起業家を目指す人は必見!堀江貴文(ホリエモン)さんの発言・名言集
若い頃メディアを騒がせた元ライブドア社長堀江貴文(ホリエモン)さんの成功と転落人生、そして再生を通し、その人柄と名言集を筆者の独自の経験と感想を交えて勝手に解釈をしてみました。
この記事は、現在の仕事に悩み、起業や仕事のステップアップを考えている男性たちに向けて、「自分なりの名言集」を打ち立てていって欲しいと願うメッセージです。
※アイキャッチ画像(上部の画像)は、当サイト「DANXYZ」の編集長が食事会でご一緒させて頂いた際に撮影したもの。
Contents
ホリエモンさんは普通の人だった
メディアが「ライブドア社長のホリエモンさん」の印象を悪くしていたかも?
ホリエモンさんと同世代の筆者は、30代のときのホリエモンさんの印象は、メディアを騒がせている「時代の寵児」という別世界の人間でした。
正直言うと、当時の筆者には、「頭が良すぎて周囲がみんなバカに見えてしまうんだろうな」という印象でした。
だから、東北の某球団の買収の時も、球団経営陣の反感を買ったから楽天の三木谷社長に出し抜かれたと印象でした。
その後選挙にも落選、最後は逮捕、「セレブ社長が世間をなめた結果の転落人生!」そんな感じで詳しいことも知らないのに、主婦がお昼のメディアに誘導されたいい加減な感想を持っていました。
「しくじり先生 俺みたいになるな!!」で明らかになるホリエモンさんの人柄とは?
ところが、ライブドア事件があって、ホリエモンさんが出所してからの初めてのメディア、朝日テレビ(4月20日月曜19時~)「しくじり先生 俺みたいになるな!!」にホリエモンさんが登場してしくじり人生を激白し、見る目が変わりました。
普通の大学生が、バブル時代に事業を興し、巨万の富を一気に掴んでしまったので、少し調子に乗ってしまっただけで、至って普通の人だったのです。
ただ、頭の良すぎたので、さまざまな世の中の不条理を不思議に思い、その不条理の理由を教えてくれる人間もいないので、20代の未熟な人生経験の若者が、世の中の不条理を改善し、世の中を変えようとがんばっただけだったのです。
人生が未熟だったので、周囲の根回しなんて配慮もせず、単刀直入にストレートに実行してものをいうので、出る杭が打たれてしまった、という感じを受けました。
いかにも人間らしい正義感のある夢溢れる魅力的な人だったのです。一気に好感が持てました。
ホリエモン名言集 42個について
では、YouTubeの「ホリエモン名言集」を引用して、その言葉の真意を私が感じたままに、個人的見解で解説していきたいと思います。
ホリエモンさんの真意と違うことがあるかもしれませんが、「名言集」というものは、その言葉を自分の人生の糧にするものだと思います。
そこで筆者の勝手な解釈も自分の人生に役立てば、多少意味が違っていてもホリエモンさんはお許しくださるのではないかと思います。
【成功するための一般常識的基本思考4つ】
気合いと根性がないと「継続」不可能です。躓いた度に「自分には所詮無理だった」と諦めていては、成長しないまま人生を終えてしまいます。何も成し遂げられず、喜びのない人生となります。
迷ったら、まず目の前のできることを一つずつ片付けていくという意味だと思っています。一つずつ片付けていくうちに、自分でも気付いていなかった「新しい何か」に気付くものです。
筆者は、東大ではないので大学受験については言えませんが、旧司法試験や社労士試験に合格して今思うのは、合格するポイントを掴んで、そこをひたすら暗記すれば、一発合格も夢じゃないのです。
ただし、がんばって勉強して合格したのに、「受験知識だけでは実務に一切通用しない」現実に直面します。
当たり前のことだと思いませんか?至極まっとうな普通の意見です。
「石の上にも3年」と言います。一生懸命やっていればいつか道は開けるのです。成功には時間がかかります。成功への正しい道に気付くのにも時間がかかります。
ちなみに筆者が社労士事務所の個人事業主となって事務所が軌道に乗るまで3年かかりました。
【ホリエモンさんの思考の個性6つ】
ホリエモンさんの最盛期の時代は、今のようにSNSやパソコンやネットよりも活字の時代でした。年代によってはパソコンを使えない人の方が多かったのです。
だから、ホリエモンさんの波瀾万丈すぎる人生における行動は、メディアだけでなく、新聞、雑誌までも騒がせたので、Yahoo!を知らないお年寄りでも、「堀江貴文(ホリエモン)」という名前を知らない人はいなかったですね。
これは、あまりメディアに紹介されませんでした。ようは、社員に利益を還元してくれる模範的な社員思いな社長さんだったということですね。
満員電車に乗って死にものぐるいで通勤することで、「自分はがんばっているんだ」「家族のためにがんばってるんだ!」と思っている人もたくさんいるのではないでしょうか?
