【疲れに効く回復法】サラリーマンにおすすめ!道具ナシ、自分でできる方法をご紹介。
毎日毎日お勤めで忙しいあなた!
最近疲れていませんか?
疲れを放置していると毎日の仕事の作業効率が落ちてくるのはもちろん、将来の不健康につながります。
疲れているけど忙しくて何もできないあなたに、道具なしで自分でできる疲労回復法をご紹介します。
疲れとは?
簡単に「疲れ」と言いますが、疲れの種類にはいくつかあります。
疲れについてちょっとみていきましょう。
肉体的な疲れ
まさしく、筋肉を使いすぎた状況です。
従来は筋肉に乳酸菌が溜まり「疲れる」と考えられていましたが、最近は乳酸は筋肉を疲労から回復させる効果があると考えられています。
筋肉に溜まった乳酸の解消は、疲労回復にはならないので注意が必要です。
精神的な疲れ
さまざまな仕事上のストレスなどにより、精神的に疲弊している状態です。
身体的に疲れているわけではなく脳が疲れていると言える状態です。
脳が疲れていると、実際には身体的に疲れていなくても疲れていると脳が判断してしまい、疲労を感じるようになります。
病気による疲れ
病気にかかっている場合、通常と同じ生活であったとしても、通常より疲労を感じてしまいます。
大きな病気ばかりでなく、風邪などでも通常より大きな疲労を感じるようになります。
肉体的な疲れに効く回復法
古くから言われていることですが、疲労回復には入浴が効果的です。
これこそ、究極の道具なしで自分でできる疲労回復法です!
代謝が高まり疲労から回復する
お風呂は体温が温まり血流が活発になり代謝が高まるので疲労が回復するようになります。
筋肉が楽になる
入浴中は水の浮力で筋肉を使わなくとも姿勢を保てるので、筋肉を休ませられます。
筋肉を休ませれば、筋肉の疲労回復を早められます。
疲れに効く入浴法
睡眠直前には入浴しない
疲労回復に良い入浴も、入浴する時間に注意する必要があります。
睡眠は体温がどんどん下がっている状況です。
入浴により体温が上昇している状態は、睡眠にふさわしい状況ではありません。
お風呂の水温に注意
睡眠前に体温が上昇するような運動は、良質な睡眠を得にくくなるので避けたほうがいいでしょう。
若干低めの温度、体温と刺して変わらない38℃くらいの温度でのんびりとお湯に浸かる方法が、体が必要以上に温まらず質の高い睡眠を得られます。
精神的な疲れに効く回復法
精神的な疲れはとてもやっかいです。
脳が疲れていると誤解してしまっているので、脳をリセットする必要があります。
脳のリセットといっても、パソコンのように電源を抜くとかリセットボタンを押すとかいかないのが人間のやっかいなところ。
人間のリセットのためには様々な方法が紹介されていますが、道具ナシでできる簡単な方法をご紹介します。
寝る
とにかく寝るのが脳のリセットになり、疲労感の現象につながります。
でも忙しいと寝る時間もままならないし、たとえ寝ようとしてもなかなか寝られず、十分に寝ているつもりでも起きたらかえって疲れていると感じるのではないでしょうか。
そんな時は、睡眠の時間ではなく質の高い睡眠を取るようにします。
質の高い睡眠をとるためには、寝る直前の活動が重要です。
良質な睡眠はどうやって得ればいい?
アロマなどにより気分を落ち着かせる
ラベンダーの成分には、怒りや緊張を抑えるリラックス作用があります。
アロマでラベンダーの香りを寝室に満たすと、リラックスした睡眠を得られます。
瞑想する
瞑想すると気分を落ち着けられます。
瞑想するために、何もあぐらとか座禅とかする必要はなく、また特別な呪文も必要ありません。
頭の中に出てくるいろいろな考えをそのままにしていればOKです。
場合によっては、興奮してしまう思考が出てくるかもしれませんが、そのまま放っておくと自然と気分は落ち着いてきます。
良質な睡眠を得られる飲み物?
