょう。
ただいつまでたっても、自分で考えずコピーばかりしていても一向に仕事で満足の行く結果はでないでしょう。
コピーは誰にでもできるのですから。
考える力を抜群に鍛える5つの秘訣とは?
ここからは、考えつ力を抜群に鍛える5つの具体的なアイデアを紹介していきます。
日常ですぐ取り入れられることばかりですので、ぜひ習慣にしてみてください。
「なぜだろう?」と疑問を持つことを癖づける
考えつ力を鍛えるためには、「なぜだろう?」と疑問を持つことをが重要です。
些細なことでも疑問を持つよう癖づけるのです。
極端な話、「なぜ空は青いの?」でも構いません。
あなたがビジネスマンなら、仕事にまつわることが良いでしょう。
- 「なぜこの仕事は上手くいかないの?」
- 「なぜ自分は営業が苦手なの?」
- 「なぜあの人は早く帰れて自分は残業ばかりなの?」
日々の仕事の中で出てくる疑問を
- 「どうせ自分は要領が悪いから」
- 「あの人には才能があるから」
と断定せず、考えるようにしましょう。
そうすることで「考える力」を鍛えるスタートラインに立てます。
考える力は、大きく分けて下記の5ステップで鍛えられます。
- 疑問を持つ
- 疑問について調べる
- あなたの中に新しい発見やノウハウが溜まっていく
- 自分なりの発見やノウハウを実際に使っていく
- 自然と自分で新しい発見や発明ができるようになっていく(考える力がついている状態)
全てのスタートラインは、まず疑問を持つことです。
特に「日々の不満を解消するには?」や「願望を解決するためには?」という疑問が実践的でおすすめです。
疑問はすぐに調べて解決し、腑に落としていく
疑問を持ったら、すぐに調べ解決してください。
些細な疑問なら、24時間以内に調べ始め解決に向かうことがベストです。
人はすぐに忘れる生き物ですから。
せっかく疑問に持っても、その先を放置しては「考える力」は身につきません。
考えるトレーニングをするなら、「疑問を持ったら24時間に動き出す」をベースの思考としてください。
そして疑問について調べ始めるたあとは、自分の中の「腑に落とすこと」がポイントです。
ここで言う腑に落とすとは、「他人に“なるほど”と言わせるくらの説明ができる」こと。
そうでないと調べて終わり。
1週間後には、ほぼ思い出すこともない薄い知識になってしまうでしょう。
では、他人に“なるほど”と言わせるくらの説明ができるようになるには、どうすればいいのでしょう?
それは、理由までしっかり理解することです。
たとえば、仕事中「もっと効率よく仕事できないかな?」と思ったとします。
考える力がない人は、ネットで「効率的な仕事」などと調べて「なるほどな~」と思い終わります。
他人に聞かれても「効率的に仕事するには、朝早く起きればいい。その方が邪魔が入らないから」程度。
一方考える力がある人は、
「効率的に仕事するには、朝早く起きて仕事すること。
朝早く起きると、
- 上司や部下から話しかけられることがないので、時間を独り占めできる
- 邪魔が入らないから、集中力が切れない
- 集中力を保ったまま仕事できるから、スピードアップに繋がる
- 午前中は脳の解決能力が高まっているので、頭の回転が早くなり仕事がサクサク進む
- 午前中に大事な仕事が片付いているので、時間と心の余裕をもって午後の仕事に取り組め、些細なミスが減る
こんな理由で朝早く起きて仕事した方がいい」
大げさでなくこれくらい説明できるのです。
自分の中で符に落ちていないと、あとの行動に繋がりません。
行動に繋がらなければ、結果的に「考える力」の種となる新しい発見や発明にも繋がりません。
新しい発見や自分なりのノウハウを培い、実際に使っていく
たとえば、仕事で「もっと考えろ!」と怒られる人がいます。
こういう人は、新しい発見や発明に日々気づいていません。
一方考える力がある人は、日々の業務の中で新しい発見をたくさんしており、考える力をフル活用しているのです。
たとえば、
- 「このあいだの営業先で、○○すれば相手の求めていることが分かると気づいた。だから今度上司と話すときは○○しよう」
- 「このあいだの会議で、○○すればスムーズに仕事が進むと気づいた。だから今度のプロジェクトでは○○を最初に行おう」
など。
実践していくことで、他人の知識やノウハウをコピーするだけでなく、自分なりの発見や発明に繋がっていくのです。
これは、仕事で「もっと考えろ!」と怒られる人とそうでない人の大きな差です。
自分なりの意見やノウハウをアウトプットする
自分なりの意見やノウハウが溜まってきたら、積極的にアウトプットしてください。
アウトプットすることで、頭の中に詰め込まれた知識や経験を振り返ることができ、整理整頓できます。
整理整頓することで、また新しい発見や発明に繋がります。
たとえば、友達の恋愛相談にのっているとき、
- 「あ!だから私も駄目だったんだ」
- 「あ!だから私はいつも上手く行くんだ」
と気づくことがあります。
これは、友達に自分の恋愛観や恋愛経験をアウトプットすることで、頭の中の経験や知識が整理できているのです。
自分なりの意見やノウハウをアウトプットすると、また新しい発見や発明に繋がり、それを実践することで、また新しい発見や発明に繋がっていく。
ここまでくると「無意識に思考し続けている状態」が出来上がっており、この状態を続けていけばどんどん「考える力」を鍛えられるでしょう。
1つのことをとことん追求してみる
1つのことをとことん追求してみることで「考える力」を鍛えることもできます。
たとえば尊敬する先輩がいるなら、ことあるごとに、
- 「なぜあの人は、あの場面で○○したの?」
- 「なぜあの人は、あんなに行動力があるの?」
- 「なぜあの人は、いつも即決断でき後悔しないの?」
などと思考し続けるのです。
そうすることで「自分なりの答え」を見つけることができ、みるみる「考える力」を身につけられます。
他人に与えられた答えよりも、自分で考え抜いた答えの方が、より納得できるもの。
納得できれば行動に直結しますから、より尊敬する先輩に近づけるでしょう。
ここでは、自分で出した答えが正しいか間違っているかは関係ありません。
「自分で見つける」というところに意味があるのです。
まとめ
考える力を抜群に鍛える秘訣は、
- 「なぜだろう?」と疑問を持つことを癖づける
- 疑問はすぐに調べて解決し、腑に落としていく
- 新しい発見や自分なりのノウハウを培い、実際に使っていく
- 自分なりの意見やノウハウをアウトプットする
- 1つのことをとことん追求してみる
です。
特に、
- 「なぜだろう?」と疑問を持つことを癖づける
ここが重要。
考える力のある人は、些細なことでも漠然としたことでも「答えを追求しよう」としています。
大半の人が追求を諦めることでもです。
仕事なら、
- 「なぜあの人は、あんなに行動力があるの?」
- 「どうすれば、売上○円を達成できる?」
「なぜ?」「どうすれば?」こういう疑問を解決するための思考を日常的に癖づけることで、解決策(発見や発明)を見つけ出せるでしょう。
また他人があっと驚くようなアイデアマンになることも可能です。