会社の近くに住んで通勤時間が短ければ短いほど、多少残業しても、人間らしい普通の生活スタイルを保てる、という普通の意見です。
でも、多くの人は、大企業に勤めることを目標にし、その企業は都会にあって、その近所に住むことは坪単価数百万を超える土地の購入や家賃数十万のお金が必要だから「お金のある人の言うことだ」と思っているでしょう。
でも、一人暮らしで、住むところを選ばなければどこでも住めるのです。
原宿や新宿でも、場所を選ばなければ家賃5万未満の物件もあります。
未婚の人の意見なのです。ホリエモンさんにはお金もあったので、贅沢な場所に住めたと思いますが。
筆者は「諦めた時点で自分の能力はそこで止まる」という父の教えを覚えています。ホリエモンさんは、隠れた能力のある人を見る目があって、そのような人をもったいないと応援したくなるのではないのでしょうか?
夢や可能性は諦めた時点で終わりと言うことではないでしょうか?
自分よりも能力のある人と一緒に働いていないと、学ぶものがなく、成長できない、ということではないでしょうか?
【時代の寵児の世の中へ向けた素朴な疑問1&成功するために気付いたこと15】
これは、某メーカーの無資格検査、某建築企業のデータ改ざん事件、某大企業の赤字決算や粉飾決算、政治家の不祥事等々、世の中には理解できない不祥事が発覚し始めています。
このような会社を破滅させる世間に迷惑をかける労働を示しているのではないでしょうか?
人を幸せにする需要のあるものを売るには、現パナソニックの松下幸之助の考え方、堺の商人の商売の考え方、銀行を初めて作った人の発想や、大企業の創始者の商法や信頼・人脈術は今も生き続けているはず、ということではないでしょうか?
この(13)(14)(15)の3つの言葉は、ビジネスの世界に限っての話だと思います。だから「誤解を恐れずに言えば」という言葉がついているのです。
この強烈な言葉がメディアを騒がし、ホリエモンさんを誤解させてしまったのです。
とくに道徳や信頼関係を大切にしている年配者の方々に嫌われました。
全くの誤解です。
ビジネスの第一印象は資金力です。信用も資金力です。契約を終わらせるときも「金の切れ目が縁の切れ目」となるでしょう。
そうなってしまうのは、資金力が不足しはじめた取引先といつまでも関係を続けていては、自分の会社も被害を被る可能性もあるので、仕方ないことです。
だから、ホリエモンさんは、
「お金で心が動くこともある」「ビジネスは対価が必要です」「資金力が高い方が契約を勝ち取れる可能性は高い」「資金力がある方がし信用やすい」「ビジネスの第一印象の信頼力は資金力」というような意味だと思います。
政府の雇用促進について、お金を使って仕事を作ることで、産業廃棄物処理場や工場を造って雇用を伸ばすよりも、ダイレクトに失業保険の増額、年金増額、生活保護の支援等の方が公害にならずに環境にやさしい、といった意見だと筆者は思います。
(17)から(20)の4つの言葉は、次のような意味だと筆者は解釈しています。
例え意味のないことだと思っても、組織のルールからはみ出すと、出世できないので、「やりたいことがあるなら独立した方が自由になれる」ということでしょう。
主張しない日本人の習慣の原因が教育にあって、意味もなく偏差値のためにただ勉強して、やりたいことを我慢する教育は、冒険しない人間を作っているようなものだという意見だと思います。
資格を取得しただけで、実務経験無しでは、ペーパー資格となって何の役にも立ちません。資格を活かすためには、地道に経験を積む仕事をして、資格を活かす努力と修行が必要です。
それに、実務経験のない資格は、就職の邪魔になることもあるのです。
資格は、実務経験の裏付けやスキルアップのために取得したものでないと、起業は認めてくれません。
人事にとって実務経験の少ない資格を持った人に対し、「資格者として扱う」ことを面倒だと感じ、避けてしまいがちです。つまり、大企業で安定を望むなら資格は必要ないのです。
「無知は罪」だと筆者に教えてくださった方がいます。
知識を持たないと立場の弱い人間になって、騙される隙を作るのだそうです。知識を持つことで、戦う武器ができるという意味だと筆者は思っています。