お酒やコーヒーなどの覚醒成分がある飲み物が良質な睡眠を妨げます。
では、その逆に、睡眠前に飲むと良質な睡眠を得られる飲み物はあるのでしょうか。
以前は、寝る前に温めた牛乳を飲むといいと言われていましたが、最近の研究では、夜に取れた牛乳以外は特に睡眠の質を高める効き目はないそうです。
睡眠の質を高める成分として、トリプトファンとメラトニンがありますが、夜に採れた牛乳はこの二つの成分がとても多く含まれているので、質の高い睡眠にとても効果があります。
しかし、実際の購入時に夜に採れた牛乳だけを選ぶのは不可能ですから、実際には牛乳は睡眠の質はほとんど上がりません。
良質な睡眠のためにやってはいけないこと
お酒は飲む
疲れていると疲れを忘れたいと、ついついお酒に手をつけてしまいます。
しかし、疲れているからといってお酒を飲む行為はかえって逆効果なのです。
少量のアルコールを摂取した時は覚醒作用が働くため、脳は興奮状態となり疲労を忘れリラックスした気持ちになります。
しかし実際には興奮している状態なので、寝ようと思ってもなかなか寝付けない状態になっています。
さらにお酒を飲むとアルコールが中枢神経を抑制するので、眠気が襲ってきて比較的簡単に寝られるようになります。
しかし、寝ている間に体内のアルコール濃度が少なくなると、再び覚醒作用が働き脳が興奮状態になるので、質の高い睡眠を維持できなくなります。
アルコールをたくさんとると眠りやすくなりますが、その状態は長続きしないので、質の高い睡眠を長時間取れなくなるのです。
またアルコールは利尿作用があるので、就寝中にトイレに行きたくなって目覚めてしまいます。
また、アルコールを飲んで寝るといびきをかきやすくするので、良質な睡眠が取りにくくなります。
タバコを吸う
タバコもまた覚醒作用があるので、給食には逆効果です。
タバコを吸うと落ち着くように感じるのは、覚醒作用により疲れを感じなくなるだけであって気分が落ち着くからではありません。
睡眠前のタバコは気分を落ち着かせるのではなく、なかなか眠れない状況を作ってしまっていて良質な睡眠が得られにくくなります。
コーヒーなどのカフェインを飲む
カフェインにも覚醒作用があるので、良質な睡眠が取りにくくなります。
カフェインは、脳内の眠気が生じる部分に積極的に働きかけて、覚醒させます。
カフェインの効果は4時間程度と言われているので、寝ようと思う4時間前には完全にカフェイン断ちをしなければなりません。
カフェインはインスタントを含むコーヒー類や紅茶にも含まれているのはよく知られていますが、コカコーラや健康ドリンクにもカフェインは含まれていますので、寝る前に飲む飲料には十分な注意が必要です。
病気な疲れに効く回復法
病気の時に疲れを感じるのなら、病気が原因に決まっています。
病気の時の疲れに効く回復法は、とにかく病気を治すことです。
それ以外に回復方法はありません。
まとめ
道具いらずに疲れに効く回復法をご紹介しました。
回復の方法は、睡眠や入浴という従来から言われている方法が一番効果的です。
ただ、方法によってはかえって逆効果になるので、正しい方法で質の高い睡眠や入浴をするようにしましょう。
タバコや飲酒は、疲れを根本から取るためには迫害あって一利なしですから、どうしても疲れが取れないという方はきっぱりと止めてしまいましょう。
こう書くとどうしてもストイックな感じを受けますが、どれもこれも一旦習慣づければそれほど苦にはならないはずです。
習慣を変えるためには、新しい行動を3ヶ月続ける必要があると言われていますが、逆にたった3ヶ月でこれまでの疲労困憊の生活からおさらばできると思えばなんと簡単なんだという感じです。