資格は実力の裏付けにもなります。
(24)(25)の2つの言葉については、女性蔑視のようですが、バブルの時代に青春を過ごした人は、多かれ少なかれこういう考え方を持った男性が多かったと思います。
女性は家を守り、男性は外で働く、こういう常識で女性は育てられたので、専業主婦が当たり前でした。そのため、男性の経済力によって女性の人生は変わります。
そういった時代背景から「お金に群がる」女性もいたことは事実です。
でも、賢く素敵な女性ほど、男性を見る目があって、お金だけで射止めることは難しいでしょう。
ですから、最終的に、本当の愛情を勝ち取れるのは、その男性の人間性にかかっているのです。
しかし実際には、外見に自信のない男性が、モテている素敵な女性に自分の人間性を知ってもらうためには、まず第一印象で、女性の興味を惹くだけの目立つ「何か」が必要なのも確かです。
筆者の主観ですが、ホリエモンさんは、少々ぽっちゃりされてはいたものの、とても魅力的なお顔をされていると感じていました。
しかし、このような言葉が出てくるということは、ご自分のことを「イケメンでない」と思っていらっしゃるのでしょうか?
「借金」の教育を学校がしないから、「借金の怖さ」の本当の意味を知らないまま住宅ローンを組むことになります。
固定金利・変動金利の意味もわからないまま長期ローンを組んで、自己破産や払えないローンに生活が圧迫されることになる、という意味でしょう。
【起業における心構え8つ】
(27)(28)の2つの言葉については、能力がある人間は、どんな働き方でも成功ができるし、たとえ失敗してもマイナスにならないよう身の丈に合った働き方をすべきだという意見だと思います。
地道に働く必要性を語っていると思います。
(29)(30)の2つ言葉は、ベンチャーの新規ビジネスは、ルールを作ることから始まります。
ルールを作れる能力がないと起業はできないという意味でもあると思います。
周囲を気にしてばかりの仲良しグループになってしまって、他人のことを推し量ってばかりでは前に進みません。アナザーワールドを作らないとはそういうことではないでしょうか?
多少の犠牲があっても、自分でルールを決めてしまう勇気を持てる人がリーダーになれると思います。
(31)(32)この2つの言葉は次のようなことを意味するのではないでしょうか。
「お金を借りる」の正しい意味を認識した上で、本当にやりたいことがあるなら、自分に投資する勇気を持ちましょう。
しかし、身の丈に合った生活をしないと、貧しさに追い詰められて、破滅していくこともあることも認識した上で覚悟を決める勇気も必要です。
(33)(34)の2つの言葉については次のように思います。
「言霊」をあなたは信じますか?
筆者は、「強く念じて何度も言葉にしていると、本当のことになる」という話を祖母に聞いたことがあります。
だから、ハッタリでも引き受けてしまえば、火事場の馬鹿力で思わぬ実力がでることもあるのです。
控えめなことを美徳とする日本人が多い中、勇気がいることですが、起業するなら、ハッタリ力も必要です。
その代わり、失敗した時の覚悟も必要です。
これは、やりたいことをやる勇気の話ですが、例え失敗してもやった人間だけが得る経験と知識というものもあります。
【窮地に陥ったとき、失敗したときの心構えや覚悟8つ】
窮地に陥ったときに、自分の本当の人望がわかります。本当に信頼できる人とそうで無い人もわかります。
焦ってもどうにもならないときは、流れに任せて落ちるところまで落ちる覚悟をすべきです。人生のそこまで落ちてしまえば、後は這い上がるだけです。
(37)(38)については次のように考えます。
「出る杭は打たれる」ものですから、その覚悟が必要です。
やりたいとことをやるときには、周囲の言葉に振り回されない勇気が必要です。
(39)から(42)までの4つの言葉は次のことを意味すると思います。
新しいことをやるときは、不安はつきものです。
でも、不安があるなら、不安が現実にならないように、一生懸命に走り続けるしかないのです。
その方法が間違っていれば失敗するだけ、失敗したらやり直せば良いだけです。失敗したって失うものはたかがしれています。
大切なことは、失敗したときに何を学ぶかということです。転んでもただでは起きない精神力と洞察力と思考力が必要です。
失敗したら、失敗したことから目を背けずに、逃げずに受け止めましょう。
そうすれば失敗したことから何かを学べるはずです。
ビジネスの第一印象は資金力!資金力がないなら、資金力の担保になる人脈や資格を持とう
資金力が無い人はどうするの?|資金力の担保を用意する
ビジネスの第一印象は資金力です。資金力が信用となるのです。お金が全てです。
資金力のない筆者のような人間は、資金力の担保に、人脈と多数の難関資格を武器にしていました。
実力も資金力もあって既に大きな信頼力や知名度のある人をバックに、紹介してもらうのです。30代の資金力のない女性なんて、誰も相手にしてくれません。
私も、多少自信のない仕事もハッタリで引き受けました。
でも、ハッタリのままにならないように、勉強して実力にし、初めての仕事で信頼を勝ち取れば、後は自分の力でやっていけます。
資金力の担保の効き目は1度だけ
他人の信頼を担保に仕事をもらえるのは1度だけです。そのチャンスを棒に振ったら2度目はないのです。
ゼロから始めたのだから、失敗したらゼロに戻るだけ。
その覚悟で、紹介してくれた方の信頼を裏切らないように、人脈をなにより大切にして、必死にできることをしていきました。
人はいつ何で感謝してくれるかわかりませんが、いつ何で信用を失墜するかもわからないのです。まさに一瞬一瞬が人間力の勝負です。
自分を支える名言を持てる人生を送ろう
筆者の名言集1|~「不幸は幸福の縁を泳ぐ鮎のごとし!」~
「不幸は幸福の縁を泳ぐ鮎のごとし」という言葉があります。筆者の大好きな言葉です。
「幸福の鮎になる」事だけを願って、今できることをやっていたら、いつの間にか幸福の縁に泳ぎ着いているかもしれないのです。これが筆者の唯一の希望でした。
言葉は違いますが、ホリエモンさんの
「やりたいと思うなら、そこで失敗のことなんて考える必要はない。やるかやらないかだけ。もちろん失敗する人もいるが、成功を手にできるのはやった人間だけなのだ」
この言葉と同じように思います。
さまざまな言葉を心の支えに、人生を一生懸命歩んだ人間だけが幸福を手にします。
筆者の名言集2|~「人脈が幸運を運んできてくれる&誰でも良いなら好きな人」~
私は、今、再婚して、社労士事務所は閉めて夫の転勤についてきています。それでも、社労士時代の人脈は続き、ライターの仕事を8年間やってきました。
「人脈が仕事を運んできてくれる」、「誰でも良いなら信頼できる好きな人(思いつく人)」、それなら、「一番に思いつく人になろう」、そう思って筆者は人のご縁を大切に生きています。
ホリエモンさんの「貯金がなくてもいざというときは誰かからお金を借りればいい、もし借りられないなら、それまでの生き方がまちがっていたのだ」という言葉は、
「人脈が仕事を運んできてくれる」「誰でも良いなら信頼できる好きな人」この2つの言葉を逆さまにして表現した言葉だと思います。
筆者の名言集3|~「真面目と気遣いと人柄が信頼を生む」~
仕事は真面目と気遣いと人柄です。これが信頼を生みます。社労士でなくても、ライターで、今まで培った経験が役に立っています。
筆者の名言集4|~「努力や経験は自分を助けてくれる人生の一生の宝となる」~
努力や経験は絶対に無駄にならないのです。きっとあなたの未来を助けてくれます。あなたも自分の名言を語れるような人生を送れるようにがんばってみましょう。
まとめ
「幸福の量は万人に平等なのだそうです。苦しみと同じ量の幸せが用意されている」のだとか。これは、我が家の菩提寺の和尚さんのお言葉です。
それなら、名言を残すべく努力して必死に何かをしてみてはいかがでしょう。
筆者の人生では、離婚も社労士事務所の起業も、今の夫と出会い、ライターとなるための試練だったように思います。
社労士事務所のために得た人脈や資格や知識等は、今ライターの仕事で全てが役立っているから不思議です。人生とは何が起るかわからない不思議なものです。
【引用】
※YouTube|ホリエモン名言集